深谷市 渋沢栄一記念館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

渋沢栄一氏は現在の深谷市の出身。生家のすぐ近くに平成7年に開館した無料公開されている記念館です。記念館の北側テラスにある巨大な渋沢栄一像は、論語を手に赤城山を望んでいます。

約180台を収容する広い来館者用無料駐車場があります。身障者用駐車スペースは、一般駐車場内とエントランスの横に設けられています。

渋沢栄一記念館

エントランスへは段差回避スロープを通ります。緩やかな角度のスロープです。

渋沢栄一記念館

入口は自動ドアです。検温、手指消毒をして受付に進み、簡単な記帳をして入館します。

渋沢栄一記念館

体育館であったスペースで、渋沢栄一氏の仕事と生涯を紹介するDVDがリピート放映されています。先に映像を見てから展示室を見学したほうが、理解が深まると思います。

渋沢栄一記念館

展示室には様々な資料が展示されています。解説スタッフがいらっしゃるので、展示内容に関する質問ができます。通常の見学コースは1F展示室中央部の螺旋階段を上がり2Fへ進み、別の階段で1Fに戻ります。

渋沢栄一記念館

車椅子利用者は1F展示室の入口からいったん出て、エレベーターで2Fへ上がります。

渋沢栄一記念館

2Fは小さな展示室と渋沢栄一氏の肉声が聞ける展示マシン、別室ではアンドロイドによる渋沢栄一氏の講義の再現が楽しめます。

渋沢栄一記念館

バリアフリートイレは1Fと2Fにあります。下の写真は2Fのトイレです。一般的なサイズの個室でウォシュレット付き便器が備えられています。深谷市の渋沢栄一記念館は、車椅子で見学ができる施設です。

渋沢栄一記念館

渋沢栄一氏にゆかりのある深谷市の「誠之堂・清風亭・旧煉瓦製造施設」のバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年12月に執筆しました)

足が悪い人のための 新宿区立 林芙美子記念館 見学ガイド

東京都新宿区中井に、「放浪記」「浪雲」などで知られる作家林芙美子氏が、昭和14年に土地を購入して建設を始めた住居が保存公開されています。記念館はバリアフリー仕様ではありません。車椅子での見学は出来ない構造ですが、杖をついて短距離を歩ける人は、主要部を見学できる可能性はあります。有料の施設ですが入館料の障がい者減免制度があり、本人が無料に減免されます。

アクセスは中井駅から徒歩7分の案内です。来館者用の駐車場は身障者用も含めてありません。駅からのルートは極端なアップダウンはなく、林芙美子記念館の入口からが坂道になります。

林芙美子記念館

本来の門は階段構造です。記念館の入口はもう少し坂道を上がった場所にあります。

林芙美子記念館

記念館のエントランスは手すり付きのスロープ路です。その気になれば車椅子でも通行できます。

林芙美子記念館

林芙美子記念館は「生活棟」「アトリエ棟」「庭園」で構成されます。エントランスのアプローチの先に管理棟とトイレ棟があります。トイレは一般トイレのみでバリアフリートイレはありません。

林芙美子記念館

管理棟窓口で入館手続きをして、生活棟とアトリエ棟の間の通路を通り記念館内に進みます。路面は未舗装で石畳があります。車椅子には辛い通路です。

林芙美子記念館

庭園側に進むと、もっとデコボコが激しい路面になります。この路面を移動しながら、生活棟とアトリエ棟の内部を観覧します。それぞれのお部屋に解説掲示があるので、予習をしていなくても理解できます。林芙美子氏は昭和16年から48歳で亡くなる昭和26年まで、この邸宅に住みました。ここが終の棲家です。

林芙美子記念館

アトリエ棟は画家であった夫のために造られました。その中に展示室があり、林芙美子氏の資料が展示され、映像コンテンツが放映されています。展示室は階段を上がり、靴を脱いで見学します。

林芙美子記念館

林芙美子記念館は傾斜地にあります。裏山方面に階段路があり散策できます。下の写真は裏山からの景観で、手前が管理棟、左が生活棟、右がアトリエ棟です。

林芙美子記念館

林芙美子記念館は、駅からは車椅子で移動して、記念館内部は杖で歩行できる人は、見学ができる施設です。

なお新宿区には夏目漱石終焉の地に建つ「漱石山房記念館」があります。別稿で掲載しているのでご参照ください。

(本稿は2022年8月に執筆しました)

新宿区立 佐伯祐三アトリエ記念館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

昭和3年に30歳で早世した洋画家佐伯祐三氏が、新宿区中落合の地に大正10年に新築したアトリエ付き住居が、復元されて無料公開されています。

佐伯祐三アトリエ記念館

アクセスは下落合駅から徒歩10分の案内。聖母病院の近くで、駅からのルート「聖母坂通り」は坂道ですがバリアフリーな歩道が整備されています。来館者用の駐車場は身障者用も含めてありません。

記念館のエントランスは段差のない舗装通路です。敷地入口のトイレ棟にバリアフリートイレがあります。

佐伯祐三アトリエ記念館

一般的なサイズの個室で、洋式便器とオストメイト装置が備えられています。

佐伯祐三アトリエ記念館

敷地内に入ります。お庭と管理棟、そしてアトリエ棟がある施設です。

佐伯祐三アトリエ記念館

お庭は公園のように整備されていますが、未舗装砂利路面なので、車椅子では無理をせずに舗装路を通行してください。

佐伯祐三アトリエ記念館

管理棟で簡単な受付をします。通常見学ルートは、ここから階段でテラスに上がり、アトリエ内の展示室と管理棟中2階のミニギャラリーを見学します。

佐伯祐三アトリエ記念館

管理棟の裏側から段差迂回スロープが設けられています。スタッフの誘導に従って利用してください。

佐伯祐三アトリエ記念館

スロープを上がりテラスに出ます。先にミニギャラリーから紹介します。

佐伯祐三アトリエ記念館

管理棟の中2階が小さなギャラリーで、パンフレットや資料が展示されています。本当に小さい施設ですが、車椅子で利用することができます。

佐伯祐三アトリエ記念館

次にアトリエ内の展示室の状況を紹介します。手動開閉式の木製ドアが出入口です。

佐伯祐三アトリエ記念館

ドアの下の段差は小さいので、介助者がドアを開けていれば車椅子でアトリエ内に入ることができます。

佐伯祐三アトリエ記念館

アトリエ内展示室はフラットな床面で、夭折の天才画家の人生と作品の展示、また大型ビジョンでは映像コンテンツがリピート放映されています。車椅子で見学できる展示室です。佐伯祐三氏は家族でパリに渡り、パリで病没。その2週間後には6歳の一人娘もパリで病死。画家である奥様佐伯米子氏は二人の遺骨を抱えて日本に帰国し、この中落合のアトリエで昭和47年に亡くなるまで創作活動を続けました。

佐伯祐三アトリエ記念館

850ⅿ離れた場所には、同時代の洋画家「中村彝」のアトリエ記念館があります。別稿で掲載しているのでご参照ください。

中村彝アトリエ記念館

大正期のアトリエ建築と天才画家の生涯を知る記念館です。新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館は車椅子で見学ができる施設です。

(本稿は2022年8月に執筆しました)