お台場 日本科学未来館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

お台場「日本科学未来館」は大人気施設。2001年の開館ですがバリアフリー設計で、車椅子で利用できます。問題は混雑対策と風雨対策。人気施設、日本科学未来館を車椅子で利用するポイントを紹介します。

お台場「日本科学未来館」は人気です。年々混み方が凄くなっています。混み合うのは休日で、平日はよほどのことが無い限り極端に混雑することはありません。特にGW、3連休、夏休みの週末、年末年始などの混み方は凄いので、車椅子でのお出かけは避けることをお薦めします。通常の週末における混み方への対策をご紹介します。

ドームシアターは事前予約可能です。一般利用者は料金をクレジット決済してネット予約。障がい者と介助者1名は無料に減免されるので電話予約です。HPに電話番号が掲載されています。希望の上映会を電話で予約してください。

日本科学未来館

車でアクセスして「日本科学未来館」の地下駐車場を利用したい場合は、開館10時の直後なら空いていますが、週末は11時には満車になることが多く、いったん満車になると回転は悪い駐車場です。駐車料金の障がい者減免制度はありません。

満車になった場合は、600ⅿほど離れますが「潮風公園南」の駐車場が徒歩圏内で、障がい者減免制度があり駐車料金が無料に減免されます。ダイバーシティの駐車場からも600ⅿほどの距離です。

常設展は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。企画展もほとんどの場合同様です。チケット売り場は外で、混雑時は行列ができます。チケット売り場で障害者手帳を提示して無料券をいただきます。

このチケット行列は、朝一番が最も長くなります。長時間は見学しない前提なら、空き始めた夕方の来場も、狙い目です。

車椅子での風雨対策です。「日本科学未来館」は全館バリアフリーで車椅子利用に大きな問題はありませんが、荒天時は2点ほどご注意ください。

地下駐車場から1Fにエレベーターで上がると建物の外にでます。そこから庇の下を通り館内へ向かいます。庇なので強風で荒天の時は濡れる、寒い日は寒い、と思ってください。

もう一点。前出の外のチケット売り場までは庇がありません。行列は屋根無しのスペースで発生します。

1Fは企画展が開催されるフロア。基本構造はフラットなので、車椅子で利用できない企画展はありません。問題は混雑だけです。

ミュージアムショップ、カフェ、レストラン、休憩室、バルコニーなど、館内の他の施設も、一般的な車椅子利用者なら、大きな問題なく利用できます。

日本科学未来館

常設展内の3Fから5Fの吹き抜けを巡る回廊「オーパルブリッジ」。傾斜スロープですが、車椅子で通行可能なレベルの傾斜です。ジオコスモスを見ながら、車椅子での空中走行が楽しめます。

2001年の開館なので、何度も展示企画の入れ替えが行われています。初期の頃は、車椅子では利用しにくい段差のある展示物がありましたが、今ではほとんどありません。一見するとバリア構造の展示物でも、車椅子で利用できる工夫がある展示もあります。迷ったら展示近くのスタッフに相談してください。

日本科学未来館

日本科学未来館は、混雑することを前提にして、車椅子で利用してください。

(本稿は2017年の取材に基づいています。)

お台場フジテレビ「はちたま」車椅子見学ガイド バリアフリー情報

お台場フジテレビの25F球体展望台「はちたま」は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料で入場できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

フジテレビ「はちたま」

お台場のランドマーク、フジテレビ。銀色に輝く25Fの球体展望台が「はちたま」です。長いエスカレーターで7Fへ上り入場チケットを購入し、そこから直行エレベーターで25Fへ上がります。これが通常の見学ルートです。

車椅子利用者の場合、1F室内からエレベーターで7Fへ上がります。

フジテレビ「はちたま」

7Fの直行エレベーター入口で障害者手帳等を提示すると、本人と介助者1名が無料で入場できます。25Fにもチケットチェックがあるので再び障害者手帳等を提示します。これで「はちたま」に入場できます。

フジテレビ「はちたま」

「はちたま」は2フロア構造です。25Fが球体展望台で、270度の眺望が楽しめます。25Fとその下24Fの両フロアはフラットな構造で、バリアフリートイレがあります。

フジテレビ「はちたま」

25Fは小さなお土産ショップがありますが、他には特に何もないシンプルな展望台で、景観を楽しむフロアです。

フジテレビ「はちたま」

車椅子でのスカイビューに大きな問題はありません。お台場の眺望を楽しめます。多少天候が悪くても、アクアシティお台場などお台場の施設は観えます。

フジテレビ「はちたま」

25Fを楽しんだ後は24Fへ移動します。通常は階段ルートですが、車椅子利用者はエレベーターが利用できます。近くのスタッフに声をかけてください。24Fまで案内をしていただけます。

