道の駅あいづ 車椅子で行く福島観光 バリアフリー情報

福島県湯川村の「道の駅あいづ」は、会津盆地の真ん中に二つの町村が共同設立した道の駅です。車椅子から見た現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年4月の取材に基づいています。

○大規模な道の駅

メイン棟には産直ショップ、物産館、レストラン、観光情報コーナー。他に独立したトイレ棟。そしてもう一棟、地域住民向けの施設棟があります。

駐車場は広く裏手に第二駐車場まで用意。大型の道の駅です。

 

○名称は「湯川・会津坂下」

道の駅の正式名称は「道の駅あいづ 湯川・会津坂下」と長い。立地は湯川村ですが、会津坂下町と湯川村が共同で設立した施設です。二つの町村が共同出資した道の駅は、ここが全国で初という情報です。

道の駅あいづ

○施設内にも障害者用トイレ有り

障害者用トイレは独立トイレ棟内に3つ。更にメイン棟の中にインドアトイレが設置され、綺麗な障害者用トイレがあります。

 

○施設内通路幅は普通サイズ

ハード構造はゆとりのある設計なのですが、産直ショップと物産館の通路は、それほど広々していません。といって狭くて車椅子で通行できないわけではありませんが、これほどの施設ならもう一段広い通路に出来るのに、と感じました。

 

○障害者用駐車区画はトイレ棟の前

メイン棟の前は広い屋外空間を確保しています。そのため、障害者用駐車区画は独立トイレ棟の前。屋根付き駐車場で3台分あります。メイン棟の前にありそうな気がしますが、その手前にあります。

道の駅あいづ

○レストランもバリアフリー

メイン棟内にあるレストランも大規模。そしてバリアフリー。フラット構造で広さに余裕があります。一般的な車椅子利用者なら、利用に大きな問題はありません。

「道の駅あいづ」は、新しい施設でバリアフリー構造です。

道の駅ふるどの 車椅子で行く福島観光バリアフリー情報

福島県古殿町の「道の駅ふるどの」は、1000本の桜並木がある流鏑馬の里にある元「おふくろの駅」です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年4月の取材に基づいています。

○1000本の桜は圧巻

福島中通りの町、古殿町。10月に行われる古殿八幡神社の流鏑馬は、県の重要無形民俗文化財に指定されています。

そして鮫川沿いには7km続く約1000本の桜並木。今回満開時に訪れ、その圧巻の迫力を満喫しました。桜並木の近くに「道の駅ふるどの」はあります。

道の駅ふるどの

○最初は「おふくろの駅」

道の駅認定を受けたのは2010年ですが、実際の開業は2001年。古殿町営の「おふくろの駅」として営業を開始しました。そのため目立つ看板類はすべて「おふくろの駅」となっています。

おそらく2001年の開業以来、大きなリニューアルは行っていません。

バリアフリー水準は2001年レベル。施設内通路は狭く、空いていても車椅子では移動に苦戦します。

トイレは隣接別棟方式で、障害者用トイレの設備はウォシュレット無しで古い。

障害者用駐車スペースは、一般駐車場の中に2台分。屋根などの特別な設備はありません。

全体的に初期型の道の駅をイメージしてください。

道の駅ふるどの

○モットーは安全安心新鮮

施設の構成は標準的で産直ショップ、食事処、テイクアウトコーナーなど。安全安心新鮮な地場産品を中心に、山菜など山の幸が自慢です。食事処は手打ちの蕎麦うどんが名物。典型的な構成の道の駅です。

 

○地元の人に人気の施設

駐車場にはご当地ナンバーが目立ちます。産直ショップや食事処で聞こえる声は地元の方言。地元の人に愛されている「道の駅ふるどの」です。

最新のバリアフリー施設ではありませんが、一般的な車椅子での利用は可能です。福島の山の幸を楽しむことが出来る道の駅です。

かんぽの宿郡山 車椅子で行く福島観光 バリアフリー宿泊情報

福島県郡山市の「かんぽの宿郡山」は、立派な障害者用家族風呂施設がある東京都休養ホーム事業対象の温泉宿です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年4月の取材に基づいています。

○車椅子で行く磐梯熱海温泉

開業50周年。古い建物の改修と新棟増設により、快適なバリアフリーを実現しています。

郡山市内の中心部ではなく、名湯磐梯熱海温泉の宿。高速道路からアクセス良く、電車の駅もすぐ近くです。

○予約制のバリアフリー家族風呂

身体障がいのある人が名湯を楽しむ。そのためのとても立派な家族風呂が新設棟に用意されています。とても広くて設備は充実。重度障害の人も介助者と利用できます。大型のベッド。使いやすいトイレ。お風呂用の車椅子。必要であれば天井リフトの用意もあります。

お風呂自体も素晴らしい。浴槽は3人入ることが出来るゆとりの大きさ。洗い場も3つ。シャワーは便利なワンタッチ式。もちろん入口から洗い場までは完全フラット。一般の宿泊施設が用意する施設としては、ハイレベルなバリアフリー家族風呂です。

利用時間は原則1時間。宿泊者でも一般利用は有料ですが、障害者手帳があると無料で利用できます。早いモノ勝ちの予約制。利用時間帯を決めて早めにお申し込みください。

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

○古い設備のバリアフリー改修状況

基本は50年前の建物なので元々は段差がある構造ですが、段差箇所はスロープ対応改修済み。駐車場には屋根付き障害者用駐車スペースを設置。ただしエントランスンまで30mは、屋根無し空間です。

バリアフリールームは3Fに一部屋。ツインルームで最大3人宿泊可能。ドアは引き戸に改修済み。室内はバリアフリーで、お風呂からベッドにかけて天井リフトが用意されています。洗面台も車椅子でそのまま利用できるタイプ。ベッドは電動可動式。現時点で考えられるバリアフリー対策はすべて詰め込まれています。

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

○食事処は可動式テーブル席

食事をする広間は、一部小間上がりスペースもありますが、一般的な可動式のテーブルと椅子なので、車椅子での利用は可能です。

施設は3フロア構造。各階のトイレは改修済みで、障害者用トイレが設置されています。

エレベーターは2系統。まだ新しく後付したばかりのエレベーターに見えます。車椅子での上下階移動に不便はありません。

○駅前の足湯はバリアフリー

「かんぽの宿郡山」の紹介からはずれますが、磐梯熱海駅前にある無料の足湯施設はバリアフリーです。もちろん車椅子のままでは利用できませんが、腰かけるところまではフラット構造。足湯施設としては身体障がいのある人でも利用しやすい設計です。それほど賑やかな駅前ではありませんが、駅にもスロープがあるので、時間があればお立ち寄りください。

かんぽの宿郡山

かんぽの宿郡山

名湯磐梯熱海温泉を車椅子で楽しむ。特にバリアフリー家族風呂はお薦めです。