銚子ウオッセ21 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

銚子~ウオッセ21

ウオッセ21は銚子を代表する観光施設です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

銚子~ウオッセ21

ウオッセ21は展望塔の「銚子ポートタワー」、レストラン「うおっせ」、水産物即売センター「ウオッセ21」で構成される観光施設です。隣接して「夫婦ヶ鼻公園」があります。

アクセスは車が便利。無料駐車場は「銚子ポートタワー」側と水産物即売センター「ウオッセ21」側の2か所あり、身障者用駐車区画の用意があります。

高低差のある地形に建つ施設です。「銚子ポートタワー」側が高地で、水産物即売センター「ウオッセ21」側が低地。水産物即売センターの2Fがレストラン「うおっせ」で、「銚子ポートタワー」とレストラン「うおっせ」が、空中連絡橋で結ばれています。エレベーターを利用すれば、全施設間を車椅子でほぼフラットに移動できます。

「銚子ポートタワー」は有料の展望施設ですが、入館料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。1Fのインフォメーションで入館手続きを行います。

低層階が1Fと2F。タワー上層の高層階が3Fと4Fです。車椅子利用者はすべてのフロアへエレベーターを利用して移動できます。スタッフの誘導指示にしたがってください。4F展望室の窓は低い位置からのガラス張りです。車椅子から十分に眺望を楽しめます。

銚子~ウオッセ21バリアフリー情報

鮮魚地魚シーフードレストラン「うおっせ」の店内は、床面はフラット構造で、可動式にテーブル席があるので、車椅子での利用は可能です。店内はスペースに余裕があるので、奥のテーブル席へ車椅子で移動することができます。

1991年に誕生した施設なので、設備はやや古さを感じますが、出入口に多少の段差がある程度で、車椅子利用に決定的な問題はありません。

銚子~ウオッセ21バリアフリー情報

ショップと食事処が入る「ウオッセ21」は、ワンフロアで床面はフラットな構造です。施設全般、車椅子で利用できますが、店内通路が狭い物販店や、カウンター席中心の食事処など、車椅子では利用し難いお店もあります。近年、空きスペースが増えています。

銚子~ウオッセ21

水産物即売センター「ウオッセ21」の、「中庭広場」側の出口左側にバリアフリートイレがあります。この個室のスペースは狭く、一般的な車椅子が入るギリギリのサイズです。ただし設備は更新されてウォシュレット付き便器が備えられています。「銚子ポートタワー」のバリアフリートイレのほうが、スペースは余裕があります。

銚子~ウオッセ21

施設全般に老朽化がみられますが、車椅子で利用できない決定的な問題箇所はありません。「ウオッセ21」は車椅子で利用できる観光施設です。

(本稿は2020年9月に加筆修正しました)