山梨県立文学館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

山梨県甲府市にある、山梨県ゆかりの文学者を紹介する大規模な博物館です。「山梨県立美術館」がある「芸術の森公園」内に建ちます。開館は1989年ですが、車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。常設展では山梨県にゆかりのある作家の直筆原稿や写真、書簡や書画、愛用品などが展示されています。

山梨県立文学館

アクセスは車が便利です。山梨県立美術館と同じく、芸術の森公園の駐車場を利用します。駐車場のバリアフリー状況、および山梨県立美術館のバリアフリー情報は、別稿「山梨県立美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

山梨県立文学館

県立美術館と県立文学館は、レンガ舗装の広場で結ばれています。

山梨県立文学館

文学館に近い場所には、ロダン作の17世紀フランス古典主義風景画の巨匠「クロード・ロラン」の像があります。

山梨県立文学館

そしてエントランス前には、エミール=アントワーヌ・ブールデルの「叙事詩」。いずれも芸術の森公園の屋外展示物です。

山梨県立文学館

正面エントランスから館内に入ります。出入口はフラットな構造の自動ドアです。入口で検温、手指消毒、簡単な記帳をして入館します。

山梨県立文学館は観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者が無料に減免されます。1Fのチケット売り場で障害者手帳を提示して無料観覧券を発券していただきます。

1Fはミュージアムショップとカフェ、講堂などがあります。カフェは「黒蜜庵きなこ亭」。半テイクアウト方式のようなお店で、スペースに余裕があり、可動式テーブル席なので、車椅子での利用は可能です。今回取材時はコロナ対策で休業していました。

山梨県立文学館

バリアフリートイレは1Fにあります。スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

山梨県立文学館

展示室は2Fです。1基あるエレベーターで上下階移動します。エレベーターのかごは一般的なサイズで、普通サイズの車椅子は問題なく乗り込めます。

山梨県立文学館

2Fは中央部が吹き抜け構造で、左右に常設展示室と企画展示室が配置されています。

常設展は井伏鱒二、山本周五郎、壇一雄など、作家個人別の展示です。大きなスペースで芥川龍之介の展示があります。

文豪それぞれの山梨県との関わりについての解説があります。例えば太宰治は、新婚時に山梨に住んでいました。

常設展第四室は飯田蛇笏親子の紹介。親子そろって山梨県笛吹市境川町の出身です。展示内容は年に4回入れ替えるということ。季節ごとに飯田親子ゆかりの品を楽しめます。

企画展示室では年間4本程度の展覧会が開催されます。今回取材時は「新収蔵品展」が開催されていました。会期は2022年1月29日から3月21日までです。

常設展示室、企画展示室ともに、車椅子で観覧できるバリアフリーな展示室です。

山梨県立文学館

文学館2Fの大きな窓から、県立美術館と甲府分地の遠景を眺めることができます。

山梨県立文学館

山梨県立文学館は、車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。

(本稿は2022年2月に書き直しました。)

山梨県立美術館  車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

「ミレーの美術館」として有名な、山梨県甲府市にある県立美術館です。開館は1978年ですが、車椅子で利用できる施設に改修されています。

山梨県立美術館

山梨県立美術館は「芸術の森公園」内にあります。同公園内に隣接して建つ「山梨県立文学館」のバリアフリー情報は、別稿「山梨県立文学館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

山梨県立美術館

芸術の森公園の無料駐車場には、300台以上を収容する大きな無料駐車場があり、混雑時は臨時駐車場が開放されます。

山梨県立美術館

駐車場には合計で6台分の身障者用駐車スペースが設定されています。駐車場スタッフに車椅子利用を申告して誘導を受けてください。

山梨県立美術館

駐車場から舗装スロープを通行して、美術館、文学館が建つ広場に進みます。

山梨県立美術館

山梨県立美術館の設計は、東京文化会館や東京都美術館などを手がけた前川國男氏。風格のあるフロントデザインです。

山梨県立美術館

正面左側が幅広いスロープに改修されています。その先はエントランスまでフラットな構造で、出入口は自動ドアです。入口で検温、手指消毒、簡単な記帳をして入館します。

山梨県立美術館

山梨県立美術館は観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者が無料に減免されます。チケット売り場で障害者手帳を提示して、無料観覧券を発券していただきます。

