山梨県 道の駅みとみ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

山梨県山梨市の「道の駅みとみ」は、1998年に開業した施設です。埼玉県との県境、山梨県の北の玄関口にあります。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年10月の取材に基づいています。

道の駅みとみ

○施設の全体概要

大型施設です。農産物と物産品が販売される売店と、セルフサービスの食事処、情報コーナー、大小2棟のトイレ棟で構成されます。

高低差のある立地で、駐車場と施設はスロープでむすばれます。

施設内全域の路面に小さな段差があります。細かい段差解消改修は行われていません。車椅子では常に気をつけて通行する必要があります。

施設の全体概要

○駐車場のバリアフリー状況

舗装路面の正駐車場と、隣接して未舗装の臨時駐車場があります。

正駐車場は低地にあり、施設にはスロープを上ります。臨時駐車場はほぼ施設と同じ高さにあります。しかしながら臨時駐車場の未舗装路面は、車椅子での移動が困難なほどの荒れ方なので、車椅子利用者は正駐車場の利用をお薦めします。

駐車場のバリアフリー状況

正駐車場には屋根無しで2台分の障害者駐車区画があります。

障害者駐車区画に隣接してスロープがあり、施設へ上ることが出来ます。スロープの傾斜はそれほど急坂ではありません。一般的な車椅子利用者なら通行できます。

駐車場のバリアフリー状況

○障害者用トイレの状況

施設棟を正面から見て、右側に小さなトイレ棟、左側に大きなトイレ棟があります。

小さなトイレ棟には、独立した個室の障害者用トイレがあります。このトイレは狭く、車椅子が入るかギリギリのサイズです。今回取材時は「故障中」という掲示で使用禁止になっていました。

大きなトイレ棟の障害者用トイレは、男女別トイレの中にそれぞれ1つあります。位置は男女別トイレの中へ数歩入った正面。異性介護では困る構造のトイレです。ただし洗面台は個室内にあります。

今回取材時の状況では、近年設備更新された気配はないトイレで、老朽化が目立ちました。ウォシュレットやユニバーサルベッドなどの付加設備は何もありません。

障害者用トイレの状況

○売店のバリアフリー状況

農産物と物産品が販売される売店は大型店舗です。店舗内はフラットで店内の通路は車椅子で通行できる幅が確保されています。店舗内は車椅子での利用に大きな問題はありません。

売店のバリアフリー状況

しかし店舗前のスペースや通路には、小さな段差や路面の経年劣化によるデコボコが数多くあります。車椅子では路面状況をよく見て移動する必要があります。

売店のバリアフリー状況

○食事処のバリアフリー状況

食券制テイクアウト方式です。飲食コーナーの手前側は、カウンター席など車椅子で利用できない席です。一般的なテーブル席は奥にあります。

食事処のバリアフリー状況

食事処の入口には「風間深志」氏のコーナーがあります。

風間深志氏のコーナー

「道の駅みとみ」は、未舗装、傾斜、小さなデコボコなどに注意して車椅子で利用してください。売店は、1998年の開業施設としては、大型ショップです。

山梨県バリアフリー観光情報 車椅子から観る 広瀬ダム

山梨県山梨市の「広瀬ダム」には、車椅子で利用出来る広場があります。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2019年10月の取材に基づいています。

