山梨県笛吹市の桔梗屋本社工場は「桔梗信玄餅工場テーマパーク」。工場見学、アウトレット店舗、グルメ店などがある、山梨県を代表する人気の観光スポットです。ただし工場見学コースは段差や階段があるため、車椅子では参加できません。
コロナ禍以前の年間来場者数は160万人以上でしたが、2020年以後は様々なコロナ対策が実施されています。
2022年2月時点でのコロナ対策の状況です。人気の工場見学は、2020年2月末から中止されています。
お菓子の詰め放題は再開されていますが、一度手に取ったお菓子は戻せない「新ルール」に変わっています。
直営店舗「テーマパークカフェ」「水琴茶堂」「イタリアントマトカフェ」は休業しています。お出かけの前に最新状況を確認してください。
駐車場のバリアフリー状況です。工場の舗装された前庭が無料駐車場になっています。身障者用駐車区画は、工場棟の入口近くに1台分と、
「お弁当激安コンビニ」」の手前に2台分あります。
工場棟のバリアフリー状況です。工場棟の出入口は段差回避スロープが設置されています。ここから館内に入ると、正規品を販売するショップが営業しています。
入口の横の通路を進むと神社「餅ころの社」が鎮座しています。ここはバリアフリーではありません。段差がある路面を通行します。
工場棟内にバリアフリートイレがあります。桔梗屋信玄餅工場テーマパーク内のバリアフリートイレはここだけです。
スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。
「社員特価販売1/2」のバリアフリー状況です。アウトレットショップです。店舗の出入口はスロープが設置されています。
店内はフラット構造で、通路の幅は余裕があります。店内のトイレは一般トイレだけでバリアフリートイレはありません。夕方になると、売れ残った商品が、アウトレット価格の半額になることがあります。
売り場の横に、狭いながらもフリーテーブルなどが置かれるスペースがあり、自由に飲食できます。
「グリーンアウトレット1/2」のバリアフリー状況です。この売り場も出入口もスロープ構造です。車椅子で問題なく通行できます。
一番人気の「お菓子の詰め放題」は、ここで開催されます。混雑対策に整理券が配布されます。ほとんどの日は、朝一番ですぐに整理券はなくなります。整理券を確保出来れば、車椅子での詰め放題参加は可能です。
「グリーンアウトレット1/2」は、そもそもは桔梗屋グループの自社栽培野菜の規格外品のアウトレットコーナーで、店内は産直ショップのように平台に野菜が並び販売されていましたが、コロナ対策で詰め放題コーナーと酒類売り場だけに変わっています。自社栽培野菜は、「社員特価販売1/2」に移動しました。
「お弁当激安コンビニ」のバリアフリー状況です。この棟が出来る前は、お弁当は「社員特価販売1/2」で販売されていました。出入口は段差回避スロープが設置されています。
小型のCVSというイメージの店舗で、ボリュームがあるお弁当を安く販売しています。店内の通路は広くはありませんが、小さな店舗なので空いていれば車椅子での買い物は可能です。夕方になると、売れ残りのお弁当が、激安価格の半額になることがあります。
コロナ禍以前の営業時間を紹介します。工場見学およびアウトレット店は朝9時から、飲食店は10時以後からの営業です。夕方は、飲食店は原則15時までの営業。工場見学の最終組は16時出発。「社員特価販売1/2」と「グリーンアウトレット1/2」は17時頃まで。正規品を販売しているショップと「激安お弁当コンビニ」が18時頃までの営業です。
「お菓子の詰め放題」に参加したい場合は朝一番の来場。アウトレットの最終激安品なら16時以後が狙い目です。コロナ対策実施中です。最新の状況を確認してお出かけください。
「桔梗信玄餅工場テーマパーク」は、段差にスロープ対応している箇所が多い施設ですが、店舗内に入ればフラットな構造なので、車椅子で買い物が楽しめます。
桔梗屋さんがプロデュースしている「山梨県立フラワーセンター・ハイジの村」の情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2022年2月に加筆修正しました)