群馬県立歴史博物館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

群馬県高崎市の「群馬県立公園群馬の森」内にある博物館です。開館は1979年で2016年にリニューアルオープンしました。原始から近現代まで群馬の歴史と文化を学べる施設です。連絡通路で結ばれる「群馬県立近代美術館」が隣にあります。

群馬県立歴史博物館

アクセスは車が便利です。群馬の森の無料駐車場を利用します。最も近いのは第1駐車場で身障者用駐車スペースは6台分あります。ただし第1駐車場は人気で混雑します。

群馬県立歴史博物館

北口から利用する第2駐車場及び第2臨時駐車場には、身障者用駐車スペースは各2台分あります。

群馬県立歴史博物館

第2駐車場から歴史博物館まで約500mの距離です。園内は舗装散策路が整備されています。

群馬県立歴史博物館

第2駐車場から、緑豊かな園内を散策しながら博物館に向かうルートもお薦めです。

群馬県立歴史博物館

博物館の近くに「福祉施設関係臨時駐車場」と掲示された舗装されたスペースがありました。

群馬県立歴史博物館

博物館のエントランスは段差構造です。

群馬県立歴史博物館

段差回避スロープを通行してエントランスへ進みます。傾斜は急ではありませんが、路面は小さなデコボコがあります。

群馬県立歴史博物館

博物館入口は自動ドアです。車椅子で問題なく入館できます。

群馬県立歴史博物館

群馬県立歴史博物館はワンフロアの施設で、入口から館内へ段差があり、ここも段差回避スロープを利用して進みます。

群馬県立歴史博物館

スロープの先にバリアフリートイレがあり、その横が受付です。群馬県立歴史博物館の観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で無料観覧券を発券していただきます。

常設展示室と企画展示室があり、どちらも車椅子で観覧できるバリアフリーな展示室です。常設展示の最初は「国宝展示室」。国宝に指定された「群馬県綿貫観音山古墳出土品」を展示しています。古墳大国群馬ならではのスケールで迫力がある展示です。

群馬県立歴史博物館

壁面ケース内展示は、足元が奥に引き下がっている構造です。車椅子で観覧しやすい工夫があります。

群馬県立歴史博物館

観覧順路は「ぐんまちゃん」が案内してくれます。

群馬県立歴史博物館

以後、原始から近現代まで、年代順の展示が続きます。群馬の歴史と文化が真面目に詳しく紹介されています。

群馬県立歴史博物館

常設展示の最後は「デジタル埴輪展示室」です。「埴輪スコープ」で遊びながら埴輪の勉強ができます。

群馬県立歴史博物館

「埴輪スコープ」で勉強した埴輪が展示されています。展示位置が低いので車椅子から観覧できます。常設展示は以上です。

群馬県立歴史博物館

ミュージアムショップなどがあるロビーの先に博物館の出口があります。スロープを通り出口に進みます。出口は自動ドアです。

群馬県立歴史博物館

常設展示は、最初の国宝展示室と最後のデジタル埴輪展示室は子供でも楽しめますが、原始から近現代までの展示は大人向けです。群馬県立歴史博物館は深い知識が学べる博物館です。

隣接する「群馬県立近代美術館」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年8月に書き直しました)

山梨県立文学館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

山梨県甲府市にある、山梨県ゆかりの文学者を紹介する大規模な博物館です。「山梨県立美術館」がある「芸術の森公園」内に建ちます。開館は1989年ですが、車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。常設展では山梨県にゆかりのある作家の直筆原稿や写真、書簡や書画、愛用品などが展示されています。

山梨県立文学館

アクセスは車が便利です。山梨県立美術館と同じく、芸術の森公園の駐車場を利用します。駐車場のバリアフリー状況、および山梨県立美術館のバリアフリー情報は、別稿「山梨県立美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

山梨県立文学館

県立美術館と県立文学館は、レンガ舗装の広場で結ばれています。

山梨県立文学館

文学館に近い場所には、ロダン作の17世紀フランス古典主義風景画の巨匠「クロード・ロラン」の像があります。

山梨県立文学館

そしてエントランス前には、エミール=アントワーヌ・ブールデルの「叙事詩」。いずれも芸術の森公園の屋外展示物です。

山梨県立文学館

正面エントランスから館内に入ります。出入口はフラットな構造の自動ドアです。入口で検温、手指消毒、簡単な記帳をして入館します。

山梨県立文学館は観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者が無料に減免されます。1Fのチケット売り場で障害者手帳を提示して無料観覧券を発券していただきます。

1Fはミュージアムショップとカフェ、講堂などがあります。カフェは「黒蜜庵きなこ亭」。半テイクアウト方式のようなお店で、スペースに余裕があり、可動式テーブル席なので、車椅子での利用は可能です。今回取材時はコロナ対策で休業していました。

