軽井沢ハルニレテラス 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

湯川の清流と100本の春楡の木が美しい人気観光施設「ハルニレテラス」は、車椅子で利用できるバリアフリー施設です。より快適に車椅子で利用するために、現地のバリアフリー状況を紹介します。

アクセスは車が便利です。「ハルニレテラス」の利用に絞った場合、車椅子でのベストの駐車場はP2です。身障者用駐車区画は2台分あります。駐車場はオフシーズンの平日を除き有料で、30分まで無料、以後有料で障がい者減免制度はありません。

夏休みや週末は満車確率が高い駐車場です。観察する限り、夕方になるとやや空いてきます。車椅子で混雑日にお出かけの際は、16時以後の利用をお薦めします。

軽井沢~ハルニレテラス バリアフリー情報

「ハルニレテラス」内はウッドデッキ仕様で、段差箇所はスロープがあります。各ショップの動線もひどい段差はないので、施設内全般、車椅子での利用に大きな問題はありません。バリアフリートイレは一か所。F棟にあります。現在のところ、貸し出し用の車椅子の用意はありません。

軽井沢~ハルニレテラス バリアフリー情報

車椅子で利用できないのは、川沿いに段差を下りるデッキと、階段のみの2Fにあるマッサージ店です。

軽井沢~ハルニレテラス バリアフリー情報

「ハルニレテラス」から「トンボの湯」方面への遊歩道は、ウッドチップが固めに敷き詰められたバリアフリー歩道です。軽井沢らしい川沿いの散策路で、一般的な車椅子なら散策可能です。

軽井沢~ハルニレテラス バリアフリー情報

「ハルニレテラス」は「星野エリア」の一部です。現地案内図やガイドブックなどには他の施設の案内も載ります。

「野鳥の森」のガイド拠点「ピッキオ」がある「ケラ池」。冬はスケートリンクになる素敵な池ですが、通常ルートでは階段の上になります。車椅子で行くとすると、急な坂を上り「ピッキオ」の建物側から「ケラ池」へ向かいますが、これも無理があるルートです。「野鳥の森」は本当に森です。車椅子向きではありません。

軽井沢~ハルニレテラス バリアフリー情報

「星野エリア」として「軽井沢高原教会」と「石の教会」が案内されています。地図では歩けるように見えますが、凄い急坂を上るルートなので、車椅子では無理です。この2つの教会ゾーンには無料駐車場があるので、車で行き直すことをお薦めします。

軽井沢~ハルニレテラス バリアフリー情報

「ハルニレテラス」は混みます。夏休みシーズンは遠くの臨時駐車場に誘導されることもあるので、車椅子利用者はくれぐれもピークズラシを意識してください。

軽井沢~ハルニレテラス バリアフリー情報

「ハルニレテラス」は、軽井沢で一番人気のバリアフリー観光スポットです。夏休みなどトップシーズンは大混雑するので、車椅子での利用は注意が必要です。

「石の教会・内村鑑三記念堂」のバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2017年8月の取材に基づいています)

軽井沢 雲場池 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

明治時代から別荘族がピクニックを楽しみ、冬に白鳥が飛来したのでスワンレイクと呼ばれていた軽井沢「雲場池」は、現在でもバリアフリーではありません。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

軽井沢の紅葉の名所「雲場池」。南北に細長い池で、1周約600mの遊歩道が整備されています。車椅子で利用可能な入口は一か所だけです。

アクセスは車が便利ですが、池入口の近くには駐車場はなく、雲場池通りは駐車禁止です。駐車禁止除外指定を受けている障がい者の方も、交通の迷惑になるので雲場池入口付近での路上駐車はできません。

軽井沢~雲場池バリアフリー情報

雲場池入口まで無料駐車場から500mほど、有料駐車場からでも200mはあります。やや距離がありますが、舗装された一般道を通るコースなので、車椅子で通行可能です。

タクシー利用の場合、雲場池入口付近は駐車できないので、タクシーに待っていてもらうことは出来ません。

軽井沢~雲場池バリアフリー情報

無料駐車場を利用した場合、距離のあるルートを歩きますが、周辺は見るだけで軽井沢を感じる別荘地、散策する価値のあるエリアです。雲場池通りには、薪ストーブ専門店があります。池の景観だけではなく、エリア散策を楽しめます。

軽井沢~雲場池バリアフリー情報

雲場池を周回する遊歩道は、車椅子向きではありません。デコボコがきつい未舗装路で、雨上がりは水溜りもできます。道は池を一周していますが、途中には車椅子では絶対に無理な難所もあります。車椅子では無理のない範囲で散策を楽しんでください。

