北信州最大規模の道の駅 オアシスおぶせ 車椅子バリアフリー情報

栗の名産地、長野県小布施町の「オアシスおぶせ」は、エリア最大規模の道の駅です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

「オアシスおぶせ」は、上信越自動道と直結したハイフェイオアシスです。「小布施総合公園」内にあり、一般道からもアクセス出来ます。広い公園で芝生広場や池と噴水広場、大型遊具のコーナー、ドッグランなどがあります。施設としての正式名称は「小布施ハイフェイオアシス 道の駅オアシスおぶせ」です。

「オアシスおぶせ」の駐車場は、高速道路用が上下線それぞれ、一般道路用が商業棟の前と、道を渡った反対側、合計4か所あり、それぞれに身障者用駐車区画が用意されます。

一般道路用の商業棟前駐車場は商業施設に直結。それ以外の3カ所の駐車場からは、道路を横断するスロープブリッジを通ります。車椅子で通行できるスロープですが、商業棟までは50m以上の距離があり、この間に屋根はありません。

「オアシスおぶせ」の商業棟は「お土産処」と「お食事処」で構成されます。直売所は商業棟の道の反対側、前出の3カ所の駐車場からみればスロープの手前に2店あります。一つは「JA須高お百SHOPおぶせ」。もう一つは「地元農家の直売所 おぶせ物語」です。どちらもフラットな床面に商品を並べるようなお店で、バリアフリーへの特別な配慮があるわけではありませんが、車椅子での買い物は可能です。扱い商品は季節により大きく変わります。取材時はりんごの季節。大きな箱で販売されていました。

「オアシスおぶせ」商業棟のバリアフリー状況です。「お土産処」と「お食事処」がある商業棟は、スペースにゆとりがある施設で車椅子での利用は可能です。館内にバリアフリートイレがあります。

小布施町の名産は「栗」。食事処も栗おこわが自慢です。お土産では、栗焼酎に栗系のお菓子、栗ジャムに「ソフト栗イム」など。もちろん一般的な信州系の名物、野沢菜、おやき、信州そばなども豊富に扱われています。

小布施町の名店「竹風堂小布施本店」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年8月に加筆修正しました)

長野県 道の駅北信州やまのうち 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

長野県山ノ内町の「道の駅北信州やまのうち」は、町内産にこだわった直売所が魅力です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

湯田中渋温泉郷の郊外、長野五輪で整備されたバイパス沿いにある道の駅です。地獄谷野猿公苑に近く、志賀高原への入口にある観光拠点です。取材時は「情報コーナー」にガイドスタッフがいて、専門的な観光ガイドを行っていました。

1997年の開業です。身障者用駐車区画は3台分で、バリアフリートイレはトイレ棟内に1つあります。

施設は直売所と売店、食事処で構成されます。規模としては小さく、それぞれの売り場も広くはありません。それでも極端に混雑していなければ、車椅子での利用は可能です。

直売所の魅力は山ノ内町産の美味しいもの。キノコは通年、山菜は夏場、果物は季節ごとに、信州の美味しいものが楽しめます。ただし冬季は休業日があるので、営業状況を確認して利用してください。

食事処は蕎麦が自慢で食券購入のセルフサービスです。地粉使用の自家製麺が自慢です。スペースにあまり余裕はありませんが、車椅子での利用は可能です。

2015年に誕生した屋外売店では、ご当地ソフト、地物フルーツのかき氷がいただけます。

「道の駅北信州やまのうち」は、車椅子で利用できる北信州の観光拠点です。

北信州最大規模の道の駅「オアシスおぶせ」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2019年8月に加筆修正しました)

茨城県 道の駅さかい 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

利根川が流れる茨城県境町。「道の駅さかい」は改装および増築により、町の観光拠点になりました。開発の概要と道の駅施設のバリアフリー状況を紹介します。

町の観光核施設「道の駅さかい」に隣接して新設されたのが食のスポット「茶蔵」。建物の設計は隈研吾氏。1Fが自然食バイキングレストラン、2Fには特産の「さしま茶サロン」と予約制の鉄板焼き店が入ります。

道の駅から利根川沿い800mほど先にあるのは「河岸の駅さかい」。明治時代からの店舗をリノベーションしてベーカリーとキッチンが入ります。

そして利根川を航行する観光船「さかい」の運行。河川敷のBBQ施設、セグウェイの貸し出しなど、アクティビティにも力が入ります。

3つの観光施設とアクティビティ

「道の駅さかい」は1996年の開業。2019年に大規模なリニューアルが行われました。

地ビールを製造する「さかい河岸ブルワリー」が誕生。地産の美味しいものを何でもサンドする「さかいサンド」を新設。情報館、物産館とも内装をリニューアル。食事処のスペース拡張。そしてトイレ設備の更新。車椅子で利用できる電話ボックスは健在です。

以下、車椅子目線でのリニューアルの詳細を紹介します。

道の駅のリニューアル概要

駐車場は第一と第二に分かれています。第二はトンネルをくぐった道の反対側。第一駐車場に身障者用駐車区画が屋根無しで2台分あります。

駐車場はほぼ変わらず

駐車場と施設敷地内に段差がある構造です。身障者用駐車区画からの段差解消箇所を上り、道の駅施設へと向かうルートは、途中で施設内の車道を信号付きの横断歩道で渡ります。

駐車場はほぼ変わらず

この横断箇所の段差解消はラフで、車椅子がひっかかるレベルの段差が残ります。

駐車場はほぼ変わらず

もう一つの施設に向かう歩行ルートは、駐車場の車道内を進み横断して、バス駐車区画の先にある段差解消箇所から施設内に向かいます。このルートの方が、車椅子では楽だと思います。

物産館の中のトイレには、バリアフリートイレはありません。独立トイレ棟の男女別トイレの入口にそれぞれバリアフリートイレが用意されます。入口なので異性介護でも利用できるトイレです。トイレ設備は更新されてウォシュレット付き便器が備えられています。

障害者用トイレは独立棟内に2つ

3つの物販棟が連続する構造の施設です。最初に入るのは「情報館」。観光情報コーナーと、お菓子、お茶、お酒など特産品の売り場があります。

自動ドアでフラット構造なので車椅子での買い物は可能ですが、一部販売棚の配置が悪く、車椅子で通行できない通路があります。車椅子では幅の広い通路を選び、店内を移動します。

「情報館」を出てすぐ左手に新設された「さかいサンド」があります。サンドの販売コーナーとイートインスペースで構成される店舗です。絶対的なスペースはありませんが、混雑していなければ車椅子での利用は可能です。面白いほど多品種のサンドが並んでいます。

さかいサンド」のバリアフリー状況

「情報館」と「物産館」の中間エリア、「さかいサンド」の前の屋根付き屋外スペースから農産物の販売コーナーになります。

その先の「物産館」は農産物を中心にした直売所と食事処が入ります。出入口は自動ドアで店内はフラットな構造。店内通路に車椅子で通行できないほどの狭い箇所はありません。

※物産館内に2020年8月、アンテナショップ「沖縄県国頭町公設市場」がオープンしました。

物産館のバリアフリー状況

食事処は食券式カウンターテイクアウトの軽食店。スペースに余裕があり、可動式のテーブルと椅子が配置されるお店なので、セルフサービスに対応できれば車椅子での利用は可能です。

物産館のバリアフリー状況

駐車場はあまり変わっていませんが、2019年のリニューアルで「道の駅さかい」は車椅子で利用者しやすい施設に進化しました。買い物と食事を車椅子で楽しめます。

茨城県にある道の駅を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年7月の取材に基づいています)