東京ミッドタウン 21-21DESIGN SIGHT 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

21_21DESIGN SIGHT

東京都港区六本木の東京ミッドタウンガーデン内にある「21_21DESIGN SIGHT」は、デザインを通じて様々な出来事や物事について考え、世界に向けて発信し提案を行う場で、あらゆる人々を対象にデザインについての理解と関心を育てていくことを目指しています。21-21DESIGN SIGHTのバリアフリー状況を紹介します。

東京ミッドタウン全体のバリアフリー情報は、別稿「六本木 東京ミッドタウン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

東京ミッドタウン~21-21DESIGN SIGHT

「21_21DESIGN SIGHT」はミッドタウンガーデンに、半分埋まっているような構造の独立棟です。設計は安藤忠雄氏。ミッドタウンガーデン内の歩道はバリアフリー仕様ですが、歩道に屋根はありません。

東京ミッドタウン~21-21DESIGN SIGHT

建物のコンセプトは、三宅一生氏のデザインに触発された「一枚の布」ということ。コンセプト優先の設計ですが、車椅子での利用に決定的な問題はありません。

21-21DESIGN SIGHT

ギャラリー1と2で開催される有料企画展は観覧料の障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の入場料が無料に減免されます。建物内に入ると左手に受付があるので、障害者手帳を提示して減免措置を受けてください。右手は無料ゾーンでミュージアムショップです。

ギャラリー1と2は半地下階にあります。受付の先に階段があり、一般入場者は半地下展示室に階段で下ります。車椅子利用者は受付の横にあるエレベーターを利用して半地下展示室へ移動します。

エレベーターを出ると、半地下展示室へは更に数段の階段があります。この階段には昇降設備はありません。車椅子ではスロープを利用してギャラリーへ移動します。

21-21DESIGN SIGHTのバリアフリー

スロープを下るとギャラリー1と2の中間付近にでるので、そこから一般観覧順路の最初に戻ります。展示会によって観覧順路は異なります。

半地下展示室のエレベーターの高さにバリアフリートイレがあります。変形折り戸のトイレで、スペースが狭く、車椅子での利用はあまり快適ではありません。

21_21DESIGN SIGHT

「21_21DESIGN SIGHT」には、「ギャラリー3」という別館のようなワンフロア構造の展示室があります。ここでは入場無料の企画展が不定期で開催されます。

21-21DESIGN SIGHTのバリアフリー

「ギャラリー3」内には段差はありませんが、入口が狭く、絶対的なスペースも狭いので、車椅子では無理のない範囲で観覧してください。

東京ミッドタウン~21-21DESIGN SIGHT

東京ミッドタウンの「21_21DESIGN SIGHT」は、車椅子で観覧できる企画展が開催されています。

(本稿は2022年4月に加筆しました)