銚子しょうゆ味わい体験館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

銚子~しょうゆ味わい体験館バリアフリー情報

※しょうゆ味わい体験館は2020年3月からコロナ対策で休館していました。2023年より、平日のみ予約制で開館しています。最新情報を確認してご利用ください。

醤油の街、銚子。ヤマサ醤油工場内に2016年に誕生した「しょうゆ味わい体験館」は、車椅子で利用できる施設です。

駅からは徒歩7分。工場内に無料駐車場が有るので、車での来場も可能です。車利用の場合、工場入口に守衛所がありますが、特別な手続きをすることなく、そのまま車で工場内に入ります。

マイクロバスが停められるほどの大きな身障者用駐車スペースが、1台分あります。平常時はスタッフから駐車場所の指示はないので、入口周辺の駐車区画に来場者が自主判断して駐車します。

銚子~しょうゆ味わい体験館バリアフリー情報

工場見学は平日のみで要予約。工場見学コースは途中に階段ルートがあります。土日は「映画ホール」での映像鑑賞と「しょうゆ味わい体験館」の自由見学ができます。予約は不要で、両施設ともバリアフリーです。他にお土産が買える工場ショップがあります。

銚子~しょうゆ味わい体験館バリアフリー情報

工場見学者の受付があり、簡単な入場手続きをします。映画ホールで上映が始まる時間なら、そのまま映画ホールへ。駐車場から受付、映画ホールまで、すべてフラットで車椅子での移動に問題はありません。

映画ホール内はフラット構造で車椅子の移動は可能です。シートは背もたれの無い長椅子ベンチ。車椅子用の特別な鑑賞スペースはありません。車椅子のまま映画を見る場合は、シートの後ろ側か、横のスペースからになります。スペースに余裕があるので、問題なく車椅子で映画を鑑賞できます。

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映画は醤油の歴史と製法を紹介する内容です。15分の映画ですが、これをみると醤油通になる、良く出来た内容です。今回取材時は、映画を見終るとお土産に醤油をいただきました。

場内に赤ちゃんがいて、途中で泣き出してしまいましたが、それが許される雰囲気です。声が出てしまうタイプの障がいのある人でも、極端に騒がなければ、映画鑑賞は可能かと思われます。

銚子~しょうゆ味わい体験館バリアフリー情報

「しょうゆ味わい体験館」は、工場見学入口の横に造られた展示とグルメの施設です。ヤマサ醤油の歴史、醤油づくりの道具などが展示解説されています。醤油の発酵をバーチャル体験できるIT系の展示もあります。「しょうゆ味わい体験館」はバリアフリー。車椅子での利用、展示の見学は可能です。

グルメは「せんべい焼きコーナー」と「しょうゆソフトクリーム」の販売。煎餅は1枚100円。これを買って煎餅焼きコンロで、自分で焼いていただきます。子どもが焼けるように、コンロは低い位置にセット。車椅子からでも煎餅を焼くことが出来ます。焼き上がりまで約10分。館内にフリーテーブルがあるので、そこで焼き立て煎餅をいただけます。無料のお茶サービスもあります。

銚子~しょうゆ味わい体験館バリアフリー情報

「しょうゆ味わい体験館」の並びに、独立棟の工場ショップがあり、各種醤油および醤油関連商品が販売されています。会計はクレジット不可で現金のみです。ショップ内の通路は並みの幅があり、混雑していなければ車椅子でのショップ内回遊は可能です。

逸品として「ここでしか買えない特上醤油」が販売されています。普通の醤油と比べると値段が高い醤油ですが、小さな瓶に入って600円ほど。人気商品です。

ショップの前にあるテイクアウトスタンドでは「せんべい焼きそば」が販売されています。「しょうゆ味わい体験館」内のフリーテーブルなどで、車椅子でいただくことができます。

銚子~しょうゆ味わい体験館バリアフリー情報

映画ホールと「しょうゆ味わい体験館」の間にトイレ棟があります。広くて設備が新しいバリアフリートイレがあります。

屋内施設ですが、駐車場から各施設へ移動する間に屋根はなく雨天は濡れます。映画ホールと工場ショップはバリアフリー施設です。銚子ヤマサ醤油工場の「しょうゆ味わい体験館」は車椅子で利用できます。

(本稿は2018年7月の取材に基づいています)