恩賜箱根公園 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

「神奈川県立恩賜箱根公園」は、明治19年に完成した「箱根離宮」の跡地で、昭和21年に神奈川県に下賜されました。芦ノ湖に突き出した半島のような「塔ヶ島」と呼ばれる小山にあり、中央部が頂上で全域が傾斜路の公園です。車椅子からみた箱根公園のバリアフリー状況を紹介します。

恩賜箱根公園バリアフリー情報

アクセスは車が便利です。恩賜箱根公園の有料駐車場は障がい者減免制度があり、障害者手帳等の提示で駐車料金が無料に減免されます。精算前にスタッフに手帳を提示して、減免措置を受ける方式です。

恩賜箱根公園バリアフリー情報

入園無料の公園です。メインルートは階段がある段差路で、湖畔を巡る観察路も段差路です。

園内には一本だけスロープルートがあります。恩賜公園の駐車場横から「湖畔展望館」までをつなぐ、舗装された坂道です。

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このスロープルートは全長700mほどあります。また駐車場から300mの区間は傾斜が急で、車椅子で通行できますが体力が必要な道です。

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そのため「自力では湖畔展望館まで歩けない方」は、マイカーの乗り入れ、または電気自動車による送迎サービスがあります。駐車場にいるスタッフに相談してください。どちらも混雑時は順番待ちになります。

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公園の頂上に建つ「湖畔展望館」は2階建てで階段のみ。車椅子利用者は2Fには行けません。2Fにあるのはお茶処と休憩室、そして展望バルコニー。バルコニーの車椅子での利用は諦めてください。

恩賜箱根公園バリアフリー情報

「湖畔展望館」の入口はスロープが有ります。1Fにはバリアフリートイレと自販機コーナー、そして資料室があります。資料室は「箱根離宮」に関する資料を展示。資料館を見ると、離宮の全貌とその歴史が解ります。

恩賜箱根公園バリアフリー情報

「神奈川県立恩賜箱根公園」は、バリアフリールートの範囲に限りますが、車椅子での利用は可能です。傾斜のある長いスロープを行くか、車を乗り入れるかをすれば、皇族と外国からの賓客のために造営された「箱根離宮」の地に、車椅子で足を踏み入れることができます

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芦ノ湖南岸に広がる「箱根やすらぎの森」のバリアフリー状況を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2018年9月の取材に基づいています)

箱根 芦ノ湖テラス 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

芦ノ湖畔元箱根にある「芦ノ湖テラス」は、イタリアンレストランと「玉村豊男ライフアートミュージアム」、そしてミュージアムショップで構成される施設です。車椅子からみた「芦ノ湖テラス」のバリアフリー状況を紹介します。

芦ノ湖テラス バリアフリー情報

アクセスは車が便利です。駐車場には身障者用の駐車スペースがあります。仮にそこが満車でも、隣接して「観光駐車場」が15台、その横に「専用駐車場」が18台、無料駐車場があります。

施設内へはスロープを利用します。車椅子で楽に移動できる傾斜角度のスロープです。

芦ノ湖テラス バリアフリー情報

今回取材時は、バリアフリートイレは自由には利用できずに、スタッフに声をかけて借りるルールでした。

レストランのバリアフリー状況です。イタリアンレストランは2フロア構造で、2Fへは階段のみです。1Fは屋内に60席、芦ノ湖を眺めるテラスが50席。フラットで通路幅が広いので、屋内席、テラス席とも、車椅子で利用できます。

美味しい料理と素敵な眺望が楽しめるお店です。ディナータイムは予約可、土日は9時からの営業でモーニングが楽しめます。

芦ノ湖テラス バリアフリー情報

ミュージアムのバリアフリー状況です。「玉村豊男ライフアートミュージアム」は入場無料です。ギャラリーは建物内の一番奥にあり、50点ほどの作品が展示されています。その手前のスペースがミュージアムショップで、様々な関連商品が販売されています。

ミュージアム、ショップともフラットで通路幅は余裕があります。車椅子で快適に利用できます。

レストランを利用せずに、ミュージアムやショップに立ち寄るだけでも、問題はありません。

芦ノ湖テラス バリアフリー情報

「芦ノ湖テラス」は芦ノ湖を眺めるバリアフリー施設です。車椅子で問題なく利用できます。

レストラン、ショップ、ガーデン、そしてミュージアムで構成される施設「箱根ラリック美術館」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年9月の取材に基づいています)