お台場 パレットタウン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都江東区青海、お台場の「パレットタウン」は、車椅子で利用出来る施設です。ただし注意すべき点もあります。車椅子での利用に役立つ現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2019年8月の取材に基づいています。

○palette town(パレットタウン)の5つの施設

現在5つの施設が営業しています。

商業施設の「Venus Fort(ヴィーナスフォート)」。トヨタのショールーム「MEGA WEB(メガ・ウェッブ)」。「大観覧車」。ライブホール「Zepp Tokyo」。そして「team Lab(チームラボ)」。

各施設別に車椅子での利用に役立つ情報を紹介します。

palette town(パレットタウン)の5つの施設

○Venus Fortのバリアフリー状況

3フロア構造の物販とグルメの商業施設です。改修が進み、施設全体に車椅子利用上の大きな問題はありません。

障害者用トイレは各フロアに用意されています。上下階移動はエレベーターがあります。

2Fの「Venus GRAND」フロアは、石畳をイメージした小さなデコボコがある床面です。車椅子で移動すると、ゴツゴツと小さな衝撃がきます。

Venus Fortのバリアフリー状況

○MEGA WEBのバリアフリー状況

MEGA WEBは3つの施設から構成されます。

「Venus Fort」の2Fにある「ヒストリックガレージ」は、往年の名車の展示などがある無料施設です。2フロア構成で施設内に専用エレベーターがあります。障害者用トイレの用意もあります。全ての展示は車椅子で見学が可能です。

ヒストリックガレージ

メイン施設の「トヨタシティショーケース」は、2フロア構成のショールームと有料で試乗が出来る「ライドワン」があります。エレベーターは1基あり車椅子で上下階移動が出来ます。障害者用トイレは1Fにあります。「ライドワン」での福祉車両「ウエルキャブ」の試乗は、無料で出来ます。

トヨタシティショーケース

子供向けの試乗施設「ライドスタジオ」には、足の不自由な人でも手で運転ができる「カマッテ」が導入されています。小学生3年生以上が試乗できます。試乗には障害者手帳の提示が必要で、試乗料金は100円、15分間の試乗です。

MEGA WEBのバリアフリー状況

○大観覧車のバリアフリー状況

大観覧車のゴンドラ64台の内2台が車椅子仕様です。車椅子で乗降する場合は、大観覧車を停止して乗降します。

車椅子で利用する場合は介助者が必要とされます。本人の利用料は減免されませんが、介助者の利用料金は無料に減免されます。

大観覧車のバリアフリー状況

○Zepp Tokyoのバリアフリー状況

車椅子で会場内に入ることが出来ます。また障害者用トイレは用意されています。

これまでの情報によると、ほとんどの場合、最前列などが車椅子用のスペースとして用意されています。

会場内の状況はそのライブ次第なので、詳しくは主催者側に個別に照会してください。

Zepp Tokyoのバリアフリー状況

○team Labのバリアフリー状況

現在のところチームラボは電動車椅子での入場は不可です。貸出する車椅子に乗り換えます。

また観覧料は障害者手帳の提示で本人が無料に減免されます。そのため、混雑時に予約がなくても障害者は入場可能です。

以上の2点は、その是非が問題になっているので、今後運用ルールが変わるかもしれません。

また車椅子ではアスレチックエリアなど、一部のエリアは鑑賞できません。これは施設の構造的な問題です。

施設内に障害者用トイレはあります。

演出上、大きな音やフラッシュ光があります。そういう刺激に問題のある方は、注意して下さい。

お台場 パレットタウン 

○徒歩でのアクセス上の注意点

北側の東京テレポート駅方面から徒歩でアクセスする場合は、連絡ブリッジはありません。メインエントランスは2Fです。エスカレーターの横にあるエレベーターを利用します。

徒歩でのアクセス上の注意点

センタープロムナードからアクセスする場合は「スパイラルウォーク」で直結します。「Venus Fort」の2Fにある「ヒストリックガレージ」の横につながります。車椅子での移動が出来るフラットルートです。

スパイラルウォーク

スパイラルウォーク

スパイラルウォーク

南側の青海駅方面から徒歩でアクセスする場合は、横断歩道で道路を渡り2か所ある「エレベーター入口」から入館し、エレベーターで2Fへ移動します。直接「Venus Fort」1Fへ行くことはできません。