広瀬ダム

○アクセスは車

笛吹川の上流にある人造湖です。埼玉県との県境に近い大自然の中です。

道路事情は良く、山梨県側からでも埼玉県側からでも、見通しの良い道でアクセスできます。

公園スペースがあり、大型バスの駐車区画もある広い無料駐車場があります。普通車は20台以上を収容します。

アクセスは車

○障害者用トイレあり

駐車場にはトイレがあり、障害者用トイレがあります。

トイレ棟の前に障害者用駐車区画が1台分あります。

障害者用トイレ

○記念碑などが建つ広場

駐車場に隣接して広場があります。舗装されたフラットな広場で、車椅子での移動に問題はありません。

記念碑などが建つ広場

記念碑などが建つ広場

記念碑などが建つ広場

記念碑などが建つ広場

○各所からダムを眺める

広場の周囲からダムを眺めることができます。

管理事務所へと続くルートもフラットな舗装路で、車椅子で通行できます。公園スペースの各所から、ダムや奥秩父山地の風景を鑑賞することができます。

広場の周囲からダムを眺めることができます

広場の周囲からダムを眺めることができます

広場の周囲からダムを眺めることができます

広瀬ダムの広場周辺は、車椅子で景観を楽しめる観光スポットです。

山梨県 道の駅 花かげの郷まきおか 車椅子バリアフリー情報

山梨県牧丘町の「道の駅花かげの郷まきおか」は、2000年に開業した施設です。車椅子からみたバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年10月の取材に基づいています。

施設の全体概要

○施設の全体概要

「はなかげの郷」とは、ご当地出身作詞家の童謡「花かげ」にちなんだ名称です。

産直ショップ、物産ショップ、テイクアウトの軽食コーナー、独立トイレ棟があります。

同一敷地内には「牧丘郷土資料館」と「彩甲斐公園」がある施設です。

道の駅花かげの郷まきおか

○駐車場の状況

68台を収容する駐車場があり、障害者用駐車区画は屋根無しで2台分あります。

障害者用駐車区画は屋根無しで2台分

障害者用駐車区画は屋根無しで2台分

傾斜地に建つ施設で、駐車場と施設棟は高低差があり階段で上ります。

車椅子では障害者用駐車区画裏側にある、段差回避スロープを利用します。傾斜角度は強くはありません。一般的な車椅子利用者なら通行可能なスロープです。

一般的な車椅子利用者なら通行可能なスロープ

○障害者用トイレの状況

トイレは独立棟だけで館内にはありません。

障害者用トイレは男女別トイレの中に各1つあります。入口ではなくトイレの中なので、異性介護での利用は難しい場所です。

今回取材時の状況では、トイレの設備は長年更新された様子はなく、老朽化が目立つトイレでした。

障害者用トイレの状況

○ショップのバリアフリー状況

規模は小さい売店です。

一棟の中に物産品コーナーと農産物コーナーがありますが、売り場は手動ドアで仕切られた構造で、会計は別々です。

物産品コーナー側の出入口はタッチ式の自動ドアです。床面の段差は気にならない程度です。

農産物コーナーの出入口は手動ドアです。床面には少し気になる程度の小さな段差があります。

両コーナーとも店内は狭く通路幅に余裕はありません。車椅子での移動はギリギリの通路幅です。店内の床面はフラットです。

ショップのバリアフリー状況

○軽食コーナーのバリアフリー状況

食券を買い、カウンターで注文して商品を受け取ります。

ショップに比べてスペースの余裕はありますが、カウンター席のようなテーブルと椅子席があり、車椅子で利用できるテーブル席は少数です。

 

○牧丘郷土資料館のバリアフリー状況

明治9年に建てられた学校の校舎を利用した施設です。

山梨県の各地にある、当時の県令「藤村式」和洋折衷様式の校舎です。

入口は階段でスロープはありません。内部も段差がある構造です。

牧丘郷土資料館のバリアフリー状況

有料の資料館ですが障害者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。

障害者減免制度

前庭空間には校歌が刻まれた碑など、いくつかの石碑があります。ここは車椅子で鑑賞出来るフラットな屋外スペースです。

いくつかの石碑があります

○彩甲斐公園のバリアフリー状況

道の駅の裏山を利用した公園です。ここは県境に近い場所。「彩」は埼玉のことです。

公園には長い階段を上がります。段差回避ルートはありません。

彩甲斐公園のバリアフリー状況

「道の駅花かげの郷まきおか」は、車椅子で利用できる範囲が限られる施設です。特に異性介護のトイレ利用は難しいので注意して下さい。