車椅子で行く銚子~地球の丸く見える丘バリアフリー情報

銚子~地球の丸く見える丘バリアフリー情報

「地球の丸く見える丘展望館」は、車椅子で利用出来るのか。現在の施設はバリアフリーの概念がまだ薄かった1988年の竣工です。車椅子で出来る事と出来ない事を、詳しく紹介します。

なお本稿は2018年7月の取材に基づいています。

○愛宕山の山頂に建つ

「地球の丸く見える丘展望館」は、銚子で最も高い山「愛宕山」にあります。アクセスは車。傾斜のきつい坂道を上った先に、130台ほどを収容する大きな一般無料駐車場が用意されています。

一般駐車場から「地球の丸く見える丘展望館」のエントランスへは、階段ルートです。そのため、車椅子利用者用の「障害者専用駐車場」は別にあります。

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○障害者専用駐車場の状況

「障害者専用駐車場」の場所は「地球の丸く見える丘展望館」1Fの裏側です。現地に案内板があるので、それに従い脇道に入り、狭い急坂道を車で上ってください。

その先に5台分の駐車スペースがあります。区画は一般駐車スペースのサイズです。そもそもはスタッフ用の駐車スペースのようで、坂の途中に車が複数台縦列駐車しています。駐車場へのアプローチ路は、急で狭い坂道です。

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○駐車場から1Fへ

「障害者専用駐車場」からは、上りスロープを利用して1Fへ向かいます。スロープはそれほどキツイ傾斜ではありませんが、1Fへ入館するドアが手動ドアで、出入口に小さな段差があります。健常な同行者がいると助かる構造です。

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○障害者減免有り

1Fで入館手続きをします。障害者手帳の提示で、本人と介助者1名の入館料が無料に減免されます。

障害者用トイレは1Fにあります。トイレの広さは並みですが、現時点ではウォシュレットは付いていません。

施設は3フロアと屋上の構造。エレベーターは1基で3Fまでです。

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○3F展望台へ

ここは330°水平線が見える展望館です。3F屋内には展望ラウンジ「カフェ330°」があります。

エレベーターで3Fへ上がり、カフェ内から見える範囲を見る。車椅子ではこれが限界です。肝心の展望台は車椅子向きではありません。状況を詳しく紹介します。

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○展望台の状況

3Fには展望ラウンジの外に、3F回廊テラスがあり素晴らしい眺望を楽しめます。手動ドアの出入口にはスロープが用意され、車椅子で回廊テラスに出ることは出来ます。ところがテラスの壁が高く、車椅子からでは景色が見えません。そして屋上展望台へは、この回廊からの階段ルートのみです。

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○2Fの概要とバリアフリー状況

2Fは銚子に関わる各種の展示があるフロアです。

映像ラウンジは、健常者も利用できないほど隙間なく固定的なソファーが置かれ、車椅子では立ち入ることが出来ません。

銚子ジオパークの紹介コーナーは、車椅子で見学が可能です。

2Fフロア内にあるスロープを下った先は、企画展示コーナーで、車椅子での見学は可能です。

2Fフロアとほぼ同じ高さにある「日比友愛の碑」へは、2Fからは行けません。下から階段で上るルートだけです。

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○1Fはお土産ショップ

エレベーターで1Fへ戻ります。1Fはお土産コーナー。銚子土産が並びます。1F内は車椅子で移動可能なフラット構造です。

 

 

「地球の丸く見える丘展望館」は、障害者専用駐車場があり、障害者減免がありますが、車椅子で回廊テラスと屋上展望台は利用できません。2Fは一部、1Fは全面的に車椅子で移動できます。