印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」展 車椅子観覧情報

東京都文京区の印刷博物館「P&Pギャラリー」の企画展です。シンプルと複雑という2つの価値観が共存する日本らしいパッケージデザインのルーツは、縄文と弥生のデザインにあるという仮説に基づき、現在のデザインを分類して紹介しています。

日本パッケージデザイン協会創立60周年記念事業。会期は2021年8月7日から10月3日。入場は無料で、事前予約制です。

印刷博物館「P&Pギャラリー」はトッパン小石川ビル1Fにあります。エントランスからギャラリー内にかけてフラットな構造で、車椅子で問題なく観覧できるバリアフリー施設です。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

展示は縄文土器と弥生土器のデザインの解説から始まります。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

そしてギャラリー内に下の写真のような展示台が設置され、その上に現代の商品パッケージの現物が展示されます。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

「美」という切り口からみた、縄文デザインの遺伝子の仮説の説明の展示。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

そして弥生デザインの遺伝子の仮説の展示があり、商品が縄文と弥生に分類されます。この展示パターンで数多くのパッケージデザインが2分類されます。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

縄文の「象(シンボル)」の解説。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

そこに分類された商品。松竹梅やキッコーマンなど。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

弥生の「象」。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

カルピスやオロナインCなど。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

縄文の「欲」。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

ラ王や赤いきつねなど。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

弥生の「欲」。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

牛乳パックや納豆パックなど。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

縄文の「愛」。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

ショコラーシカや動物系パッケージ。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

弥生の「愛」。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

キャラメルコーンや味の素など。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

縄文の「用」。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

6Pチーズや本わさびなど。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

弥生の「用」。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

マヨネーズや醤油ボトルなど。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

最後に縄文と弥生の人気投票ボードがあります。取材時点ではやや縄文デザインが優勢でした。

印刷博物館「縄文と弥生のデザイン遺伝子」

「縄文と弥生のデザイン遺伝子」は、パッケージデザインに興味のある方に限らず、幅広い層にお薦めできる、分かりやすく面白い企画展です。

印刷博物館全体のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

印刷博物館企画展「和書ルネッサンス」車椅子観覧ガイド

東京都文京区小石川にある印刷博物館の企画展です。サブタイトルは「江戸・明治初期の本にみる伝統と革新」。様々な古典文学の本が展示解説されます。会期は2021年4月17日から7月18日まで。常設展の約半分のスペースを使用しています。車椅子からみた「和書ルネッサンス」展の状況を紹介します。

印刷博物館は飯田橋駅、江戸川橋駅、後楽園駅、春日駅が徒歩圏内。どの駅からも、極端なアップダウンがないルートで移動できます。また有料の地下駐車場もあります。

会場は地階です。一般来場者はエスカレーターの利用、エレベーターはスタッフの操作で利用します。車椅子利用者は1Fの博物館スタッフにエレベーター利用を申告し、誘導を受けてください。

印刷博物館の観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名まで無料に減免されます。会場入口受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けます。

現在はコロナ対策で入場は事前予約制です。ホームページから予約システムにアクセスし、30分単位の入場時間枠を予約します。障がい者も予約が必要です。

印刷博物館内はバリアフリー仕様です。地階の入口近くにバリアフリートイレが用意されています。展示室内はフラットでスペースに余裕があり、車椅子での観覧に大きな問題はありません。VRシアターも車椅子専用席はありませんが、最前列の前のスペースなどから車椅子観覧は可能です。

印刷の歴史概略などをイメージするアプローチ展示から、常設展示室に移動します。常設展前半の展示は、世界と日本の印刷の歴史を紹介します。このパートはいつも通りです。

その先が企画展「和書ルネッサンス」のコーナーで、大きく3つのパートで構成されます。展示方法は壁掛け展示とケース内展示。ケース内の資料は、車椅子での目の高さから、少し下の高さです。一般的な車椅子利用者の目線なら、ほとんどのケース内資料は観覧可能です。

解説はパネルによる文字解説が多く、一部にデジタル展示が採用されています。タッチペンを利用して観覧するデジタル展示物は、車椅子からでは入力画面がやや高い位置にあります。人によって、少し操作が難しいかもしれません。

「和書ルネッサンス」は、江戸・明治初期の本が展示の中心なので、企画展示室に入る前の常設展で、この時代の日本の本の歴史を復習してから、和書ルネッサンス展を観覧すると理解が深まります。

第一部の主役は源氏物語。絵として表現された印刷物をみると、この文学作品が江戸時代にどのようにして親しまれていたかがわかります。現代の日本人よりも、江戸市民は深く源氏物語を理解していたようです。

第二部はユーモア本。古典文学や昔話などを、面白おかしく脚色した作品が並びます。当時、本が貴重な娯楽であったことが理解でき、そのユーモアのセンスに触れることができます。また当時の本の字の細かさに驚きます。

第三部は近代作家誕生の歴史。初めて日本にロビンソン・クルーソーを紹介した本から、「新小説」「ホトトギス」など時代を切り開いた本が展示されます。明治維新以後、言文一致が進んだ歴史の流れを、現物の本で感じることができます。

印刷博物館「和書ルネッサンス」は、ほぼすべての展示を車椅子から観覧できる、バリアフリーな企画展です。

印刷博物館全体のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

牛天神北野神社 第三十九回紅梅まつり 車椅子観梅ガイド バリアフリー情報

東京都文京区春日の高台に鎮座する牛天神。2021年も恒例の「紅梅まつり」が開催されています。お祭りの開催期間は2021年2月1日から2月25日までですが、例年3月上旬頃まで梅の花を楽しむことができます。

牛天神北野神社 第三十九回紅梅まつり

表参道は階段路です。車椅子では春日通りからのルートを通行します。

牛天神北野神社 第三十九回紅梅まつり

小さな境内は紅梅を中心に小さな花弁が咲き誇り、梅香が漂います。社殿の拝殿の横にも梅が咲きます。

牛天神北野神社 第三十九回紅梅まつり

ご神木の足元にも梅。

牛天神北野神社 第三十九回紅梅まつり

ねがい牛の背景も梅です。

牛天神北野神社 第三十九回紅梅まつり

境内は未舗装路面が多く、車椅子では慎重に移動して下さい。

牛天神のバリアフリー状況は、別稿「文京春日の牛天神北野神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報」をご参照ください。