21_21DESIGN SIGHT 「野生展」車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京ミッドタウン内21_21DESIGN SIGHT で2017年10月20日から2018年2月4日の開催。「飼いならされない感覚と思考 野生展」。人間の内部にある様々な野生のデザイン展です。ケロヨンもいます。鑑賞者による解釈は自由。難しく考えるか、ただ感じるか。一人一人解釈が違う企画展です。

本展は障害者手帳の提示で本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。車椅子利用者はエレベーターで地階展示室へ。すべての展示物の鑑賞は車椅子で可能。弱い光が飛び交う映像展示物があります。その種の刺激に障がいのある方は、少しご注意ください。

「野生」として南方熊楠が紹介され、彼の使用した研究道具類の展示があります。野生というキーワードが似合う南方熊楠。「飼いならされない感覚と思考」を体現した偉人です。

世界の、日本の、伝統芸能が紹介されるコーナーがあります。目に見えない精霊を表現したお面。人知の及ばない領域を祈る祭り。古くから人間は野性をデザインしています。

様々な切り口で野生のデザインが展示された会場内は、統一感は全くありません。会場の端から全体を眺めると、何の会場なのわからない印象。会場内はほとんどが写真撮影OK。全体を写すと不思議な写真になります。

解釈は自由な企画展です。内なる野性の感覚と思考に身をまかせて、ご鑑賞ください。

21-21 DESIGN SIGHTの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

東京ミッドタウン「未来の学校」2019 バリアフリー情報

東京ミッドタウンとアルスエレクトロニカのプロジェクト「未来の学校」。2019年2月21日から24日に開催された今回のテーマは「ギリギリ」。アウトかセーフかわからない境界に対するチャレンジ。アートとテクノロジーによるイノベーションが起こる最前線を見つめるイベントです。

展示、体験、トークショーなど様々なメニューがありますが、ほぼ全ての企画は車椅子で参加可能です。会場は東京ミッドタウンのガレリア内が中心。バリアフリーな環境です。

プラザB1「ギリギリ・ルーム」の主な展示作品を紹介します。170年前に作られソファーが1本脚で佇みます。最先端の技術によるギリギリのパフォーマンス。均衡と崩壊の境界です。

アトリウム「ギリギリ・スクエア」には、床をうごめく巨大なゴムのサウンドインスタレーション。生き物と人工物の境界です。怪しい動きは無脊椎動物のようです。

ガレリア1F「ギリギリ・ラボラトリー」は、西陣織特有の製法に、先端の機能性素材や印刷技法を用いて、色や質感を連続的に変化させます。伝統工芸と現代テクノロジーの統合による新しい美の創出実験です。この他にも数多くのギリギリが提案されます。

2017年から始まったイベントで今回が4回目の開催。「未来の学校」は、車椅子で参加できる東京ミッドタウンらしい楽しい企画です。

東京ミッドタウンの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

サントリー美術館「河鍋暁斎」展 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」展は、東京ミッドタウン内サントリー美術館で、2019年2月6日から3月31日の開催です。展示の第一章は「暁斎、ここにあり!」。デジタル技術も駆使した迫力の展示で、いっきに「暁斎」の世界に惹きこまれます。

東京ミッドタウンはバリアフリー施設。サントリー美術館も、構造的に車椅子での利用に問題のある箇所はありません。美術館内にはバリアフリートイレがあります。展示室は2フロアにまたがりますが、専用エレベーターがあり車椅子での上下階移動は可能です。「河鍋暁斎」展は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。

展示室は第一から第三まで。壁面を使った垂直展示が主ですが、各コーナーの通路に中台が置かれ、ケース内に平面的な展示があります。本展で使用された中台展示ケースは、真上からしか見えない構造で位置が高いため、車椅子からの目線ではよくみえません。

多種多彩な作品を残した暁斎を、独自の切り口から解説する企画展です。サントリー美術館ならではの企画展。暁斎ファンから暁斎初心者まで、誰もが楽しめます。

一部車椅子で見にくい展示がありますが、それを差し引いても見る価値のある企画展です。幕末から明治を生きた天才画家の世界を、車椅子で楽しめます。

サントリー美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。