東京都の宿泊施設バリアフリー化支援事業 令和2年度分受付開始

東京都の宿泊施設バリアフリー化支援事業

東京都は、都内で「旅館・ホテル営業」又は「簡易宿所営業」を行っている施設を対象にした、バリアフリー改修工事への補助金事業を行っています。令和2年度分の受付が6月10日から始まりました。今年度より、以下の3点が拡充されています。

〇出入口幅の改修工事費用100%助成

対象は「建築物バリアフリー条例に定める」一般客室の整備等で、浴室等の出入口幅を75センチメートル以上とする場合と、車いす使用者用客室の整備等で、客室出入口の有効幅を90センチメートル以上とする場合です。

条件に合致すれば、最高で9,600万円まで100%助成されます。

〇設計に対する助成

対象は一定の条件に合致したバリアフリー化整備に限られますが、その設計費用に対する助成が導入されました。

助成金の補助率は80%で、上限額は100万円です。

〇補助限度額の引き上げ

一定の条件に合致する必要がありますが、「施設整備」「客室整備」「備品購入」「コンサルティング」の補助限度額が引き上げられています。

宿泊施設バリアフリー化支援事業の受付は、令和3年3月31日までです。

《生きるちから舎ニュース 2020年6月12日》