24Fの目玉施設は「めざまスカイ」。番組を放送するスタジオがあり、セットが公開されています。

フジテレビ「はちたま」

他には「コリドール」と称される展望通路があり、25Fでは見えない千葉方面の眺望などを楽しみながら、四角く24Fを車椅子で一周できます。

24Fの見学が終了したら、直行エレベーターで7Fへ下ります。この系統のエレベーターはシースルー構造なので、下がりながらの眺望が楽しめます。

お台場フジテレビ「はちたま」は、極端な混雑がないかぎり、車椅子で利用できます。幅広い層にお薦めできるバリアフリー施設です。

(本稿は2018年3月の取材に基づいています)

お台場デックス東京ビーチ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

グルメとエンターテイメント系施設が楽しい、お台場「デックス東京ビーチ」。1996年開業の施設で、設計年次が古いので、車椅子での利用にはコツが必要です。お台場「デックス東京ビーチ」のバリアフリー状況を紹介します。

デックス東京ビーチ 

現在のバリアフリー感覚では信じられないことですが、デックス東京ビーチは車椅子で1Fからは入館できない施設でした。

デックス東京ビーチ 

現在でも、車椅子では特殊ルートを通行します。

デックス東京ビーチ 

案内表示に従って防災センターの通用門へ行くと、ビル管理スタッフが館内へのルートを案内していただけます。途中に手動ドアがありますが、スタッフが開閉を手伝ってくれました。

デックス東京ビーチ 

入館した先は、1F駐車場になります。駐車場内のエレベーターに乗り、館内施設へ向かいます。次に駐車場の構造を紹介します。

デックス東京ビーチは、1Fと2Fが駐車場で、3F以上が商業フロアという構成です。身障者用駐車スペースは1Fにあります。広くて使いやすい駐車区画です。そして1F駐車場内にバリアフリートイレがあります。駐車場を利用すれば、エレベーターを利用して、車椅子で入館が可能です。

ここでの注意点です。前出の1F防災センターから入館した場合、目の前にバリアフリートイレとエレベーターがあります。このエレベーターは3Fまでです。デックス東京ビーチは3Fがメインエントランスだと思うと、構造が理解しやすくなります。

駐車場または駅からのアクセスを前提に、設計された施設だと思われます。ゆりかもめの駅からは、デックス東京ビーチ3Fエントランスへ車椅子で行くことができます。

海浜公園駅からだと傾斜のあるスロープを経由します。お台場駅からだとほぼフラットルートですが、距離は遠くなります。傾斜か距離かを選択して乗降駅を決めてください。隣りはアクアシティお台場です。

トイレ事情はあまりよくありません。空いていれば問題ありませんが、混雑時は苦労することが多い施設です。バリアフリートイレは、1Fの駐車場内の他には、3Fと4Fに各一つあるだけです。もちろん運次第ですが、バリアフリートイレは待つ覚悟で計画的に利用してください。

主な施設のバリアフリー状況です。

・お台場一丁目商店街

面白店舗が並んだエリアで、やや通路が狭い配置です。お店によっては車椅子での移動が厳しい狭い通路があります。空いているところをのんびり進むイメージで、車椅子で利用してください。

・お台場たこ焼きミュージアム

段差はスロープ対応があります。行列が出来ている状態だと、狭い幅のなかで並ぶので、車椅子で並ぶと人迷惑な感じになります。またイートインスペースは余裕のない配置なので、混雑時は苦戦します。

・マダム・タッソー東京

車椅子利用者はエレベーターでの案内。入館料金は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が半額に減免されます。鑑賞は車椅子で可能です。ただしバリアフリートイレは施設内にはないのでご注意ください。

・東京トリックアート迷宮館

バリアフリーです。入館料金は障がい者減免制度があり、本人が半額に減免されます。写真をとって遊びます。

・レゴランド

子ども向けの施設でバリアフリー。入館料金は障がい者減免制度があり、付き添いの大人1名が無料に減免されます。車椅子の子どもと一緒に利用できます。

他にも個性的なお店が数多く入店しています。グルメ系は牛丼チェーン店から高級店まで、幅広いジャンルのお店が営業中です。

デックス東京ビーチ 

混雑のピークは休日の午後。3Fから6F間のエレベーターは混み合います。そしてお店、特にグルメ系店舗のランチは混みます。バリアフリートイレも混みます。

エンターテイメント系企画施設としては、お台場随一の商業施設で、海浜公園側はオーシャンビュー、企画と眺めが楽しめる施設です。混雑を上手に避けて、車椅子で利用してください。

(本稿は2018年の取材に基づいています)