お台場Kawasaki Robostage 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

カワサキロボステージは東京都港区台場、トレードピアお台場1Fにある川崎重工業のロボットショールームです。ワンフロアの小さな展示場で入場は無料。似顔絵を描いてくれるロボットなどがあり、スタッフが案内して下さいます。

お台場Kawasaki Robostage

出入口は自動ドアで展示室はフラットな構造。車椅子で見学ができるショールームです。来館者用の駐車場はありません。車椅子でアクセスする場合は、お台場特有の段差のある街の構造にご注意ください。台場交差点に面したビルで、交差点の歩道からアクセスできます。お台場クロスウォークを利用した場合は、エレベーターを利用してアクセスできます。

お台場Kawasaki Robostage

お台場Kawasaki Robostageは、車椅子で見学できるミニショールームです。

(本稿は2024年1月に執筆しました)

別稿で「お台場フジテレビはちたま車椅子見学ガイド」を掲載しています。ご参照ください。

お台場シンボルプロムナード公園のアジサイ 車椅子散策ガイド

東京お台場のシンボルプロムナード公園周辺は、白い紫陽花「アナベル」の名所です。ただしアナベルは階段や段差の周辺に咲きます。車椅子でアナベルが鑑賞できる散策コースを紹介します。

お台場のシンボルプロムナード

車椅子でのモデルルートのご紹介です。

お台場のシンボルプロムナード

「センタープロムナード」の「出会い橋」の階段周辺からスタートするルートで紹介します。傾斜地いっぱいにアナベルが植栽され、傾斜地が白い絨毯のようになります。

お台場シンボルプロムナード公園のアジサイ 「クロスウォーク」方面から、あるいは「ヴィーナスフォート」方面から、「センタープロムナード」下を通る道路の歩道を進んでください。「出会い橋」の4脚どの場所もアナベルの植栽地。下からじっくり白い絨毯を鑑賞してください。

次は「センタープロムナード」の花壇を鑑賞します。下の道路からは、東京テレポート駅方面のエレベーターなどで「センタープロムナード」へ上がります。

センタープロムナード

「ダイバーシティ」や「ヴィーナスフォート」の中からも、上へ移動できます。「センタープロムナード」の中央部は四季折々のお花が楽しい花壇。アナベルもありますが普通の紫陽花、ラベンダーなど他のお花もあります。歩行路はバリアフリーです。車椅子での紫陽花鑑賞に大きな問題はありません。

「水の広場公園」へ移動します。青海駅の南側、海沿いにある公園です。

お台場のシンボルプロムナード

「センタープロムナード」から青海駅へは、デッキでバリアフリーに結ばれます。「MEGWEB」の横を通り、青海駅改札を通過して海側へ。そこにエレベーターがあるので、デッキから道路に下りてください。そこが「水の広場公園」の入口です。アナベルと普通の紫陽花、若干他の花木類もあります。海沿いの細長い公園です。

シンボルプロムナード公園のHPでは、もう一か所「セントラル広場」の南側が紫陽花の植栽地として紹介されています。臨時駐車場の横の通路の両端に、アナベルが咲くスポットです。他のスポットに比べると小規模な群生です。

お台場シンボルプロムナード公園といえば、チューリップやコスモスが有名で、紫陽花は知られていませんが、車椅子でも階段を迂回して、アナベル鑑賞を楽しめます。特にアナベル好きの方には、お薦めの穴場スポットです。

(本稿は2017年6月の取材に基づいています)

お台場 パレットタウン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

※MEGA WEBとZepp Tokyoは、2021年12月に閉館。次いでVenus Fortは2022年3月に閉館。他の施設も2022年8月末で閉館となりました。以下は2019年の状況です。

東京都江東区青海、お台場の「パレットタウン」は、車椅子で利用できる施設です。ただし注意すべき点もあります。車椅子での利用に役立つ現地のバリアフリー状況を紹介します。

○palette town(パレットタウン)の5つの施設

現在5つの施設が営業しています。

商業施設の「Venus Fort(ヴィーナスフォート)」。トヨタのショールーム「MEGA WEB(メガ・ウェッブ)」。「大観覧車」。ライブホール「Zepp Tokyo」。そして「team Lab(チームラボ)」。

