フードアーティスト諏訪綾子氏の個展を車椅子で観覧し、記憶の珍味を体験しました。会場のバリアフリー状況を紹介します。
本展は2020年1月18日から3月22日までの開催。会場は銀座資生堂地階の資生堂ギャラリー。入場は無料です。

ギャラリーへの通常ルートは、地階への階段路です。本展でも階段途中の踊り場に「記憶の珍味 壺」の展示があります。
車椅子利用者は、中央通りに面する銀座資生堂の正面入口から入り、左手奥の2基のエレベーターで地階へ下ります。

エレベーターを下りると正面に受付があります。そこで本展の参加方法の説明を受けます。
展示室の中央に「記憶の珍味を味わうリチュアル・ルーム」の展示があり、その周囲に8種の「記憶のにおい」が円状に並びます。8種の「におい」をテイスティングして「味わいたいにおい」を選びます。


選んだ「におい」を受付に申告して、その「におい」を解説するシートをいただきます。そして「記憶の珍味をあじわうところ」に向かいます。

ここから先は、現地で体験して下さい。以上、車椅子での観覧、体験は可能です。
「記憶の珍味をあじわうところ」での体験は、一人一人順番に行われます。体験時間は3分前後、交代時間を含めると一人約5分かかります。したがって仮に5人待ちだとすると、5人×5分で25分待ち程度になります。
銀座資生堂ギャラリー「記憶の珍味 諏訪綾子展」は、体験型のアート展です。車椅子での参加は可能です。