遊歩道はそのような状況ですが、車椅子で訪れる価値はあります。「雲場池」と検索して出てくる写真のほとんどは、遊歩道への入口付近から池を撮影したものです。車椅子で動ける範囲で、雲場池のベストビューを楽しめます。無理な散策をせずに、車椅子で雲場池の景観を楽しむことが出来ます。

軽井沢~雲場池バリアフリー情報

雲場池の水源である「御膳水」。観光ガイドなどに載っていますが、「御膳水」はホテル鹿島ノ森の敷地内にあります。車椅子では、雲場池の遊歩道からそのまま散策するのは無理なので、車で鹿島ノ森に行き「御膳水」の見学に挑戦してください。ホテルからでも「御膳水」へは未舗装路を通るので、無理のないところからの見学になります。

近年落ち葉の堆積などで水質が悪化した雲場池ですが、2017年11月から2018年4月にかけて浚渫工事が行われました。2018年の観光シーズンから、リフレッシュされた雲場池となっています。

軽井沢~雲場池バリアフリー情報

周回する遊歩道は車椅子向きではありませんが、入口付近から「雲場池」の美しい風景を楽しむことが出来ます。近い駐車場はないので、車椅子でのアクセス方法には注意してください。

100本の春楡の木が美しい「ハルニレテラス」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2017年8月の取材に基づいています)

軽井沢タリアセン 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

塩沢湖の周囲に広がる複合リゾート「軽井沢タリアセン」。軽井沢らしい素敵な景観、洒落た洋館・美術館などからなる施設です。

しかしながら園内通路はオフロードで坂道があり、一部の施設は土足厳禁で階段構造、車椅子での利用は苦戦します。主な施設の状況を紹介します。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

アクセスは車が便利です。駐車場は無料ですが、夏休みなどトップシーズンは有料で駐車料金の障がい者減免制度はありません。

入園は有料で「ペンネ美術館」など別に入館料が必要な施設があります。料金は障がい者減免制度があり、本人のみ半額に減免されます。オフシーズンの12月と1月は入園無料になり、別料金の施設の利用料も割引価格になります。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

ショップやレストランがある中央ゲート付近はバリアフリーです。バリアフリートイレは「レストラン湖水」の中にあります。

このバリアフリーエリアからの眺めだけでも、軽井沢らしい素敵な景観を楽しむことができます。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

以下、車椅子では苦戦する主な施設を紹介します。

中央ゲートほど近くから始まる「ことりがよぶ道」。素敵な名称の遊歩道ですが、車椅子では苦戦するデコボコが激しいルートです。「睡鳩荘」までの道のりは、車椅子では無理をする通行になります。ゆっくり慎重に車椅子を進めてください。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

タリアセンの景観を引き締める素敵な洋館「睡鳩荘」は、昭和6年築のヴォーリス建築です。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報ここは土足禁止でスリッパに履き替えて入館します。1Fエントランス部はスロープがあります。車椅子を拭いて手動ドアを開けて入館します。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

館内1Fには、ヴォーリス建築風のバリアフリートイレがあるので必見です。2Fのバルコニーからの眺望は素晴らしいのですが、階段のみで車椅子では上れません。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

「野の花美術館」と「レストランソネット」がある「明治四十四年館」は、明治44築の元軽井沢郵便局です。ここへのアクセスは「睡鳩荘」横の「近道」からは階段路、「遊園地」経由のルートは急坂路、車椅子では近づくことが難しい場所です。

夏休みなどピーク時は隣接する「北口」がオープンします。ただ「北口」から入ると、逆に車椅子で他のエリアに向かうのが困難です。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

「ペイネ美術館」は軽井沢に最初に建てられた別荘を利用した施設で、入口は段差があり、館内は土足禁止です。館内の中二階へはスロープですが、車椅子には辛い急坂スロープです。館内1Fの通路も狭いので、車椅子では苦戦する美術館です。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

6月から9月の間バラが咲き続ける「イングリッシュローズガーデン」は、散策路を進むと段差路に誘導されますが、周回路なので平路を進んで下さい。帰りも同じルートです。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

未舗装路もありますが、ここは車椅子でもなんとか通行できるデコボコレベルです。

軽井沢タリアセン バリアフリー情報

軽井沢タリアセンは、車椅子では苦戦する箇所が多いリゾート施設ですが、中央ゲート付近は無理なく車椅子で利用できます。

「軽井沢ムーゼの森」の情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2017年8月の取材に基づいています)