各施設別に車椅子での利用に役立つ情報を紹介します。

palette town(パレットタウン)の5つの施設

○Venus Fortのバリアフリー状況

3フロア構造の物販とグルメの商業施設です。改修が進み、施設全体に車椅子利用上の大きな問題はありません。

バリアフリートイレは各フロアに用意されています。上下階移動はエレベーターがあります。

2Fの「Venus GRAND」フロアは、石畳をイメージした小さなデコボコがある床面です。車椅子で移動すると、ゴツゴツと小さな衝撃がきます。

Venus Fortのバリアフリー状況

○MEGA WEBのバリアフリー状況

MEGA WEBは3つの施設から構成されます。「Venus Fort」の2Fにある「ヒストリックガレージ」は、往年の名車の展示などがある無料施設です。2フロア構成で施設内に専用エレベーターがあり、バリアフリートイレの用意もあります。全ての展示は車椅子で見学が可能です。

ヒストリックガレージ

メイン施設の「トヨタシティショーケース」は、2フロア構成のショールームと有料で試乗が出来る「ライドワン」があります。エレベーターは1基あり車椅子で上下階移動が出来ます。バリアフリートイレは1Fにあります。「ライドワン」での福祉車両「ウエルキャブ」の試乗は、無料で出来ます。

トヨタシティショーケース

子供向けの試乗施設「ライドスタジオ」には、足の不自由な人でも手で運転ができる「カマッテ」が導入されています。小学生3年生以上が試乗できます。試乗には障害者手帳の提示が必要で、試乗料金は100円、15分間の試乗です。

MEGA WEBのバリアフリー状況

○大観覧車のバリアフリー状況

大観覧車のゴンドラ64台の内2台が車椅子仕様です。車椅子で乗降する場合は、大観覧車を停止して乗降します。

車椅子で利用する場合は介助者が必要とされます。本人の利用料は減免されませんが、介助者の利用料金は無料に減免されます。

大観覧車のバリアフリー状況

○Zepp Tokyoのバリアフリー状況

車椅子で会場内に入ることが出来ます。またバリアフリートイレは用意されています。

これまでの情報によると、ほとんどの公演の場合は、最前列が車椅子用のスペースとして用意されるようです。会場内の状況はそのライブ次第なので、詳しくは主催者側に照会してください。

Zepp Tokyoのバリアフリー状況

○team Labのバリアフリー状況

現在のところチームラボは電動車椅子での入場は不可です。貸出する車椅子に乗り換えます。

観覧料は障害者手帳の提示で本人が無料に減免されます。そのため、混雑時に予約がなくても障がい者は者は入場可能です。

以上の2点は、その是非が問題になっているので、今後運用ルールが変わるかもしれません。また車椅子ではアスレチックエリアなど、一部のエリアは鑑賞できません。これは施設の構造的な問題です。

施設内にバリアフリートイレはあります。演出上、大きな音やフラッシュ光があります。そういう刺激に問題のある方は、注意して下さい。

お台場 パレットタウン 

○徒歩でのアクセス上の注意点

北側の東京テレポート駅方面から徒歩でアクセスする場合は、連絡ブリッジはありません。メインエントランスは2Fです。エスカレーターの横にあるエレベーターを利用します。

徒歩でのアクセス上の注意点

センタープロムナードからアクセスする場合は「スパイラルウォーク」で直結します。「Venus Fort」の2Fにある「ヒストリックガレージ」の横につながります。車椅子での移動が出来るフラットルートです。

スパイラルウォーク

スパイラルウォーク

スパイラルウォーク

南側の青海駅方面から徒歩でアクセスする場合は、横断歩道で道路を渡り2か所ある「エレベーター入口」から入館し、エレベーターで2Fへ移動します。直接「Venus Fort」1Fへ行くことはできません。

○駐車場の注意点

駐車場は2か所あります。一つは「Venus Fort」の屋上。もう一つは「team Lab」の下の1Fと2F部です。それぞれ入口が異なる、横移動はできない別の駐車場です。どちらの駐車場にも身障者用駐車区画の用意があります。

またどちらの駐車場も「Venus Fort」の施設利用金額に応じた駐車料金の減免サービスがあります。「Venus Fort」以外の施設の利用での減免サービスはありません。

雨天の場合は、「Venus Fort」の屋上駐車場には、屋根は全くありません。「team Lab」の下の駐車場から他の施設に移動する間に、屋根のない区間があります。

駐車場は2か所あります。

お台場の「パレットタウン」は、各施設にそれぞれの車椅子への配慮があります。