群馬県 道の駅みなかみ水紀行館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県みなかみ町の「道の駅みなかみ水紀行館」は、1996年に開業した施設です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

直売所棟と、小さな水族館のような施設「水産学習館」が入る休憩情報棟、独立トイレ棟があります。そして少し離れた場所に無料の足湯施設もあります。

独立した食事処はなく、テイクアウト方式のグルメカウンターがあり、周辺のフリーテーブルなどでいただきます。施設全般、段差のある構造をスロープで迂回する施設です。

施設の全体概要

駐車場のバリアフリー状況です。約140台を収容する駐車場があります。

駐車場のバリアフリー状況

身障者用駐車区画は、産直ショップ棟の近くに2台分あります。屋根無しの駐車区画で、一般駐車区画よりは少し幅が広い区画です。乗降に広いスペースが必要な方には、スペースが足りないかもしれません。

駐車場のバリアフリー状況

24時間利用できる独立トイレ棟は、駐車場の横にあります。トイレ棟は駐車場と同じ高さにあり、駐車場から段差なく利用できます。

24時間利用できる独立トイレ棟

直売所棟と休憩情報棟は、駐車場から階段で上る場所にあり、段差を迂回するスロープを利用します。

施設棟への移動ルート

この区間の路面は切れ目があるタイル路面ですが、車椅子への衝撃はそれほどありません。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

バリアフリートイレの状況です。トイレ棟と、直売所棟内にバリアフリートイレがあります。

屋内のバリアフリートイレは、やや老朽化しているトイレですが、便座はウォシュレット付きで、今回取材時の状況では、利用上の決定的な問題はありませんでした。ユニバーサルベッドはありません。

直売所のバリアフリー状況です。ショップ名は「満点横丁」。円形構造の店舗です。

産直ショップのバリアフリー状況

店内の床面はフラットで、店内の通路は車椅子で移動できる幅が確保されています。ショップへの出入口は2か所ありますが、内1カ所は階段です。

車椅子で利用できる出入口にテイクアウトのグルメカウンターがあり、テーブルなどが配置されているので、動線が狭い箇所があります。そのテーブルの先にバリアフリートイレがあります。この付近は車椅子で通行可能なルートを判断する必要があります。

産直ショップのバリアフリー状況

休憩情報棟のバリアフリー状況です。各種パンフレットが置かれている観光情報コーナー、フリーテーブルや椅子がある休憩コーナー、アート作品が展示されるギャラリーなどがあります。

休憩コーナーは少し狭い箇所もありますが、車椅子で利用出来ないゾーンはありません。そしてこの棟に「水産学習館」があります。

休憩情報棟のバリアフリー状況

水産学習館のバリアフリー状況です。有料の施設ですが障がい者減免制度があり、本人の入館料が無料に減免されます。

主に利根川水系に生きる魚たちの生態系や、水上を流れる川の環境などが紹介されます。小さな施設ですが、ワンフロアでフラットな構造なので、車椅子での見学は可能です。

水産学習館のバリアフリー状況

足湯のバリアフリー状況です。足湯はバリアフリー仕様ではありません。デコボコと段差を乗り越える必要があります。今回取材時は無料で利用できるタオルが用意されていました。

足湯のバリアフリー状況

足湯のバリアフリー状況

道の駅の駐車場から、名勝「諏訪峡」に出ることが出来ます。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

駐車場からのスロープは、短いながら傾斜角度はあります。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

その先には、より川に近づける車椅子マークがあるスロープ路がありますが、路面がデコボコで車椅子に衝撃がきます。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

そこまで無理をして車椅子で進まなくても、諏訪峡を眺め、その空気を吸うことが出来ます。

道の駅 みなかみ水紀行館 車椅子バリアフリー情報

道の駅みなかみ水紀行館は、古い施設ですが段差回避ルートは確保されています。足湯以外は車椅子で利用できます。

みなかみ町の「道の駅月夜野矢瀬親水公園」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2020年8月に加筆修正しました)

群馬県 道の駅尾瀬かたしな 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県片品村の「道の駅尾瀬かたしな」は、2018年に開業したバリアフリー施設です。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

アクセスは車が便利です。関越自動車道の沼田ICから約25km。「吹割の滝」を過ぎ、「丸沼高原」に向かう途中の「片品村役場」隣接地にあります。標高は813m。展望テラスからは「尾瀬国立公園」の「アヤメ平」までを一望します。

道の駅尾瀬かたしな

産直ショップ棟、レストラン棟、休憩棟で構成される施設です。

道の駅尾瀬かたしな

展望テラスには「展望足湯」があります。

展望テラスには「展望足湯」

足湯は車椅子のままでの利用は出来ません。

道の駅尾瀬かたしな

直売所棟には「スナックコーナー」があり、ソフトクリームなどを販売しています。芝生広場は「813ひろば」。標高813mの自由広場です。

813ひろば

「湧水コーナー」があり、2本の蛇口から片品の名水が流れ出ています。

湧水コーナー

駐車場のバリアフリー状況です。65台を収容する駐車場があります。

道の駅尾瀬かたしな

身障者用駐車区画は屋根無しで2台分。直売所棟に最も近い場所に設けられています。

駐車場のバリアフリー状況

直売所のバリアフリー状況です。店名は農産物直売所「かたしな屋」。スペース的には中規模店で店内は広くはありません。出入口は自動ドアです。幅にあまり余裕はありませんが、車椅子での通行は出来ます。店内の床面はフラットで、通路は車椅子で通行できる幅はあります。ただし余裕がある通路幅ではないので、混みあうと車椅子での店内移動は苦戦します。