 

○駐車場の注意点

駐車場は2か所あります。

一つは「Venus Fort」の屋上。もう一つは「team Lab」の下の1Fと2F部です。それぞれ入口が異なる、横移動はできない別の駐車場です。

どちらの駐車場にも障害者用駐車区画の用意があります。

どちらの駐車場も「Venus Fort」の施設利用金額に応じた駐車料金の減免サービスがあります。「Venus Fort」以外の施設の利用での減免サービスはありません。

雨天の場合は、「Venus Fort」の屋上駐車場には、屋根は全くありません。「team Lab」の下の駐車場から他の施設に移動する間に、屋根のない区間があります。

駐車場は2か所あります。

お台場の「パレットタウン」は、各施設にそれぞれの車椅子への配慮があります。

アクアシティお台場 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都港区台場の「アクアシティお台場」は、車椅子で利用出来る商業施設です。ただし注意すべき点もあります。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年8月の取材に基づいています。

 

○施設の全体概要

2000年に開業した施設です。玄関口となるメインフロアは3Fです。

3Fへは台場駅からブリッジで直結します。

デックス東京ビーチ経由で3Fに直結します。

また海浜公園駅、りんかい線の東京テレポート駅方面からも、デックス東京ビーチ経由で3Fに直結します。

デックス東京ビーチ経由で3Fに直結します。

デックス東京ビーチ経由で3Fに直結します。

デックス東京ビーチ経由で3Fに直結します。

海浜公園側からも、公園のエレベーターで連絡デッキに上がり、そこから3Fへ直結します。

デックス東京ビーチ経由で3Fに直結します。地上から1F館内へは、フジテレビ側の出入口から段差なく出入り出来ます。

駐車場は4Fから屋上の7Fまでの4フロアです。

各階に障害者用トイレがあります。現時点ではオストメイト対応トイレは1Fだけ。トイレ内に大型のベッドは配置されていません。

エレベーターは西の1系統、中の1系統と、東の3系統、計5系統あります。

施設全体としては車椅子利用での決定的な問題はありませんが、以下の点に注意して下さい。

デックス東京ビーチ経由で3Fに直結します。○駐車場と「中エレベーター」の利用

4F以上にある駐車場フロアと、一般商業フロアの高さが違い、段差構造になっています。

そのため、主に駐車場フロアへの利用を前提にした「中エレベーター」を利用して4F以上のフロアで下りると、エレベーターから一般商業フロアへは階段で移動することになります。車椅子での館内上下階移動の際には、「中エレベーター」は注意して利用してください。

駐車場を利用する場合の注意点です。障害者用駐車区画は4Fに用意されています。その近くにあるスロープ路で4Fの一般商業フロアに移動できます。

6F及び屋上7Fの駐車場も、一般商業フロアに移動できるスロープ路があるので、車椅子でもなんとか利用できます。

5F駐車場フロアからは、階段ルートしかありません。車椅子利用者は5Fの駐車は避けて下さい。

アクアシティお台場

○「東エレベーター」とフロア間移動

アクアシティお台場は、2棟の建物に分かれていると考えた方が、構造が理解できます。

「西」および「中」エレベーターのエリアと、「東」エレベーターのエリアは、別棟のイメージです。3Fと4Fの2フロアだけ連結しています。

それ以外のフロア、1F、5F、6Fは分断されて、2棟間のフロア間移動は出来ません。また「東」エレベーターのエリアは、7F屋上部がありません。

したがって車椅子で3F及び4Fから別のフロアへ上下階移動をする場合は、利用したい施設がある棟のエレベーターを利用して下さい。

アクアシティお台場

○手動ドアが多い

3Fフロアには、連絡デッキに通じる数多くの出入口があります。

そのほとんどは車椅子で通行しにくいタイプの手動です。自力走行が全くできない人の場合は、介助者が2名欲しいタイプの押し開きドアです。

手動ドアの通行が難しい場合は、3Fの東西にある自動ドアの出入口を利用して下さい。

連絡デッキに通じる数多くの出入口

連絡デッキに通じる数多くの出入口

また「アクアシティお台場神社」がある7F屋上部の、エレベーターホールからの出入口も、同様の手動ドアが2枚あります。ただしその先の段差は回避できるスロープが用意されています。

