松本市美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

車椅子で行く松本 松本市美術館 バリアフリー情報

松本市美術館は車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

2002年に開館した美術館です。建物の外観およびエントランス周辺は、地元出身のアーティスト草間彌生氏の作品を展示。外観がとても目立つ美術館です。館内に入る前に、記念撮影をする箇所が数多くあります。

アクセスは車が便利です。無料駐車場が用意されています。入場は右折でも可。身障者用駐車区画は2台分用意されています。駐車場から美術館エントランスまで段差はなく、車椅子で問題なく移動することができます。

「松本市美術館」は常設展があり、企画展が開催されることもあります。入館料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。1Fエントランスの受付で入館手続きを行ってください。

館内にはバリアフリートイレがあり、エレベーターが1基あります。施設全域、車椅子での利用に大きな問題はありません。

3F常設展フロアのバリアフリー状況です。エレベーターで3Fへ上がります。3Fには常設展示室が2室と、画家「田村一男記念展示室」と書道家「上條信山記念展示室」、他にコレクション展示コーナーが2か所、そして図書室があります。

フラットでスペースに余裕があるので、いずれも車椅子での見学は可能です。3Fにバリアフリートイレがあります。

常設展室Cは「草間彌生常設展示」です。工夫された展示で、とても面白い。車椅子で楽しく鑑賞できます。

3F内の渡り廊下の壁面や、館内階段通路の側面などに、草間デザインを多用。館内を移動する際にも、草間彌生氏の世界に浸ります。

1Fにはミュージアムショップがあります。多種多様な商品が並びますが、目を引くのは草間アート関連の企画商品。ショップはスペースに余裕があり、車椅子で快適に移動できます。1Fにもバリアフリートイレがあります。

バリアフリーで上品な施設です。「草間彌生常設展示」の他にも、見る価値の高い常設展示や特別展示があります。「松本市美術館」は車椅子で利用できます。

松本城公園内にある「松本市立博物館」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2019年1月の取材に基づいています)