長野県山ノ内町の「道の駅北信州やまのうち」は、町内産にこだわった直売所が魅力です。現地のバリアフリー状況を紹介します。
湯田中渋温泉郷の郊外、長野五輪で整備されたバイパス沿いにある道の駅です。地獄谷野猿公苑に近く、志賀高原への入口にある観光拠点です。取材時は「情報コーナー」にガイドスタッフがいて、専門的な観光ガイドを行っていました。
1997年の開業です。身障者用駐車区画は3台分で、バリアフリートイレはトイレ棟内に1つあります。
施設は直売所と売店、食事処で構成されます。規模としては小さく、それぞれの売り場も広くはありません。それでも極端に混雑していなければ、車椅子での利用は可能です。
直売所の魅力は山ノ内町産の美味しいもの。キノコは通年、山菜は夏場、果物は季節ごとに、信州の美味しいものが楽しめます。ただし冬季は休業日があるので、営業状況を確認して利用してください。
食事処は蕎麦が自慢で食券購入のセルフサービスです。地粉使用の自家製麺が自慢です。スペースにあまり余裕はありませんが、車椅子での利用は可能です。
2015年に誕生した屋外売店では、ご当地ソフト、地物フルーツのかき氷がいただけます。
「道の駅北信州やまのうち」は、車椅子で利用できる北信州の観光拠点です。
北信州最大規模の道の駅「オアシスおぶせ」を別稿で紹介しています。ご参照ください。
(本稿は2019年8月に加筆修正しました)