埼玉県 道の駅みなの 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県秩父郡皆野町にある道の駅です。開業は2012年。皆野寄居有料道路のICから近い、山の斜面に建つ施設です。中規模な道の駅で、農産物直売所と食事処があります。

道の駅みなの

駐車場に身障者用駐車スペースが4台分用意されています。とても停めやすい駐車区画なので、車庫入れが苦手な人でも簡単に駐車できるはずです。バリアフリートイレは、独立棟24時間トイレと、メイン棟内にあります。

道の駅みなの

下の写真の屋内バリアフリートイレの入口は最初のドアで、この先のスペースに本当のトイレのドアがあります。知らないと驚く構造です。

道の駅みなの

農産物直売所は「JAちちぶ」の直売店です。店舗内はフラットな構造で、店内通路は一般的なサイズ。混雑していなければ車椅子で買い物ができます。

道の駅みなの

美味しい地物が並ぶ売り場で、朝どれ野菜、地粉、秋に訪れた時は干し柿用の生柿が山になって販売されていました。一年を通じて皆野の食文化を感じる売り場です。

道の駅みなの

食事処は「レストハウスみなの」。可動式のテーブル席があるので、席を選べれば車椅子で食事ができます。一番人気は手打ち田舎うどん。地元のお母さんが地粉を打ちます。他に秩父名物のわらじかつ丼も人気です。

道の駅みなの

傾斜地にありますが、施設内はフラットな地形です。派手さはありませんが「道の駅みなの」は、地元の美味しいものに出会える道の駅です。

(本稿は2021年7月に執筆しました)

埼玉県 道の駅和紙の里ひがしちちぶ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県唯一の村、東秩父村にある道の駅です。この地区の名産品「細川紙」の技術の継承と後継者の育成、そして地域活性化のために、昭和60年から活動をしてきた「和紙の里」。そこに農産物直売所棟などを新設して、2016年に道の駅として登録されました。

バリアフリーレベルが違う新旧の建物が織り交ざった、多種多様なサービスがある大型複合施設です。車椅子からみた各施設のバリアフリー状況を紹介します。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

施設正面にある第一駐車場は、道の駅開業にあわせて整備された舗装駐車場で、身障者用駐車スペースが屋根なしで2台分用意されています。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

第一駐車場の横に建つユニークな形状の木造建築物はバスターミナルです。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

バリアフリートイレは1つ。農産物直売所棟にあり外側から利用します。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

駐車場の横から段差回避スロープを上がります。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

一般的なサイズの個室で、シャワー式オストメイト装置が付いたウォシュレット付き便器が備えられています。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

おむつ交換台があります。ユニバーサルベッドはありません。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

駐車場の横に建つ「JA埼玉中央東秩父農産物直売所」はバリアフリー施設です。大きなガラス面には、障子をイメージする装飾が施されています。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

エントランス周辺から店舗出入口、そして店内にかけて段差はありません。店内の通路は車椅子が移動できる幅は確保されています。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

混雑していなければ、車椅子で買い物ができる農産物直売所です。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

農産物直売所と「トータルサポートセンター」の間が、施設内へ向かう正面入口です。フラットな舗装路面を移動します。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

駐車場からみて農産物直売所棟の裏側に、フードコートがあります。出店店舗数は8店。「うどん・そば」「天ぷら・コロッケ」「ラーメン」「たこ焼き」「からあげ」「イワナの塩焼き」「だんご」などのテイクアウト店が長屋風の建物に並びます。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

イートインスペースは屋外。青空の下でいただきます。このイートインコーナーの一部は、高さ30㎝の台の上にテーブルと椅子が設置され、段差解消スロープが設置されています。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

トータルサポートセンターは、総合案内所です。スタッフが常駐。観光パンフレットが置かれています。この施設の正面入口は段差がありません。レンタサイクルの受付も行っています。

「特産品販売所」は和紙などの物産品の販売所です。トータルサポートセンターとつながっています。正面出入口は段差があるので、トータルサポートセンター側からの出入りが便利です。様々な形状と大きさの和紙、和紙の加工品などが販売されています。フラットな構造で、車椅子で買い物ができるお店です。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

ここから先のエリアは、30年以上前から営業している「和紙の里」の施設があります。左右に何があるのか、案内掲示があります。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

屋外施設「展望台」方面は、未舗装の傾斜路や段差路を通行するので、車椅子では散策できません。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

日本庭園が整備されています。庭をとりまくように「研修会館」「ギャラリー」「古民家」が並びますが、このエリアは未舗装路などがあるので、車椅子では無理のない範囲の散策になります。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

車椅子で利用できる主な屋内施設は「和紙製造所」、食事処「すきふね」、「ふるさと文化伝習館」です。以下、それぞれのバリアフリー状況を紹介します。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

和紙製造所のバリアフリー状況です。和紙工場で見学・体験をする施設。和紙を製造する道具などは自由に見学できます。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

正面入口は段差構造、正面右側にある急な段差回避スロープを上り館内へ入ります。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

内部にも段差箇所がありますが、車椅子でもそれなりに工場内を見学することができます。想像するよりも大掛かりな和紙工場です。見るだけでも、和紙製造設備の概要がわかります。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

施設の内外に、和紙に書かれた書道部の力作が展示されています。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