館内はバリアフリーで車椅子での利用に問題はありませんが、1F正面にある大型作品などが展示される無料ゾーン「ギャラリーエコー」へのスロープは短いながらも急坂です。車椅子では無理せずに利用して下さい。

山梨県立美術館

バリアフリートイレは1Fと2Fにそれぞれあります。

山梨県立美術館

2Fのトイレにはウォシュレット付き便器、オストメイト装置、ユニバーサルベッドが備えられています。

山梨県立美術館

1Fのトイレにはベビーシートがあります。どちらのトイレも一般的なサイズの個室です。

山梨県立美術館

展示室は2Fです。エレベーターは2か所にあり、1F美術図書室に近い場所にあるエレベーターのほうが、かごのサイズは大型です。

2Fに展示室は4室。常設展示室「ミレー館」「テーマ展示室」「萩原英雄記念室」、そして「特別展示室」です。いずれもフラットな構造でスペースに余裕がある展示室です。

山梨県立美術館は現時点で約1万点のコレクションを所蔵していて、「ミレーとバルビゾン派の作品」と「山梨県に関係の深い作品」に分類されます。常設展示室だけでも、見ごたえのあるコレクションを観覧できます。

山梨県立美術館

2Fの通路にある窓の一つは「富士見の窓」。芸術の森公園の樹々の上に、富士山の頭が顔を出します。

山梨県立美術館

芸術の森公園の屋外展示も車椅子で観覧できます。美術館の前庭には、ゴッホ記念像が建っています。

山梨県立美術館

山梨県立美術館は、車椅子で観覧できるバリアフリー美術館です。

(本稿は2022年2月に書き直しました)

甲府市藤村記念館・歴史公園山手御門 車椅子バリアフリー情報

山梨県甲府市。2007年から2010年にかけて甲府駅北口は大きく生まれ変わりました。観光スポットとして整備された無料公開されている施設「藤村記念館」と「山手御門」を紹介します。どちらも車椅子で観光できます。

○「藤村記念館」のバリアフリー状況

「藤村記念館」は1875年に建てられた学校の校舎で、2010年この地に移設されました。「藤村」は当時の県令の名前。西洋建築を推奨した人物です。

ガイドスタッフの説明によると、これらの「擬洋風建築」は、当時の大工が東京に誕生した洋風建築を見て、それを真似て建てたとういうことです。

記念館は入館無料。正面入口は段差あり。建物裏側にスロープがあるので車椅子で建物を半周してください。スロープ入口にインターフォンがあり、スタッフに車椅子利用を申告すると、ドアを開けていただけます。

「藤村記念館」は2フロア構造。2Fへは靴を脱いで階段で上るので、車椅子では1Fの見学のみです。明治の建物なので完全バリアフリーではありませんが、1F内は全域車椅子で移動できます。関連資料の展示もあります。

藤村記念館

○歴史公園山手御門のバリアフリー状況

2007年に整備された「甲府市歴史公園」の「山手御門」は、甲府城の御門の再現施設です。バリアフリー設計で、スロープ路を通り車椅子で見学ができます。展示室もあります。

歴史公園山手御門

○駅前駐車場は30分無料

駅前ですが公営駐車場が整備されています。もっとも駅に近い「第二駐車場」は30分無料。駐車料金の障がい者減免制度はありません。フラッグ跳ね上げ式の有料駐車場ですが、1台分身障者用駐車区画が用意されています。少し遠い駐車場は、1時間無料の設定です。

観光スポットになった甲府駅北口は、車椅子で観光できます。

甲府駅南口の「舞鶴城公園」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年1月の取材に基づいています)