群馬県 道の駅よしおか温泉 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県吉岡町の大きなスポーツ公園と日帰り温泉がある複合型道の駅です。開業は2010年。道の駅の施設としては、観光情報コーナー「道の駅案内所」、物産館「かざぐるま」、24時間トイレ棟があります。

道の駅よしおか温泉

段差がある構造で、トイレ棟、観光情報コーナー、物産館が並ぶ施設と、駐車場は3段の階段があります。

道の駅よしおか温泉

段差回避スロープ路はトイレ棟前にあります。車椅子でスロープを上がり、自販機が並ぶ狭い通路を通り、観光情報コーナー、物産館に進むルートです。

道の駅よしおか温泉

他に段差回避スロープはないので、帰りも同じルートを車椅子で通行します。

道の駅よしおか温泉

駐車場は約160台を収容。身障者用駐車スペースは日帰り温泉棟に近い場所と、物産館などの施設棟が並ぶ前ではなく、スロープ路に近い、駐車場の端に屋根なしで用意されています。

他に日にも屋根なしの身障者用駐車スペースがあります。

バリアフリートイレは24時間トイレ棟内に1つあります。

道の駅よしおか温泉

折り畳み式のユニバーサルベッドが備えられています。

道の駅よしおか温泉

物産館「かざぐるま」は、地元の農家180人が出品する新鮮野菜や果物、加工品などが並びます。コンニャクなどの特産品、お肉類も豊富。地元の銘菓「船尾まんじゅう」が人気です。中規模なショップですが、通路は一般的な幅があり、車椅子で買い物ができます。

道の駅よしおか温泉

姉妹都市の北海道大樹町からの海の幸も販売。そして「自衛隊グッズ」の販売コーナーがあります。隣町に自衛隊の基地があり、吉岡町とも交流が深いことの縁ということです。

店名やシンボルマークに使用されている「かざぐるま」について説明します。「道の駅よしおか温泉」の隣接地は「吉岡自然エネルギーパーク」。天狗岩水力発電所、太陽光発電設備、地熱利用が行われています。ここにかつて、風力発電用の大きなプロペラがあり「かざぐるま」と呼ばれていました。これが由来です。「かざぐるま」は平成30年に撤去され、現在では再利用されてオブジェになっています。

道の駅よしおか温泉

道の駅の施設名に「温泉」が付くのは、日帰り温泉があるからです。ただし天然温泉ではなく、地下1300mから汲み上げたアルカリ源泉を、隣接するエネルギーパークの太陽光や地熱を使ったクリーンエネルギーを利用して、沸かしています。温泉施設の名称は「リバートピア吉岡」。靴を脱いで館内に上がり、大広間はお座敷の日帰り温泉で、車椅子利用者のための特別な設備はないようですが、家族風呂は用意されています。

道の駅よしおか温泉

「リバートピア吉岡」内のレストラン「和(なごみ)」は、お風呂を利用しなくても食事ができます。車椅子を拭くか、館内用に乗り換える必要はありますが、一般的な可動式のテーブル席がある、食券制のセルフサービス店です。

スポーツ公園の名称は「吉岡町緑地運動公園」。「道の駅案内所」の隣に「クラブハウス」があります。

道の駅よしおか温泉

誰でも手軽に楽しめる3種のゴルフ「ケイマンゴルフ」「パークゴルフ」「グラウンドゴルフ」のコースと、2面のテニスコートが用意されています。吉岡町民は割引価格で利用できます。

道の駅よしおか温泉

道の駅よしおか温泉は、すべての施設を併せると広大な敷地になる大型複合施設です。

群馬県にある道の駅全32か所を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年8月に執筆しました)

群馬県 道の駅玉村宿 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

関越自動車道の高崎玉村スマートICの近く、群馬県玉村町にある道の駅です。

開業は2015年。施設全域が段差のない構造で、バリアフリーへの配慮が素晴らしい施設です。

道の駅玉村宿

駐車場は第一と第二を併せて約160台を収容。身障者用駐車スペースは、第一駐車場内の2か所に各2台分、合計4台分が屋根なしで用意されています。

道の駅玉村宿

前後のスペースに余裕がある、車椅子で使いやすい駐車区画です。

道の駅玉村宿

バリアフリートイレはトイレ棟に2つ、商業棟内のトイレに1つあります。トイレ棟の外壁には地元の女子大生がデザインした、かわいらしい壁画が描かれています。

道の駅玉村宿

下の写真は、トイレ棟内から身障者用駐車スペースを見た構図。施設内はこのようにフラットな構造です。

道の駅玉村宿

トイレ棟は中央に出入口があり、両サイドに男女別トイレが配置されています。

道の駅玉村宿

トイレ棟のバリアフリートイレは、男女別トイレとは別に、通路奥に独立して2室あります。

道の駅玉村宿

両トイレともスペースに余裕があり、設備はフル装備。ユニバーサルベッドが備えられています。

道の駅玉村宿

商業棟内のトイレは、多目的室の横にあります。

道の駅玉村宿

スペースに余裕がある綺麗なトイレです。このトイレにはユニバーサルベッドはありません。

道の駅玉村宿

商業棟の出入口は全部で3か所。いずれもフラットな構造です。

道の駅玉村宿

棟内には「直売所」、フードコート方式の「食堂」、多目的広場「たまたんギャラリー」などがあります。外装はローズピンクで、内装は優しい木のぬくもりが感じられるデザイン演出です。

