館林 田山花袋記念文学館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

田山花袋記念文学館

「蒲団」「田舎教師」などの作品で知られる、明治から昭和にかけて活躍した文学者「田山花袋」は群馬県館林市の出身で、館林の「つつじが岡公園」に車椅子で観覧できるバリアフリー施設「田山花袋記念文学館」があります。アクセスは車が便利です。つつじが岡公園の無料駐車場「尾曳駐車場」の利用が便利です。

田山花袋記念文学館

尾曳駐車場は身障者用駐車スペースがあります。駐車場からスロープを通り田山花袋記念文学館へ向かいます。100mほどの距離です。

田山花袋記念文学館

記念文学館の前にあるのは「館林第二資料館」で、この敷地の奥に田山花袋の生家が移築されています。ただし館林第二資料館内は未舗装路面で車椅子での移動は苦戦します。

田山花袋記念文学館

記念文学館に隣接して「向井千秋記念子ども科学館」があります。

田山花袋記念文学館

田山花袋記念文学館のエントランスは階段構造ですが、段差迂回スロープが設置されています。

田山花袋記念文学館

田山花袋記念文学館は有料施設ですが観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。

館内はバリアフリーで、車椅子で問題なく観覧できます。バリアフリートイレは、やや狭いサイズの個室で、設備はシンプルなトイレです。

田山花袋記念文学館

記念文学館は中庭を取り囲むような平屋構造で、常設展示室と企画展示室があります。常設展では田山花袋の略歴、作品、同時代の作家たちとの交友などが紹介されています。復元された書斎の展示もあります。田山花袋は明治4年に生まれ、昭和5年に58歳で没しました。

田山花袋記念文学館

館林市役所敷地内にある観覧無料の「館林市第一資料館」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年12月に執筆しました)