東京都文京区の「教育の森公園」は、大型ジャブジャブ池がある都心の防災公園で、自然観察ができる「占春園」につながります。車椅子で利用できる範囲について、現地の状況を紹介します。
東京教育大学(現筑波大学)の跡地活用で1986年に開園した公園です。基本機能としては文京区の防災センターで、地下には貯水設備があります。日常的には近隣住民や働く人のオアシス。自由広場やベンチがあり、緑が豊かな都市公園です。駅の近くで、専用駐車場はありません。
近隣に桜の名所「播磨坂」がありますが、車椅子でのお花見は傾斜路と混雑で大変です。教育の森公園は桜の名所。ここは車椅子でバリアフリーに花の鑑賞ができます。
防災公園の一機能もかねて、都心として大型のジャブジャブ池があります。夏は大勢の子ども達で賑わいます。現在バリアフリー化工事中で、ジャブジャブ池の横に「だれでもトイレ」が新設されます。
教育の森公園内を駅反対方面へ進むと「占春園」へと繋がります。江戸時代の大名屋敷の跡地で、当時の庭が残されています。
お庭の中は段差が多く車椅子での通行は困難ですが、「占春園」内を通るメイン通路は傾斜のある舗装路。極端な傾斜ではないので、頑張れば車椅子で通行できます。
現在の「占春園」は、あまり人の手が入らず、小石川の風景とは思えないワイルドな状況です。園内には「東京高等師範学校」の師範であった「嘉納治五郎」氏の像が建っています。
2018年現在、教育の森公園は、老朽化対策及びバリアフリー化工事が行われています。2019年春には完了予定。より車椅子で利用しやすい公園になる計画です。
教育の森公園は車椅子で利用できます。隣接する「占春園」は、傾斜路ですがメイン通路だけなら車椅子で通行可能です。
文京区の印刷博物館は徒歩圏内です。印刷博物館全体のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。
(本稿は2018年11月の取材に基づいています)