福島県白河市に鎮座する白河地方の総鎮守、鹿嶋神社は8世紀に創建された古社で、境内は未舗装路面や段差が多くバリアフリーではありません。車椅子での参拝ルートは限られます。
アクセスは車が便利。境内周辺に駐車場が設けられています。車椅子利用の場合、社務所に近いメイン駐車場を利用すると、太鼓橋周辺が段差路で移動が困難です。
また随神門も段差構造で車椅子での移動はできません。
観音堂や弥勒堂などに近い未舗装路駐車場からは、本殿付近に段差回避して移動できます。
ただし決定的な段差を回避できるだけで、未舗装砂利路面や傾斜路を通ります。
参集殿の近くまでは、車椅子が動く砂利路面です。
参集殿の前から本殿付近までは砂利が深くなります。
手水舎も悪路にあります。
かなり無理をしますが、この砂利路面を車椅子で進めれば、拝殿の4段の階段の手前から参拝できます。
本殿前の砂利路面から後ろを振り返ると、随神門の間から太鼓橋を見ることができます。
駐車場に近い観音堂や弥勒堂の周辺も未舗装の悪路です。車椅子ではかなり無理をするお参りになります。
白河地方の総鎮守、鹿嶋神社はバリアフリーではありません。車椅子で悪路を走破しての参拝になります。
(本稿は2023年8月に執筆しました)