山梨県立文学館

バリアフリートイレは1Fにあります。スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

山梨県立文学館

展示室は2Fです。1基あるエレベーターで上下階移動します。エレベーターのかごは一般的なサイズで、普通サイズの車椅子は問題なく乗り込めます。

山梨県立文学館

2Fは中央部が吹き抜け構造で、左右に常設展示室と企画展示室が配置されています。

常設展は井伏鱒二、山本周五郎、壇一雄など、作家個人別の展示です。大きなスペースで芥川龍之介の展示があります。

文豪それぞれの山梨県との関わりについての解説があります。例えば太宰治は、新婚時に山梨に住んでいました。

常設展第四室は飯田蛇笏親子の紹介。親子そろって山梨県笛吹市境川町の出身です。展示内容は年に4回入れ替えるということ。季節ごとに飯田親子ゆかりの品を楽しめます。

企画展示室では年間4本程度の展覧会が開催されます。今回取材時は「新収蔵品展」が開催されていました。会期は2022年1月29日から3月21日までです。

常設展示室、企画展示室ともに、車椅子で観覧できるバリアフリーな展示室です。

山梨県立文学館

文学館2Fの大きな窓から、県立美術館と甲府分地の遠景を眺めることができます。

山梨県立文学館

山梨県立文学館は、車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。

(本稿は2022年2月に書き直しました。)

葛飾区郷土と天文の博物館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都葛飾区の「葛飾区郷土と天文の博物館」は、車椅子利用者への配慮がある大型の施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

市区町村の博物館としては大規模な施設です。2Fが「郷土のフロア」で、葛飾区の歴史民俗資料館的な展示室などがあります。

3Fは常設の「天文展示室」と「プラネタリウム」。4Fはない構造で、5Fに「天体観測室」とホールがあります。

葛飾区郷土と天文の博物館

お花茶屋駅から徒歩8分の案内です。収容が15台の来館者用の無料駐車場があり、身体障がい者の利用に限り駐車場の予約が出来ます。博物館に電話を入れ、来館日時、氏名、連絡先などを伝えて予約します。原則、予約は1台のみ受け付けるそうです。現地で施設管理スタッフに駐車場予約者であることを申告すると、駐車スペースに誘導していただけます。

葛飾区郷土と天文の博物館

駐車場内に身障者用駐車区画が1台分ありますが、やや駐車が難しい場所にあります。今回取材時は、一般駐車区画の右端のスペースが、予約者用として確保されていました。

葛飾区郷土と天文の博物館

博物館は有料の施設で、常設展とプラネタリウムは別料金になります。障がい者減免制度があり、本人と介助者2名までの入館料および観覧料が無料に減免されます。ただしコンサートなど特別なイベントはその企画次第です。

1Fの受付で障害者手帳等を提示して、入館手続き及び観覧手続き行ってください。入館証とプラネタリウムの観覧券を発券していただく運用です。

葛飾区郷土と天文の博物館

博物館のエントランスから館内入口まではフラットな構造で、出入口は自動ドアです。車椅子での出入りに問題はありません。

館内のバリアフリー状況

バリアフリートイレは1Fと2Fにあります。ユニバーサルベッドはありません。赤ちゃん用のベビーシートやベビーベッドは用意されます。

障害者用トイレは1Fと2Fにあります

エレベーターは1基。各フロア内はほぼフラットな構造です。

エレベーターは1基

3Fのエレベーターホールに、数種類の望遠鏡を実際に覗き見るコーナーがあります。ここだけは段差構造で、車椅子では利用できません。

葛飾区郷土と天文の博物館

展示のバリアフリー状況です。2Fの「郷土のフロア」は、「かつしかの歴史」と「かつしかのくらし」などで構成されます。

葛飾区郷土と天文の博物館

「かつしかのくらし」コーナーは、昔の家屋の再現展示などがあり、以前は一部車椅子では見学ができない箇所がありましたが、バリアフリーに改修されて2020年にリニューアルオープンしました。

葛飾区郷土と天文の博物館

3Fの「天文展示室」は、2018年6月にリニューアルオープン。前出の「望遠鏡コーナー」以外は車椅子で見学できます。今の太陽を観察できるコーナーもあり、天文展示室の内容は大人も楽しめるレベルです。

葛飾区郷土と天文の博物館

プラネタリウムのバリアフリー状況です。3Fのプラネタリウムも、2018年6月にリニューアルオープンしました。座席を外した車椅子用のスペースが、館内最前列2か所に各1台分が用意されています。

葛飾区郷土と天文の博物館

新鋭の投影機と音響。オリジナルコンテンツ作品が生解説で楽しめるハイレベルなプラネタリウムです。

葛飾区郷土と天文の博物館

3Fの改修が2018年に完了、2020年には2Fの改修が完成、バリアフリーレベルが上がりました。「葛飾区郷土と天文の博物館」は車椅子で利用できる博物館です。

東京にある郷土博物館を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年1月に加筆修正しました)