金吾堂製菓 栃木工場直売所 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

栃木県栃木市藤岡町にある、おせんべいの金吾堂製菓の直売店です。佐野藤岡ICから近いので、ドライブの途中に立ち寄りやすいお店です。来店者用の駐車場が用意されています。身障者用駐車スペースの設定はありませんが、乗降しやすい場所に駐車すれば車椅子で利用できます。

金吾堂製菓栃木工場直売所

直売所は令和元年の開店しました。出入口には段差解消スロープが設置されています。

金吾堂製菓栃木工場直売所

大きなお店ではありませんが、店内は車椅子で移動できる通路幅が確保されています。来店者用のトイレはありません。日曜日は休業、土曜日は営業している日があり、平日でも休業日があります。HPのスケジュールを確認してお出かけしてください。

(本稿は2024年6月に執筆しました)

和洋菓子の「あわしま堂栃木佐野工場直売所」を別稿で掲載しています。ご参照ください。

あられちゃん家埼玉工場直売店 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

埼玉県加須市にある米菓メーカー三真の工場内にある直売店です。企業理念は「昔ながらの味と製法を継承しながらも時代のニーズにアレンジし創造する」。「あられ」の常識や既成概念を超えた、新商品を次々と開発しています。そのため直売店には、米菓のカテゴリーの商品、あるいはその枠を超えた商品まで、おびただしい数のお菓子が並びます。見るだけでも楽しいお店です。

あられちゃん家埼玉工場直売店

アクセスは車です。加須市郊外の工業団地エリアにあります。工場への出入口は裏道からのアクセス。やや分かり難い場所です。カーナビで目的地をしっかり設定することをお薦めします。

あられちゃん家埼玉工場直売店

お店は、工場内の広い駐車場の一角に建つ簡易な建物です。駐車スペースには特に身障者用区画の設定はありませんが、乗降しやすい場所に駐車すれば車椅子で問題なく利用できます。駐車場はほぼフラットで、ほとんどが舗装路面です。

あられちゃん家埼玉工場直売店

店舗の出入口は2ヵ所。今回取材時は入口と出口が指定されていました。

あられちゃん家埼玉工場直売店

出入口にはややラフな造作ですが、スロープが設置されています。

あられちゃん家埼玉工場直売店

入口へのスロープの手前のスペースが、少しデコボコがある未舗装路面ですが、慎重に移動すれば車椅子で通行できます。

あられちゃん家埼玉工場直売店

店内の通路幅は、余裕はありませんが車椅子で通行可能。混雑していなければ車椅子で買い物ができます。店舗の前に「混雑時は入場制限を」行うことが案内されていました。

商品陳列は平台と壁面棚がある一般的なもので、車椅子から手が届かない商品はごく一部だけです。

一般的なスーパーマーケットなどでは、あまり見かけることがない商品が山のようにあります。商品を購入すると「ソフトクリームをプレゼント」という企画セット、お得なパック、贈答用のパックなどもあります。お菓子好きでなくても、心動かされるお店です。

トイレは、店舗の横に簡易トイレが用意されています。バリアフリートイレはありません。

あられちゃん家埼玉工場直売店

あられちゃん家埼玉工場直売店は、仮設店舗のような簡易設計ですが、スロープ化など最低限のバリアフリー対応はできている、ユニークなお菓子が並ぶお店です。

(本稿は2021年2月に執筆しました)

茨城工場直営 日本ハム下館工房 バリアフリー情報

茨城県筑西市の「日本ハム下館工房」は、日本ハムのハム・ソーセージ製品の3割を生産している「茨城工場」の敷地に2002年に開業した施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

下館工房は、ソーセージ作りが出来る工房と、売店、レストランの構成です。来館者用の無料駐車場があります。工房は独立棟の平屋構造で、駐車場から店内まで段差はなく、車椅子で移動ができる施設です。

今回取材時した時点では、バリアフリートイレはありません。一般的な洋式トイレだけです。

専属のマイスターが指導するソーセージ作りは予約制。一人500円+材料費肉1kg千円という料金設定です。主要時間は製造に1.5時間、加工に1時間で合計2~3時間コース。車椅子での参加も可能ということですが、食品製造ですから衛生管理は重要。消毒、エプロンや衛生帽子の着用など、その方の障がいの状況に応じてご照会下さい。また、3時間コースでバリアフリートイレがないことも、考慮に入れて下さい。

売店コーナーの冷蔵ショーケースに「下館工房」ブランドのハム、ソーセージ、ベーコンなどが並びます。ここだけのオリジナル商品です。いずれも高級品で、お値段もそれなり。豊富に試食が用意されていました。工場直営の売店ですがアウトレット品はありませんでした。

商品別のお薦め調理方法やいただき方がかかれたレシピがあります。例えば「アイスパイン」は「食べやすい大きさに切ってゼラチンと一緒に。また梅肉に付けると美味しい。」そうです。

レストランコーナーは可動式のテーブルの椅子席なので、車椅子での利用は可能です。メニューはサンドイッチ。売店コーナーで販売している「下館工房」ブランドのハム、ソーセージ、ベーコンを使った、かなりボリュームのあるサンドイッチです。具材が足りないと、冷蔵ショーケースから商品をもってきて、開封して使います。ランチセットは、各種のサンドイッチに、ソーセージ2本、サラダ、ドリンク付き。普通の人は、満腹になるボリュームです。

工場では約1,000人の社員が働いているそうです。取材した時点では、茨城工場は日本ハムで最新かつ最大規模の工場です。フラット構造の施設ですが、バリアフリートイレがないことに注意してください。

筑西市の農産物直売所「ファーマーズマーケットきらいち筑西店」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2017年5月の取材に基づいています)