新しくなった松本市立博物館。アクセスは松本駅から徒歩15分の案内です。博物館に一般来館者用の駐車場はありませんが、無料の身障者用駐車スペースが2台分用意されています。場所は大名通りの反対側、細長い構造の博物館建物の奥にあります。利用予約はできません。空いていれば自由に使用する運用ルールです。
身障者用駐車スペース側からは長いスロープを上がりエントランスに進みます。
エントランスはフラットで幅広い自動ドアです。
新しい松本市立博物館は3フロア構造。1Fはパブリッスペースと総合受付など。2Fは特別展示室と図書情報室、3Fが常設展示室です。常設展と特別展は有料ですが観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名は無料に減免されます。
バリアフリートイレは各階に用意されています。下の写真は1Fのバリアフリートイレ。スペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。
館内はエレベーターを利用して上下階移動できます。吹き抜け空間は伝統工芸のてまりによる「松本てまりモビール」です。
エレベーターは1基。大型の車椅子が入るサイズです。
大きなガラス窓から松本城など市内の景観が楽しめます。
2Fの特別展示室、3Fの常設展示室ともに展示室内はフラットでスペースに余裕があります。車椅子で問題なく観覧できる展示室です。
常設展示室は8つのテーマで構成されます。さらに「井戸端のような」休憩エリアもあります。
新しくなった松本市立博物館はバリアフリーな施設です。
(本稿は2024年3月に執筆しました)
信州の近代がテーマの「松本市歴史の里」を別稿で紹介しています。ご参照ください。