茨城県 道の駅みわ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

茨城県常陸大宮市の美和地区にある道の駅です。開業は1995年なので、今どきのバリアフリー設計の施設ではありません。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

茨城県の道の駅みわ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

美和地区は、山に囲まれた豊かな自然と夜空が綺麗な星のふる里。蕎麦やシイタケなどが特産品です。

道の駅みわ

アクセスは車です。周囲の道路は整備されているので、安心してドライブを楽しめます。道の駅の敷地は山間の傾斜地です。

道の駅みわ

身障者用駐車区画は屋根なしで5台分用意されています。

道の駅みわ

駐車場から坂道を上がり施設へ向かいます。坂の距離は短く、角度は急ではないので、一般的な車椅子利用者なら移動できます。

道の駅みわ

施設の名称は「物産センターみわ★ふるさと館 北斗星」です。商業施設としては、農産物直売所、物産品販売所、蕎麦が自慢のレストラン、テイクアウトコーナー、そば打ち体験施設で構成されます。

道の駅みわ

観光情報センターがあり、そこから階段で上がる2Fは、各種の展示イベントが開催されるギャラリーです。

道の駅みわ

農産物直売所のバリアフリー状況です。正面入口は階段があるので、横の出入口を利用します。店内の通路は一般的な幅で、混雑していなければ車椅子での移動は可能です。

道の駅みわ

店内の床は約半分が傾斜しています。極端な傾斜角度ではありませんが、車椅子では気になる角度です。車椅子で品定めをするには、ストッパーをかける必要があります。

道の駅みわ

レストランのバリアフリー状況です。レストランは「北斗星」。自販機で食券を買うセルフサービスのお店で、屋内席とテラス席があります。

屋内席は、固定式のカウンター席と座敷席、そしてテーブル席があります。車椅子で利用しやすいのはテーブル席ですが、2テーブルしかありません。テラス席には可動式のテーブル席が複数あります。季節の良い時期はテラス席も快適です。

道の駅みわ

フードコートのバリアフリー状況です。テイクアウトコーナーがフードコートと称されています。

インドアのイートインスペースはありません。屋外に置かれたフリーテーブルなどでいただきます。暑さ寒さが気にならなければ、構造的には車椅子で利用できます。

トイレの状況です。満てんトイレと名付けられた、天井に星の図柄、そして往年の映画ポスターなどで装飾されるトイレがあります。

バリアフリートイレは1つ。一般的なサイズの個室で、便器設備は更新されています。ユニバーサルベッドはありません。

道の駅みわ

「道の駅みわ」は、美味しいものに出会える物産センターです。レストランは、車椅子で利用できる席を確保してから、食券を購入することをお薦めします。

常陸大宮市にある日本一小さい水族館「山方淡水魚館」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2020年4月の取材に基づいています)

益子町と真岡市を車椅子で巡る 栃木県のバリアフリーなドライブコース

陶芸の里「益子」、SLの街「真岡」には、車椅子で利用できるバリアフリーな観光スポットがあります。障がいのある家族と一緒にドライブを楽しめる、北関東自動車道の真岡ICを起点にしたバリアフリーなドライブコースを紹介します。

真岡鉄道SLキューロク館

真岡ICから約5km、真岡鉄道の真岡駅に隣接する無料施設です。無料駐車場があり、バリアフリートイレがあります。

蒸気機関車と客車や貨車などが展示されています。車椅子での見学は可能です。車両に乗り込むのは階段なので車椅子では出来ません。

真岡駅舎の4FにはSLギャラリーがあり、真岡鉄道の歴史などが紹介されています。子供向きの展示が充実しています。

真岡鉄道SLキューロク館

久保記念観光文化交流館

SLキューロク館から約1km移動します。2014年に開業した施設で、記念館、美術館、物産館、イベントホール、レストランがあります。

明治大正昭和の真岡の繁栄を伝える観光施設です。この内「久保記念館」は、1Fと2Fとも、段差構造で車椅子では利用できません。

久保記念観光文化交流館

益子焼窯元共販センター

久保記念観光文化交流館から東へ約10km移動します。大きな狸がシンボルの陶芸の町益子の中心施設です。共販センターがある通りは「城内坂」で、益子焼のお店が多数並ぶメインストリートです。傾斜はなだらかな坂で、歩道が整備され車椅子で散策できます。

益子焼窯元共販センター

益子陶芸美術館

共販センター第三駐車場から急坂を上がります。距離は1kmほどですが、傾斜が強いので車で移動してください。途中に4か所ほど一般駐車場があります。美術館の正面入口前に、縦列駐車で2台分の身障者専用駐車スペースがあります。

