宇都宮 飛山城歴史跡公園 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

栃木県宇都宮市にある飛山城歴史跡公園は、鎌倉時代後期に芳賀氏が丘陵に築いた城跡を整備した公園で、平成17年に開園しました。掘立柱建物5棟と竪穴建物2棟が復元された城跡公園と「とびやま歴史体験館」で構成されます。

飛山城歴史跡公園

城跡公園は未舗装砂利路面で傾斜のある散策路を通ります。車椅子向きの公園ではありません。城跡公園の散策は、悪路に強い車椅子利用者に限りお薦めします。

飛山城歴史跡公園

とびやま歴史体験館はバリアフリーな無料施設です。車椅子で見学できます。

飛山城歴史跡公園

アクセスは車が便利。歴史体験館の前に広い駐車場があり、身障者用駐車スペースが設けられています。

飛山城歴史跡公園

とびやま歴史体験館は大きな施設ではありませんが、飛山城の歴史を学べる常設展示があります。ほかに企画展、ミニ企画展が開催され、有料で甲冑などの衣装体験ができます。

飛山城歴史跡公園

とびやま歴史体験館はワンフロア構造です。バリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

飛山城歴史跡公園

飛山城歴史跡公園は公園の散策は体力が必要ですが、歴史体験館は車椅子で見学できます。

(本稿は2023年8月に執筆しました)

宇都宮市の中心部にある「宇都宮城址公園」のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ご参照ください。

信楽焼の総合施設 滋賀県立陶芸の森 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

やきものの里、滋賀県甲賀市信楽町にある平成2年に開園した公園です。丘陵にある施設で研修施設、展示館、公園、美術館が傾斜地に配置されています。アクセスは車が便利。車椅子利用者の場合、目的とする施設に近い身障者用駐車スペースを利用するとアップダウンが回避できます。

一般の人が利用するのは信楽焼の作品展示とレストランがある「信楽産業展示館」と有料の美術館「陶芸館」、そして「窯の広場」などがある公園施設です。身障者用駐車スペースは、一般駐車場「P1」から「P4」とは異なる場所、「信楽産業展示館」と「陶芸館」それぞれのエントランスの近くにあります。身障者用駐車スペースを利用すれば、「信楽産業展示館」と「陶芸館」へアップダウンを避けて移動できます。

滋賀県立陶芸の森

「信楽産業展示館」と「陶芸館」は車椅子で利用できるバリアフリーな施設です。レストランも可動式のテーブル席がある車椅子で利用できるお店です。

滋賀県立陶芸の森

「信楽産業展示館」では、季節ごとの展示販売企画が行われています。「陶芸館」が閉館している期間でも、「信楽産業展示館」で信楽焼の作品を楽しめます。

滋賀県立陶芸の森

「信楽産業展示館」と「陶芸館」にはバリアフリートイレがあります。下の写真は「信楽産業展示館」のトイレ。一般的なサイズの個室でウォシュレット付き便器、簡易シャワー型オストメイト装置が備えられています。

滋賀県立陶芸の森

「信楽産業展示館」と「陶芸館」は身障者用駐車スペースの場所が分かれば車椅子で問題なく利用できます。車椅子での利用に少し問題があるのは「窯の広場」などがある公園施設です。状況を詳しく紹介します。

公園の中心部は「信楽産業展示館」と同じ高さにあります。「陶芸館」の高さにも小さな公園があり、「信楽産業展示館」の高さの公園とは階段路で結ばれています。車椅子で2つの高さの公園を利用する場合は、車で移動する必要があります。公園の中心部に行く場合は、「信楽産業展示館」の身障者用駐車スペースからアクセスすると便利です。

滋賀県立陶芸の森

公園はバリアフリーなようで、あまり車椅子にやさしくありません。舗装通路が整備されていますが、駐車場からは未舗装箇所を横断します。また「火の丘」や窯の広場の付近は、アップダウンがあり、泉の広場の池の周囲はデコボコ段差路です。

滋賀県立陶芸の森

未舗装箇所を横断し公園内の舗装散策路に入ると、「窯の広場」付近まで舗装路を通り散策できます。散策路の周りには焼き物アートが展示されています。

滋賀県立陶芸の森

「太陽の広場」付近から「窯の広場」付近まで、アートや水の流れを楽しみながら車椅子で散策できます。

滋賀県立陶芸の森

散策路の終点は大小の窯がある「窯の広場」。シンボルは「登り窯」です。

滋賀県立陶芸の森

「登り窯」は傾斜路面を利用した窯。近くまで車椅子で近付いて見学できます。

滋賀県立陶芸の森

滋賀県立陶芸の森は、アップダウンを回避できる駐車場を選択すれば車椅子で利用できる施設です。

(本稿は2023年7月に執筆しました)

甲賀市にある美術館「MIHO MUSEUM」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

130mの藤棚がある 多々良沼公園 車椅子散策ガイド バリアフリー情報

群馬県の館林市と邑楽町にまたがる多々良沼公園は、春は桜や藤を車椅子で楽しめる公園です。多々良沼の周囲に広がる大きな公園で、全面積は98ha、無料駐車場が10か所あります。本稿では長さ130mの藤棚があり「浮島弁財天」が鎮座する「いこいと花のエリア」のバリアフリー状況を紹介します。

多々良沼公園

浮島弁財天に近い駐車場は普通車80台を収容します。

多々良沼公園

身障者用駐車スペースは公園入口近くに1台分設けられています。

多々良沼公園

駐車場に隣接する公衆トイレにバリアフリートイレが設置されています。

多々良沼公園

公園内は舗装通路があり車椅子で散策できます。

多々良沼公園

浮島弁財天方面へ進むと、ほどなく長さ130mの藤棚があります。

多々良沼公園

これほどの長さの藤棚は珍しい。

多々良沼公園

今回取材時は藤が開花していました。花を楽しむなら、藤棚の下からよりも、横から眺めることをお薦めします。

多々良沼公園

藤棚を抜けると多々良沼が見えてきます。

多々良沼公園

浮島弁財天へつながる舗装路が整備されています。

多々良沼公園

車椅子で問題なく散策できるフラットな舗装路面です。沼をのぞくと、数多くの魚や水鳥を観察できます。

多々良沼公園

浮島弁財天の前にも、見事な藤棚があります。

多々良沼公園

ただし藤棚がある参拝路はデコボコの段差路で車椅子での参拝は困難です。浮島を回る周回路は車椅子で散策できます。

多々良沼公園

冬になると沼に白鳥が飛来するそうです。多々良沼公園は車椅子で自然とお花が楽しめる公園です。

(本稿は2023年4月に執筆しました)

近隣にある群馬県立館林美術館のバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。