茨城の産直 きらいち筑西店 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

茨城県筑西市のJA北つくば農産物直売所「ファーマーズマーケットきらいち筑西店」は、車椅子で買い物ができる、茨城県西部最大規模の直売所です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「あぐりパーク筑西」という施設の中にある農産物直売所です。他に70㎡のキッチン付き多目的ホールと、330坪の体験農園があります。施設のテーマは、新規就農者の確保と支援、農業後継者の確保と支援とされています。

「きらいち筑西店」は、「きらっと輝く市場」の略で「きらいち」です。売り場面積約140坪の大型ショップで、2011年開業のバリアフリー設計です。ごく一部を除いて、敷地内全般、段差のない構造、屋根無しの身障者用駐車区画があり、広くて綺麗なバリアフリートイレがあります。

売り場には、年間を通じて豊富な地場産品があります。出荷者は約500名と公表されています。

筑西市は2005年に、下館市、関城町、明野町、協和町が合併して誕生した市です。新市の名称は公募し、3,490件の応募から「筑西」が選ばれました。「きらいち筑西店」は、車椅子で買い物ができるバリアフリーな農産物直売所です。

2019年に開業した「道の駅グランテラス筑西」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2017年5月の取材に基づいています)

大洗市場前 海・山直売センターいきいき バリアフリー情報

茨城県大洗町の大洗漁港にある「海・山直売センターいきいき」は、店内外に段差が少ない車椅子で買い物が出来るお店です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

茨城県大洗町の大洗漁港

「海・山直売センターいきいき」は、2店のお店がつながっています。魚屋は「飯岡屋水産」。明治29年創業の地元の老舗です。

農産物直売所はJA水戸の「大洗地区農産物直売所」。加入農家数は68名と公表されています。

2003年にオープンした商業施設です。東日本大震災では、津波の被害に遭いました。現在でも農産物直売所の屋内の壁をみると、店内1mほどの高さに津波の痕跡が残っています。

 茨城県大洗町の大洗漁港

アクセスは車が便利です。大洗漁港に向かいます。

店舗前に50台以上を収容する駐車スペースがあります。身障者用区画の設定はありません。満車の場合も多く、その場合は隣の港湾施設の周辺に適当に車を停めます。車椅子で乗降しやすい場所があるかは運次第の駐車場です。

店舗の周辺は舗装されていますが、路面は荒れていて、ところどころに小さな段差やデコボコがあります。慎重に車椅子で移動してください。

大洗漁港に向かいます

JA系の直売所の海側に独立棟の公衆トイレがあり、中央部にバリアフリートイレがあります。取材時は、最近改装されたようで、とても綺麗なトイレでした。

店舗のバリアフリー状況です。魚屋と農産物直売所は屋根続きの店舗で、屋内を通り抜けることが出来ます。どちらの店舗も、床面はほぼフラットですが、ややデコボコがあります。通路幅は一般的なもので、混雑していなければ車椅子での利用は可能です。

当たり前ですが、魚屋の床面はところどころ濡れているので、車椅子での利用は注意が必要です。

店舗のバリアフリー状況

魚屋は「飯岡屋水産」は鮮魚よりも、むしろ干物、乾物、冷凍ものなどが充実しています。これはそういう魚屋であるためです。本店の直売所には、しらす加工品や干物が品数豊富に並びます。

漁港に上がったばかりの鮮魚が、ずらりと並ぶイメージではありませんが、それでも鮮魚もあります。

むしろメインはその場で食べる、焼き物やアンコウ汁、生ガキなど。手軽に浜焼きなども楽しめます。店前でお祭りの屋台のような雰囲気で販売しています。アンコウ料理の新提案は「から揚げ」です。「揚げたてアンコウ」を販売していました。

魚屋の特徴

大洗市場前の「海・山直売センターいきいき」は、周辺の路面はやや荒れていますが、バリアフリートイレがあり、店舗は車椅子で利用できる施設です。

神磯の鳥居で有名な「大洗磯前神社」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2016年11月の取材に基づいています)

明太子のかねふく めんたいパーク大洗 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

茨城県大洗町の「めんたいパーク大洗」は、車椅子で工場見学や買い物ができる明太子ミュージアムです。現地のバリアフリー状況を紹介します。

明太子工場に併設された入場無料の施設です。オープンは2010年。2015年にリニューアルされました。工場見学、かねふく商品の工場直売、フードコートがあります。施設全体がバリアフリーで、段差解消スロープ、バリアフリートイレがあります。

大洗駅からは徒歩20分の案内。車椅子利用者は車の利用が便利です。120台を収容する無料駐車場があります。

身障者用駐車場は、一般駐車場とは別の場所です。現地には身障者用駐車場への大きな誘導サインがあります。施設入口からみて一般駐車場の反対側に6台分の身障者用駐車区画が用意されています。後部から車椅子で乗降するワゴン車が利用できる、広い駐車区画です。よく福祉施設のバスが停まっています。

めんたいパーク大洗

施設のエントランスは階段です。身障者用駐車場の横にスロープがあります。

めんたいパーク大洗

エントランス周辺に段差はありません。車椅子で問題なく館内へ入ることができます。

館内に入るとすぐ右にトイレがあります。バリアフリートイレは1つ。館内のトイレはここだけです。

トイレの横から工場見学コースが始まります。見学はツアーではなく自由見学です。

めんたいパーク大洗

コース内には緩やかな傾斜通路がありますが、車椅子での通行に大きな問題はありません。

明太子に関する情報やクイズがあるコーナーを通り、窓越しに工場の製造ラインを見学するコーナーに移動します。

窓は低い位置からあるので、車椅子目線で工場見学は可能です。

2015年にフードコートが誕生しました。フラットなスペースに可動式のテーブルと椅子席なので車椅子で利用できます。

メニューは「ジャンボおにぎり」。具材は「できたて明太子」「焼きたらこ」「紅鮭」「明太子・紅鮭ミックス」。他には「めんたいこソフト」「明太豚まん」などがあります。

300円を超える高級おにぎりです。具材はいずれも、おにぎりから溢れています。おかずと主食の量的なバランスからいえば、この具材の量なら、三倍のサイズのおにぎりでも十分です。少食の人なら、ジャンボおにぎり一つで、お腹は満ちてしまいます。

できたて明太子などが並ぶ工場直売コーナーは、フラットで通路幅に余裕があり、車椅子で利用しやすい売り場です。

かねふくのパークは「めんたいパーク大洗」が第一号パークです。他に「めんたいパークとこなめ」「めいたいパーク神戸三田」「めんたいパーク大びわ湖」「めんたいパーク伊豆」「めんたいパーク群馬」があります。「めんたいパーク大洗」はバリアフリー施設です。

大洗のシンボル「大洗マリンタワー」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年5月に加筆しました)