地元の産物、尾瀬ブランドの加工商品などが並びます。今回取材時は、果物などの試食が沢山ありました。

産直ショップのバリアフリー状況

レストラン棟のバリアフリー状況です。レストラン棟はスペースに余裕があり、車椅子で問題なく利用できます。

フードコート方式の「かたしな食堂」、セルフサービスですが食堂スタイルの「村民キッチン」があります。どちらもフラットでスペースに余裕があるので車椅子での利用に決定的な問題はありませんが、セルフ方式なので健常な介助者いると助かります。

産直ショップのバリアフリー状況

他には「インフォメーション」と「キッズベース」があります。

レストラン棟のバリアフリー状況

レストラン棟の中にトイレがあり、バリアフリートイレが1つ用意されています。

レストラン棟の中にトイレ

大型のベッドはありませんが、広くて設備の良いトイレです。

レストラン棟の中にトイレ

休憩棟のバリアフリー状況です。駐車場の横に24時間利用できるトイレ棟があります。

休憩棟のバリアフリー状況

バリアフリートイレはスペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。男女別トイレの中にもスペースが広い個室が用意されています。

道の駅尾瀬かたしな

他に「歯磨き用個室」が1つ用意されています。洗面台が1つある、カギのかかる個室です。

休憩棟のバリアフリー状況

展望テラスのバリアフリー状況です。展望テラスは舗装されたフラットなスペースです。車椅子から尾瀬を臨む眺望が楽しめます。

道の駅尾瀬かたしな

テラスへは、産直ショップ棟とレストラン棟の間の通路を通ります。テラスに出る箇所が玉砂利路面で、中央部だけがフラット通路になっています。

レストラン棟からテラス出る引き戸の手動ドアがあります。ここから出ると玉砂利路面を通過することになります。車椅子では正面通路へ戻り、テラスへ移動したほうが安全です。

「道の駅尾瀬かたしな」は、産直ショップはスペース的な余裕はあまりありませんが、それ以外は車椅子で気持ちよく利用できるバリアフリー施設です。

群馬県にある道の駅32か所を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年7月に加筆修正しました)

群馬県 道の駅白沢 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県沼田市の道の駅白沢は、1997年に開業した日帰温泉と直売所などがある道の駅です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

群馬県沼田市の道の駅白沢

施設の全体構成です。メイン施設は「望郷の湯」です。入館料金の障がい者減免制度があり、本人の入館料が約35%減免されます。館内にはお風呂の他にレストランがあります。メインエントランスまでは、階段路の横のスロープを上ります。

望郷の湯

お風呂内には、天井リフトなど車椅子利用者のための特別な設備はありません。休憩室やレストランは、畳の和室が中心です。

直売所は「座・白沢」。独立棟の大型店舗です。

産直ショップは「座・白沢」

他には、独立棟でソフトクリームの販売所、オープンな休憩スペースと公園エリアがあります。駐車場と施設は段差がある構造です。車椅子では段差解消箇所を選んで通行します。

駐車場のバリアフリー状況です。約200台を収容する駐車場があります。

駐車場のバリアフリー状況

身障者用駐車区画は2か所。駐車場内にある独立トイレ棟の横に1台分。

駐車場のバリアフリー状況

そして「望郷の湯」のエントランスへのアプローチに近い場所に3台分用意されます。直売所の入口に近いのは、「望郷の湯」側の3台分の駐車区画です。

駐車場のバリアフリー状況

トイレの状況です。「望郷の湯」館内に、バリアフリートイレはあります。

無料エリアにはバリアフリートイレは2つ。駐車場内の独立棟トイレに1つと、直売所「座・白沢」内に1つあります。トイレ設備として新しいのは、駐車場内のトイレです。

直売所内のバリアフリートイレは設備更新されて、ウォシュレット付きになっています。どちらのトイレにもユニバーサルベッドはありません。

トイレの状況

直売所内の一般女性用トイレは現時点では和式トイレだけです。洋式トイレを利用したい方は、駐車場のトイレの利用が推奨されています。

直売所のバリアフリー状況です。「座・白沢」は大型店舗です。入口と出口が別に設定されて、それぞれタッチ式の自動ドアです。出入口には気になる段差箇所はありません。

店舗は連結した2棟構造のような設計で、入口側がお菓子などの物産品と花売場、店舗の奥が農産物の売場です。レジは1カ所集中方式です。

産直ショップのバリアフリー状況

店内の床面はフラットで、店内通路は車椅子で移動できる幅があります。車椅子での利用に大きな問題はありません。

産直ショップのバリアフリー状況

直売所棟とソフトクリーム販売所の間が、屋外の休憩スペースです。テーブルと椅子、ベンチなどが配置され、自由に利用することができます。

屋外休憩スペースのバリアフリー状況

路面は舗装されていて、小さなデコボコは多少ありますが、車椅子での利用に問題があるほどではありません。

屋外休憩スペースのバリアフリー状況

道の駅白沢は、開業年次は古い施設ですが、直売所や休憩スペースの車椅子利用に大きな問題はありません。日帰り温泉は介助歩行が出来るレベルの人なら利用可能です。

群馬県にある道の駅32か所を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年9月の取材に基づいています)