道の駅玉村宿

直売所は中規模なショップで、店内の通路は車椅子で通行できる幅が確保されています。地元産の新鮮野菜、食肉、物産品、各種のお土産などが並びます。

食堂はテーブル席。セルフサービスに対応できて、席を選べれば車椅子で利用できます。地場産食材を使用した、ラーメン、そば、生姜焼き定食、ソースかつ丼、カレーなどの定番メニューが提供されます。

道の駅玉村宿

一番人気の店は「売店・肉の駅」。(株)群馬県食肉卸売市場の直営店で「上州牛」「上州麦豚」専門店。揚げたてのコロッケがいただけます。

「たまたんギャラリー」は、今回取材時はフリーテーブルが配置された休憩コーナーでした。道の駅玉村宿で購入したものは、ここで飲食可能です。

道の駅玉村宿

「宿」とつくのは、江戸時代、日光東照宮の春の大祭に京都の朝廷から派遣される勅使が通る道「日光例幣使道」の第一の宿がここ「玉村宿」であったことに由来します。当時は大きな宿場町でした。現在の玉村町は「麦秋の郷」。道の駅の周囲には麦畑が広がります。

1865年に建造された随神門が建つ、日光例幣使道玉村宿のパワースポット「玉村八幡宮」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年9月に加筆執筆しました)

栃木県 道の駅サシバの里いちかい 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

栃木県市貝町にある道の駅です。開業は2014年。段差全域に段差がないバリアフリー設計です。

「道の駅サシバの里いちかい」は、約170台を収容する大きな駐車場があります。

道の駅サシバの里いちかい

身障者用駐車スペースはトイレ棟前に屋根付きで3台分用意されています。

道の駅サシバの里いちかい

そこからトイレ棟までの通路み屋根付き。雨天でも安心して利用できます。

道の駅サシバの里いちかい

施設は、24時間トイレ棟、農産物直売所棟、農産物加工所棟、ふれあいスペース棟、まちおこしセンターで構成されます。

道の駅サシバの里いちかい

農産物加工所棟の前には、テント張りの休憩スペースがあり、自由に利用できます。

道の駅サシバの里いちかい

施設前のフラットスペースにも、固定式のテーブル席が配置。屋外の休憩スペースはたっぷり用意されています。

道の駅サシバの里いちかい

また24時間トイレ棟の裏側に、ブランコなどがある公園スペースがあり子供たちが遊んでいます。

道の駅サシバの里いちかい

バリアフリートイレは、トイレ棟に2つあります。

道の駅サシバの里いちかい

一つは、オストメイトとユニバーサルベッドがある個室。

道の駅サシバの里いちかい

もう一つの個室には、おむつ交換用ベビーベッドがあります。

道の駅サシバの里いちかい

まちおこしセンター内に屋内トイレがあり、ここにもバリアフリートイレが1つあります。

道の駅サシバの里いちかい

ウォシュレット付き、ベビーシートありの屋内バリアフリートイレです。

道の駅サシバの里いちかい

他に農産物加工所棟屋内にもトイレがありますが、バリアフリートイレはありません。

農産物直売所は中規模なお店ですが、店内の通路幅は余裕があり、車椅子で買い物がしやすいお店です。地元産の野菜や果物、お米、パン、和菓子、クッキーなどが豊富に並びます。ショップコンセプトは「サシバが舞う里山のめぐみを食卓に」です。

道の駅サシバの里いちかい

農産物加工所棟内で、「Premium Gelato みるく」が営業しています。

道の駅サシバの里いちかい

出入口は自動ドアで、店内のフラットスペースに可動式のテーブル席が配置されています。「プレミアムみるくジェラート」などが人気。その場でいただくことができます。

道の駅サシバの里いちかい

ふれあいスペース棟は、3つの飲食店と飲食コーナー、1つのショップがある、ミニフードコートのような施設。「ら~めん麺蔵」「手打ちそば 手繰庵(たぐりあん)」「カフェ三四八(サシバ)」、そして陶芸品ショップ「夢陶房」が営業しています。車椅子で利用できる施設です。

道の駅サシバの里いちかい

まちおこしセンター内には、観光情報コーナー、道路情報、展示室、無料休憩所などの機能があり、サシバに関する解説展示があります。

道の駅サシバの里いちかい

「サシバの里」の「サシバ」とはタカの仲間の猛禽類の鳥。春から夏にかけて日本に繁殖にやってくる渡り鳥です。

道の駅サシバの里いちかい

成鳥の体長は約50㎝で、翼を広げると約110㎝。水田や林の入り組んだ里地里山の環境に生息し、カエルやヘビ、昆虫類などを捕食します。

道の駅サシバの里いちかい

漢字表記は「差羽」。市貝町の北部地域は世界有数のサシバの繁殖地。しかしながら生息数は減少傾向にあり、サシバは国のレッドリストで、近い将来に野生での絶滅の危険性が高いとされる「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。

道の駅サシバの里いちかい

道の駅のキャラクターは「サシバのサッちゃん」。その子供風のキャラクターが「イッちゃん」と「カイちゃん」です。

道の駅サシバの里いちかい

まったく段差のないフラットな構造。「道の駅サシバの里いちかい」は車椅子で利用しやすい道の駅です。

栃木県の道の駅を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年8月に執筆しました)