美術館はバリアフリー仕様で、車椅子で観覧できます。観覧料は障がい者減免制度があります。

益子陶芸美術館

道の駅ましこ

陶芸美術館から約7km、益子の郊外に移動します。2016年に誕生した道の駅で、段差のない構造です。

新鮮な農産物、美味しい加工品、地産地消レストラン、陶器をはじめ各種の工芸品などが豊富にあるバリアフリー施設です。

道の駅から北関東自動車道の真岡ICまでは、約10kmの距離です。

道の駅ましこ

車椅子で楽しい休日をお過ごしください。

(本稿は2020年3月に執筆しました)

宇都宮周辺のバリアフリー施設を車椅子で巡る お薦めドライブコース

栃木県の県庁所在地にして餃子の街。宇都宮周辺には公園、遺跡、美術館、道の駅など、車椅子で利用できる様々なジャンルの観光スポットがあります。東北自動車道の「鹿沼IC」から「宇都宮IC」へ移動するルートで、車椅子を利用する障がいのある家族と一緒に楽しめる観光ドライブコースを紹介します。

鹿沼市花木センター

東北自動車道の鹿沼ICから約4km。花と緑がテーマの複合施設です。花木の販売ショップ、産直ショップ、お土産ショップ、園芸ショップ、食事処、催事場、いちご園、温室、石材販売、梅園などがあります。

高低差のある敷地に駐車場が3カ所あります。利用したい施設がある高さの駐車場に停めるのが、車椅子でのコツです。施設はやや古く、最新のバリアフリー施設ではありません。

初夏には「さつき祭り」が開催されます。園芸に興味のある方にお薦めします。

鹿沼市花木センター

うつのみや遺跡の広場

鹿沼市花木センターから約7km移動します。公営霊園である「聖山公園」の頂上付近にある、紀元前3000年頃の縄文前期遺跡の復元施設です。

駐車場から大谷石が敷かれたゴツゴツする路面を通り、遺跡の広場に向かいます。復元された建物の周囲は砂利路面です。

多少の悪路は通行できる人、そして考古に興味がある人にお薦めです。

うつのみや遺跡の広場

栃木県立博物館

遺跡の広場から約7km、宇都宮中心部方面に移動します。栃木県中央公園の一角にある博物館で、同公園内の無料駐車場「博物館北駐車場」の利用が便利です。入館料は障害者減免制度があります。館内はバリアフリー仕様です。

1Fから2Fへと螺旋状に72m続くスロープの壁面に、日光の自然を垂直分布で紹介するスロープ展示があります。幅広い層にお薦めできるミュージアムです。館内にはレストランがあります。

栃木県立博物館

宇都宮中心部

有名餃子店が数多くある宇都宮中心部までは、博物館から3kmほどの距離です。駐車場があり車椅子で入店できる餃子店も複数あります。また3カ所の市営駐車場は、障害者手帳の提示で2時間駐車料金が無料になります。

「宇都宮餃子会」のHPで、店舗のバリアフリー状況が検索できます。例えば、有名店の餃子食べ比べが出来る「来らっせ本店」は、ドンキホーテの地階にあり、車椅子で利用できます。

来らっせ本店

大谷公園・平和観音

宇都宮中心部から西北に約8km、大谷石で有名な大谷町へ移動します。

大谷公園の平和観音の近くまでは、無料駐車場から車椅子で移動できます。ただし路面に大谷石が敷かれているため、車椅子には小さな衝撃がきます。ゆっくり進むのがコツです。

大谷公園・平和観音

うつのみや文化の森・宇都宮美術館

大谷公園から東へ約10km移動すると、26haの大きな公園「うつのみや文化の森」があります。公園内にある「宇都宮美術館」はバリアフリー仕様で、幅広い層にお薦めできる施設です。

観覧料は障害者減免制度があります。館内にはお洒落なレストランがあります。

宇都宮美術館

ろまんちっく村

最後に道の駅に立ち寄ります。うつのみや文化の森から約10km移動します。

道の駅ろまんちっく村は、日帰り温泉、宿泊施設、温浴スパ施設、レストラン、フードコート的な出店、イベントステージ、大型産直ショップ、そして広いお散歩エリアや体験農場があります。

「集落のエリア」は舗装通路なので、車椅子で利用できます。

ろまんちっく村から東北自動車道の宇都宮ICまでは4kmほどの距離です。

ろまんちっく村

車椅子で楽しい休日をお過ごしください。

(本稿は2020年3月に執筆しました)