お台場でもっとも新しい大型商業施設「ダイバーシティ東京」。新しいだけにバリアフリーレベルは、お台場でトップレベルの施設です。ダイバーシティ東京のバリアフリー状況を紹介します。
電車でも車でも、車椅子でのアクセスが良好です。お台場駅方面からは、シンボルプロムナードからの陸橋通路からそのまま3F「台場駅ゲート」で入館可能。もう少し進んでフェスティバル広場からも、2F「フェスティバルゲート」でバリアフリーに入館できます。東京テレポート駅方面からは、車椅子ではやや面倒なコースになりますが、1F「東京テレポート駅ゲート」から入館。また首都高を渡る横断歩道には、エレベーター付きの陸橋があります。

車でのアクセスも便利です。お台場のなかでは、もっとも大きく満車になり難い専用駐車場があります。満車の場合でも回転が早い駐車場です。
車椅子専用駐車スペースが1Fにあります。そこを利用しなくても、各駐車場フロアからそのまま横移動で商業ゾーンに移動できる設計なので、どのフロアに駐車しても、車椅子で利用しやすい駐車場です。5F以上のフロアは中階フロアがあり、その場合はエレベーター利用になりますが、不便ではありません。
三井系の施設なのでカードによる駐車料金の減免サービスがあります。買い物金額に応じたサービスもあるので、駐車料金としても、お台場では割安感のある施設です。

商業施設としては2Fから7Fの構造です。混雑時の車椅子での上下階移動が懸念されますが、ダイバーシティ東京はエレベーターが3系統あり、エスカレーターも3系統あります。大多数の健常な方はエスカレーターに流れてくれます。上下移動のエレベーター待ちが少ない設計です。

バリアフリートイレが全階にあり、一般商業ゾーンの2階から6階までのフロアには、バリアフリートイレが2か所設置されています。ユニバーサルベッドを備えたバリアフリートイレもあります。
しかも赤ちゃん用のルームや、子供用のトイレが別にある設計です。お台場はファミリー層に人気ですが、これだけトイレがあれば、ベビーカーが多くても混雑がかなり回避できます。

バリアフリー設計なダイバーシティ東京ですが、週末のランチタイムは飲食店が混みます。レストランはバリアフリー設計のお店が多いのですが、人気店は行列ができます。広いフードコートも大変な混雑で、車椅子での通路通行は苦戦し、席をとるのも大変です。車椅子利用者には、混み日、混み時間の飲食利用は、なるべく避けることお薦めします。

お台場エリアはすべてが新しいような気がしますが、初期の施設は2000年以前の設計です。ダイバーシティ東京は、多種多様なカスタマーの利便性を追求している、新しいバリアフリー施設です。
(本稿は2017年の取材に基づいています)