アクアシティお台場神社」がある7F屋上部の、エレベーターホールからの出入口

アクアシティお台場神社」がある7F屋上部の、エレベーターホールからの出入口

○屋上のバリアフリー状況

「アクアシティお台場神社」の参拝場所へのルートはスロープ構造です。車椅子での参拝は可能です。アクアシティお台場神社

アクアシティお台場神社

現在屋上で営業しているバーベキューパークも、段差解消スロープ箇所があるので車椅子で利用可能です。ただし屋上にはトイレがないので、前出の手動ドアを通り、エレベーターで他のフロアのトイレに移動する必要があります。

バーベキューパーク

○段差のあるグルメ店がある

現時点では、レストランなど複数のグルメ店内に段差があります。店舗入口に一段ある構造の店舗が目立ちます。この先改装されて段差がなくなる店舗が増えることが予想されますが、利用したい店舗がある場合は、店内の段差の状況を事前に確認されることをお薦めします。

 

○6F屋内休憩スペースはバリアフリー

アクアシティお台場は人気施設。週末は混みあいます。

3Fの海側デッキには数多くのベンチが置かれ、自由に利用することが出来ます。

屋内で休憩したい場合、1Fのフードコートコーナーは、大変混みあうことが多く、場所取りが大変です。

現在、6F西エリアの一部が、フリーテーブルが置かれた休憩スペースに開放されています。フラットでスペースに余裕があるので車椅子で利用しやすい休憩スペースです。

6F屋内休憩スペースはバリアフリー

アクアシティお台場を車椅子で利用する際には、エレベーターの選択、駐車場フロアの選択、出入口のドアの選択、グルメ店の選択に注意して下さい。

お台場ヴィーナスフォート「呼応する生命の樹」バリアフリー情報

○無料で遊べるチームラボ

お台場ヴィーナスフォートの2F「オリーブ広場」に、2018年12月1日から2019年2月下旬までの間、アート集団「チームラボ」による「呼応する生命の樹」が展示されます。チームラボの作品が無料で遊べます。

ヴィーナスフォートは車椅子で利用できる施設。「呼応する生命の樹」の周辺は車椅子で移動可能です。

お台場ヴィーナスフォート「呼応する生命の樹

○叩くと色が変わる、音が鳴る、

「呼応する生命の樹」は、高さ8m、直径6mの光のツリーです。球体を人が叩くことで、発光する色が変わり、色にあった音色を響かせる、インタラクティブなアートです。

お台場ヴィーナスフォート「呼応する生命の樹

「呼応する生命の樹」は車椅子から叩くことが出来ます。かなり力を入れて叩いている人もいましたが、「呼応する生命の樹」はビクともしません。

お台場ヴィーナスフォート「呼応する生命の樹

○噴水広場でも特別演出

ヴィーナスフォート2Fでは、冬のイルミネーション企画を実施。「噴水広場」にも、「呼応する生命の樹」に連動する球形のディスプレイが飾られ、30分毎に特別演出があります。

お台場ヴィーナスフォート「呼応する生命の樹

お台場ヴィーナスフォート「呼応する生命の樹

○路面はデコボコ箇所も

ヴィーナスフォート2Fは、ヨーロッパの街並みをイメージした空間。そのため路面が石畳風にアレンジされている箇所があり、車椅子で通行すると少しゴツゴツすることがあります。

また施設全体が古い設計で、今どきのバリアフリー施設ではありません。車椅子で利用できますが、慎重な行動が必要です。

お台場ヴィーナスフォート「呼応する生命の樹

○週末の駐車場は混む

車椅子利用者は、ヴィーナスフォートは車でのアクセスが便利です。屋上が駐車場ですが週末の午後は混みます。障害者用駐車区画の用意はありますが、満車のことが多く苦労します。11時開店の施設ですが、週末は午前中からの利用をお薦めします。

お台場ヴィーナスフォート「呼応する生命の樹

「呼応する生命の樹」は車椅子から叩くことが出来て、色と音色の変化を楽しめます。