表参道ヒルズ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

表参道ヒルズは2006年の開業。安藤忠雄氏の設計で、表参道と同じ傾斜角度のスロープ構造が特徴です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

表参道ヒルズ

○段差解消が進んだテナント店舗

表参道ヒルズ本館の内部は、B2から3Fをつなぐスパイラルスロープが主動線。ほとんどのテナント店舗は、この傾斜スロープに入口があります。開業当初は、スパイラルスロープからテナント店舗へ入る箇所に段差があるお店がほとんどでした。現時点で段差が残るのはごくわずかです。多くのお店は段差解消されました。

 

○スパイラルスロープは車椅子で通行可能

表参道と同じ傾斜角度に設計されたスロープは、傾斜が急に見えますが、実際に車椅子で通行すると、それほどキツイ傾斜ではありません。本館中央の6フロアにわたる吹き抜け空間を巡るスロープ。車椅子での上下階移動は、スロープ利用でも可能です。

ただしスロープはB2まで。B3へはエレベーターの利用になります。

表参道ヒルズ クリスマス2021

○エレベーターは2系統

本館内にエレベーターは2系統。3FからB3までの系統と、3FからB4までの系統があります。スパイラルスロープのおかげか、混雑時でも極端に混むことは少ないエレベーターです。

○バリアフリートイレは2か所

バリアフリートイレは、2FとB3の2か所にあります。綺麗な設備のトイレです。

○地下駐車場はB4

地下駐車場はB4フロア。車椅子で乗降しやすいワイド設定の機械式です。

表参道ヒルズ 

身障者用の平置き駐車スペースもあります。利用したい場合はスタッフにリクエストしてください。

表参道ヒルズ 

この駐車場は頻繁に入庫待ちが発生します。表参道から左折入路するところでの入庫待ちで、おおよそ20分待ちになります。

表参道ヒルズ 

○「スペースオー」はB3

楽しいイベントが開催される「スペースオー」はB3です。会場内はフラット構造。車椅子での参加が可能なイベントがほとんどです。B3なのでスパイラルスロープはありません。車椅子ではエレベーターを利用してください。

表参道ヒルズ 

○西館の地下へは階段のみ

表参道ヒルズは「本館」「西館」「同潤館」の3棟で構成されます。「本館」はスパイラルスロープとエレベーターの利用で、車椅子での上下階移動が可能。「同潤館」は2Fと3Fで「本館」から横に移動できます。

表参道ヒルズ

決定的なバリア構造箇所は「西館」の地下。地下を利用したショップが3店舗ありますが、階段でしか行くことができません。

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○ショップ内のバリアフリー化は進行中

物販店、サービス店、グルメ店。各テナントショップ内のバリアフリー状況は、年々改善されている印象を受けます。もちろん、通路の狭いお店や、車椅子で利用できない高いテーブルのグルメ店などもあります。ただ2006年の開業当初よりも、車椅子利用者への配慮が進んでいることは間違いありません。

坂道に建ち、同じ傾斜角度のスパイラルスロープがある構造ですが、表参道ヒルズは車椅子で利用可能です。

(本稿は2018年に初稿を執筆し、2021年11月に加筆修正しました)