車椅子で行く能登~白米千枚田バリアフリー情報

車椅子で行く能登~白米千枚田バリアフリー情報

今や能登観光の代表的なスポットになった、輪島市白米町の棚田、通称「白米千枚田」。その見事な景観は車椅子で楽しめるのか。現地現場のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2017年5月の取材に基づいています。

○車で道の駅を目指す

白米千枚田の車椅子での鑑賞ポイントは「道の駅千枚田ポケットパーク」です。アクセスは車。この道の駅を目指してください。

道の駅千枚田ポケットパークが出来る前は、大型バスが道に車を停めて観光していたそうです。あまりにもひどい、ということで、駐車スペースが先に造られ、2013年に駐車場増設、レストハウス新設、そして展望台が造られて、車椅子でも観光できる施設になりました。

車で道の駅を目指す

○駐車スペースは混雑

大人気の観光スポットです。荒天の日以外は、オールシーズン混んでいると覚悟してください。そもそも崖の上の狭い敷地にある道の駅なので、スペースがありません。普通車の収容駐車台数は50台ほどしかなく、大型観光バスが来ます。

障害者用駐車区画は、入口すぐの場所に2台分あります。混雑時は駐車場誘導スタッフがいるので、駐車場入口で素早く車椅子利用の旨を申告相談して下さい。運よく空いていれば、障害者用駐車区画を利用できます。

白米千枚田」を高台から眺めます

○細長い構造の展望台

駐車場にそって、崖の上が細長く展望台になっています。段差はなくバリアフリーに車椅子で進める展望台です。団体客がいると混雑しますが、細長いのでどこかに空きは必ずあります。千枚田を楽に観られるポジションに進み、ゆっくり名勝を鑑賞して下さい。

海沿いの傾斜地に広がる「白米千枚田」を高台から眺めます。ガイドブックなどに掲載されている、あの風景がバリアフリーに楽しめます。棚田に下りるルートもありますが、もちろん階段。車椅子では展望台から眺めるだけです。

細長い構造の展望台

○道の駅の施設は狭い

絶対的なスペースが狭い施設なので、トイレ、売店、食事処、いずれもスペースに余裕がありません。混雑時は車椅子での利用はやや苦戦します。それでも基本設計はバリアフリーなので、なんとかなります。

食事処はセルフサービス方式。「白米千枚田」でとれたお米のおにぎりが、販売されています。

「白米千枚田」は、稲作の担い手が無く、一時は休耕田になりかけたそうです。現在ではボランティアも参加して、景観が維持されています。

白米千枚田」でとれたお米のおにぎりが

混雑しているとやや苦戦しますが、「白米千枚田」は車椅子での観光が可能です。