奥日光湯ノ湖の南端にある湯滝は滝壺の目の前に観爆台があり、車椅子から間近で眺めることができる名瀑です。
アクセスは車が便利。駐車場は冬季をのぞき有料で、料金の障がい者減免制度はありません。駐車料金所の先で道が二股に分かれます。右が一般駐車場で、左が大型車と身障者用の駐車スペースです。身障者用駐車スペースは湯滝公衆トイレの近くです。
公衆トイレ棟のバリアフリートイレは、男女別トイレ内にそれぞれあります。やや狭い個室で、シンプルな設備のトイレです。トイレは冬季閉鎖されます。
身障者用の駐車スペースから湯滝に向かうルートは、途中にかなり激しいデコボコがある未舗装区間があり車椅子での移動は困難です。一般駐車場からは舗装路を通り湯滝へ進めます。身障者用駐車スペースを利用した場合は、未舗装区間を迂回して車椅子で車道を戻り、一般駐車場から湯滝にアクセスすることをお薦めします。
一般駐車場からしばらく緩い傾斜の舗装路面を進みます。この区間は車椅子で問題なく移動できます。
さらに進むとお茶屋さんの手前から未舗装区間になりますが、それほどデコボコはありません。慎重に進めば車椅子で移動できます。
お茶屋さんの先に観瀑台があります。観瀑台は木製デッキ。車椅子で移動できます。
観瀑台から高さ70m長さ110mの流れを眼前に楽しめます。湯滝は車椅子で近付ける名瀑です。
観瀑台から先の遊歩道は階段路です。車椅子で移動できる範囲は、駐車場から観瀑台までです。
湯滝は車でアクセスすれば車椅子観光が楽しめる名瀑です。
(本稿は2024年11月に執筆しました)