食事処「すきふね」のバリアフリー状況です。蕎麦、うどんのメニューが中心のお店で、お店の前の身障者用駐車スペースは現在では使用できません。可動式のテーブル席と座敷席があり、テーブル席を確保できれば車椅子で食事ができます。安くて美味しい人気のお店なので、お昼はウェイティングがかかることが珍しくありません。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

ふるさと文化伝習館のバリアフリー状況です。和紙や竹籠などの展示館です。正面入口は段差構造です。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

建物横にスロープがあります。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

その先の出入口は手動の横開きドアで、床面に小さな段差があります。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

施設は2フロア構造。1Fは車椅子で見学可能です。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

2Fへは階段のみ。車椅子は見学できません。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

2Fは古民具などが展示されています。

道の駅和紙の里ひがしちちぶ

昭和時代の地域興し施設と、2016年の施設が混在するユニークな道の駅です。「道の駅和紙の里ひがしちちぶ」は、施設の半分以上は車椅子で利用できます。

(本稿は2021年8月に加筆修正しました)

千葉県 道の駅やちよ 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

千葉県八千代市にある道の駅です。開業は1997年。そして隣接する新川の反対側に新施設が誕生したのが2013年。新旧二つの施設は「ふれあい農業の郷歩道橋」でつながっています。「道の駅やちよ」は、川を挟んで施設がある珍しい構造の道の駅です。

道の駅やちよ

1997年に開業した施設の名称は「八千代ふるさとステーション」。駐車場は約100台を収容。身障者用駐車スペースは屋根付きで2台分用意されています。

道の駅やちよ

駐車場から施設棟までの路面は、経年劣化などにより荒れています。車椅子では段差回避ルートを選択しながら慎重に移動してください。

道の駅やちよ

建物の裏側にある臨時駐車場からは、段差回避スロープ路が整備されています。

道の駅やちよ

「八千代ふるさとステーション」側は、施設棟内、バリアフリートイレも含めて、部分的に経年劣化が目立ちます。

道の駅やちよ

バリアフリートイレは屋内外から利用できます。

道の駅やちよ

シンプルな設備のトイレですが、便座はウォシュレット付きです。

道の駅やちよ

ベビーベッドは管理事務室内に用意されています。

道の駅やちよ

「八千代ふるさとステーション」は農産物直売所「クラフト」、アイスクリームショップ、「やちよ道の駅食堂」、花卉販売店、雑貨店などが入り、屋内外に休憩コーナーが用意されています。

道の駅やちよ

道の駅やちよ

道の駅やちよ

1997年の施設なのでバリアフリー設計とはいえませんが、車椅子で利用できない決定的な問題はありません。極端に混雑していなければ、いずれも車椅子で利用できます。

道の駅やちよ

農産物直売所「クラフト」は、地元の農家100名が出資する農業組合法人が経営。出資した農家が出品する、顔が見える美味しい農産物が魅力のお店です。特に8月9月は名産の梨の季節。地元の梨が産直され、多くの買い物客で賑わいます。

道の駅やちよ

「やちよ道の駅食堂」は、食券制のセルフサービス店です。店内はフラットで可動式のテーブル席。セルフサービスに対応できれば車椅子で利用できます。

道の駅やちよ

応援しているのは「#ぴーちゃん」です。

道の駅やちよ

道の駅やちよ

屋内のラウンジは、こだわりのお土産や雑貨が並ぶ売店「ピーナッツスクエア」になりました。

道の駅やちよ

道の駅やちよ

アイスクリーム工房「プチシャンテリー」も車椅子で利用できます。

道の駅やちよ

川を渡った場所にあるのは「やちよ農業交流センター」。農産物・加工品販売所、「みんなのレストラン」、料理教室や研修室、そして屋外では収穫体験ができる農場が広がります。

道の駅やちよ

こちらは2013年の施設なので、今どきのバリアフリー設計です。駐車場は109台を収容し、その内身障者用駐車スペースは屋根なしで3台分が用意されます。

道の駅やちよ

施設全域が段差のない構造。バリアフリートイレは屋内に1つ用意されています。屋内施設に関しては、問題なく車椅子で利用できるバリアフリー施設です。

道の駅やちよ

屋根の下のセンターエリアにはフリーテーブル席が配置されています。

道の駅やちよ

「みんなのレストラン」も、食券制のセルフサービス店。店内はフラットで可動式のテーブル席です。

道の駅やちよ

農産物・加工品販売所は、出入口は自動ドア、店内はフラットな構造でスペースに余裕があります。

道の駅やちよ

会計は反対側にある管理事務所。商品をカゴに入れて移動します。

道の駅やちよ

屋外のBBQ上は芝生路面ですがデコボコは少なく、段差回避スロープ路があるので、少し無理をすれば車椅子でも利用できます。

道の駅やちよ

配置されているテーブル席は、車椅子で利用しにくい固定式です。

道の駅やちよ

「やちよ農業交流センター」で、「#ぴーちゃん」と記念撮影ができます。

道の駅やちよ

川を挟んで2つの施設があり、開業年次の違いでバリアフリーレベルに差があります。

道の駅やちよ

「道の駅やちよ」は、車椅子からみると面白い特徴がある道の駅です。

(本稿は2021年7月に執筆しました)

千葉県にあるすべての道の駅を別稿でまとめて紹介しています。ご参照ください。