県立近代美術館葉山「空間の中のフォルム」車椅子観覧ガイド

神奈川県葉山町の県立近代美術館葉山、開館70周年記念の企画展です。サブタイトルは「アルベルト・ジャコメッティから桑山忠明まで」。会期は2021年4月24日から9月5日まで。開館以来積極的に蒐集してきた、現代彫刻や立体作品を中心にしたコレクション80点以上が出品されています。

近代美術館葉山は、現時点では入館事前予約制です。90分単位で入館時間をネット予約してください。

施設はバリアフリー仕様です。駐車場には身障者用駐車スペースを2台分用意。そこからスロープを上がりエントランスに向かいます。バリアフリートイレは本館内にありますが、男女別トイレ内にそれぞれあるので、異性介護では利用できません。別棟ミュージアムショップの奥にあるバリアフリートイレは、個室トイレです。

展覧会の観覧料は障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。駐車料金には障がい者減免制度はありません。

多くの作品が、床に置かれて展示されています。展示室に入室する際に「作品に車椅子が触れないようにご注意ください」と声をかけられました。過去におもわぬアクシデントがあったのかもしれません。

県立近代美術館葉山には、展示室が合計4室あります。最初の1室は「若林 奮 新収蔵作品」展です。約60点の作品が展示されています。

第2室から4室までが「空間の中のフォルム」展です。イサム・ノグチの「広島原爆慰霊碑のためのマケット」などの展示から始まります。

展示されるのは大型の彫刻や立体作品が多いので、車椅子からの問題なく鑑賞できます。ただしジャコメッティの「裸婦小立像」は、文字通り小さい作品です。それでも車椅子から鑑賞できる展示スタイルです。

展示室内のスペースは余裕があり、車椅子で楽に移動できます。段差は全くありません。県立近代美術館葉山ならではのコレクションがバリアフリーに楽しめる企画展です。

県立近代美術館葉山の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

県立近代美術館葉山「ポーランド・ポスター展」バリアフリー情報

神奈川県立近代美術館葉山の「ポーランド・ポスター展」は、車椅子で快適に鑑賞できる企画展です。会期は2019年4月6日から6月23日まで。現地のバリアフリー状況を紹介します。

県立近代美術館葉山

1950年代から1970年代にかけて、ポーランドで製作されたポスター176点が展覧される企画展です。

当時のポーランドは共産党一党独裁体制でしたが、逆に商業主義にとらわれないグラフィックデザインが創造され、世界に大きな影響を与えました。

神奈川県立近代美術館では、ポーランド政府から寄贈された290点の作品を所蔵しています。

企画展の概要

アクセスは車が便利です。来館者用の専用有料駐車場があり、身障者用駐車区画が2台分用意されます。

駐車場からスロープを上りエントランスへ。館内全般フラット構造で車椅子での移動に大きな問題はありません。

駐車場から館内へ

「ポーランド・ポスター展」は障害者手帳の提示で本人と介助者1名の観覧料が無料に減免されます。また企画展の観覧者は駐車場料金が1時間減免されます。

館内に入ると受付があります。駐車料金の減免申請は受付で行ないます。

企画展の観覧料減免措置は、展示室入口で手帳を提示して行います。

駐車場から館内へ

展示室に入ります。最初はコレクション展「彫刻のある風景」。広い展示室に28点の作品が展示されます。車椅子での鑑賞に問題はありません。

次の部屋からが「ポーランド・ポスター展」です。とても広い、ゆとりのある空間にポスター作品が壁面展示されます。デザイナーの紹介解説も壁面に掲示。作品、解説とも、車椅子からとてもみやすい展示です。

駐車場から館内へ

県立近代美術館葉山はバリアフリー美術館ですが、異性介護の方はトイレには注意して下さい。本館内のバリアフリートイレは、男女別トイレ内にあります。

駐車場から館内へ

県立近代美術館葉山「ポーランド・ポスター展」は、車椅子で鑑賞しやすい企画展です。

県立近代美術館葉山の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。

三浦半島 葉山公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

昭和32年に開園した「神奈川県立葉山公園」。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

葉山公園は、葉山御用邸に隣接した立地。車椅子利用者は車でのアクセスが便利です。公園専用の駐車場があり、身障者用駐車区画があります。土日祝日と夏場は有料になりますが、各種障害者手帳の提示で駐車料金が無料に減免されます。

葉山公園駐車場へは国道134から横道に入ります。この横道が狭い。曲がって対向車が来るとどうにもなりません。慎重に、かつ大胆に、駐車場を目指します。

葉山公園バリアフリー情報

それほど広い公園ではありません。駐車場から歩道を進むと、子供用の遊具がある広場があります。更に進むと、歩道は上り坂になり、海が見える芝生広場にでます。歩道は舗装路で上り坂も緩やかなので、車椅子での移動は可能です。

葉山公園バリアフリー情報

公衆トイレは駐車場の近くにあり、バリアフリートイレがあります。公園の公衆トイレですが、通常の利用に問題はありません。トイレットペーパーが切れている可能性があるので、ご準備ください。

葉山公園バリアフリー情報

公園の芝生広場では、バトミントンなどの軽いスポーツ系の遊びは違和感なく出来ます。

相模湾を眺めながら、歩道を芝生広場の先に進みます。

パーゴラのある広場、休憩所などがあり、その周囲はクロマツ林。眼下の海岸は「大浜海岸」。夏場は海水浴場になります。公園から海岸に降りる道は段差があります。

葉山公園バリアフリー情報

ところどころにベンチなどの休憩設備があり、ゆっくりと海を眺められます。海岸沿いはハマナス園で、開花の季節は綺麗に咲き乱れます。

海に富士山が浮かぶ、これぞ葉山といった風景を車椅子で楽しめます。西向きの海岸なので、特に夕陽が美しい。天気に恵まれれば、海に落ちる夕陽が見られます。

葉山公園バリアフリー情報

この地は御用邸の馬場でした。葉山御用邸側には「馬場橋」の跡、長者ヶ崎側には「御物見台」の跡があります。「大浜海岸」へ下りる階段も、御用邸時代に造られたものということです。

葉山公園バリアフリー情報

公園にはレストランや売店などはありません。お弁当、お菓子などを葉山公園でいただく場合、トンビが食べ物を狙うので注意してください。羽を広げると1m近くになるトンビが襲ってきます。こちらが上空を見上げて警戒していると、攻撃をしてきませんので油断なく。

神奈川県立葉山公園は、車椅子で葉山の景観を楽しむことが出来る公園です。

葉山コロッケで有名な「旭屋牛肉店」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2017年12月の取材に基づいています)