東関道佐原PAパノラマ展望台 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

千葉県香取市にある東関東自動車道佐原PA(上り)内に、2006年に「ちば眺望100景」に選ばれた「佐原PAパノラマ展望台」があります。潮来ICから東関道上り線を利用した時にだけ立ち寄れるPAです。

東関道佐原PAパノラマ展望台

佐原PA(上り)は小さなPAで、トイレと自販機しかありません。

東関道佐原PAパノラマ展望台

PAに身障者用駐車スペースが1台分あります。車椅子でパノラマ展望台に向かう起点は身障者用駐車スペースです。ここはPA内の歩道への段差が削られています。満車で一般駐車区画に停めた場合も、車椅子で身障者用駐車区画へ向かい、段差解消箇所から歩道に上がってください。

東関道佐原PAパノラマ展望台

身障者用駐車スペースの後ろ側から、パノラマ展望台への通路が始まります。

東関道佐原PAパノラマ展望台

階段路とスロープ路が並行してあります。スロープの傾斜はそれほど急ではなく、途中にフラットなスペースが設定されています。

東関道佐原PAパノラマ展望台

スロープを上がります。身障者用駐車スペースから100ⅿ弱程度の距離です。

東関道佐原PAパノラマ展望台

スロープを進むとパノラマ展望台が見えてきます。

東関道佐原PAパノラマ展望台

展望台は高台に突き出した構造です。

東関道佐原PAパノラマ展望台

展望台に上がる最後の傾斜は、スロープよりも角度があります。車椅子で上がるには力が必要です。帰りは車椅子を後ろ向きにしたほうが安全です。

東関道佐原PAパノラマ展望台

力を入れて車椅子で展望台に上がります。展望台は固定された石シートがありますが、車椅子が動けるスペースは残されています。

東関道佐原PAパノラマ展望台

利根川にS字に架かる東関道の風景が楽しめます。夜景ファンにも人気がある展望台です。

東関道佐原PAパノラマ展望台

展望台からの眺めを解説する「パノラマインフォメーション」が設置されています。東関道のこの区間が開通したのが1987年。インフォメーションには「カジマサッカースタジアム」の案内があるので、スタジアムが完成した1993年以後に設置されたインフォメーションだと推定されます。

東関道佐原PAパノラマ展望台

潮来ICから東関道に入るときにしか利用できませんが、佐原PAパノラマ展望台は車椅子で水郷地帯の風景を楽しめる展望施設です。

(本稿は2022年6月に書き直しました)

水郷佐原の古い町並みを別稿で紹介しています。ご参照ください。

天体観測・食事・直売所 バリアフリーな複合施設 加須未来館

埼玉県加須市の利根川沿いにある「加須未来館」は、車椅子で利用できる複合施設です。施設の内容と現地のバリアフリー状況を紹介します。

加須未来館

施設の概要です。「加須未来館」はスーパー堤防の上に建ち、雄大な利根川の流れと、周辺の自然環境を眺望できる施設です。ゴールデンウィークの加須市恒例イベント「ジャンボこいのぼり」の会場はすぐ近くです。

加須未来館

館内にはプラネタリウム、天体観測室、科学実験室などがあります。また農産物加工室、調理実験室、レストラン、産直ショップなど食に関わる施設があります。

加須未来館

アクセスは車です。50台以上を収容する無料駐車場があります。一般駐車場はスーパー堤防の下にあり、そこから加須未来館へは階段を上がります。道なりに堤防の上まで進むと、そこにも駐車場があります。身障者用駐車区画が2台分と、一般駐車区画が10台分程度あります。

加須未来館

堤防の上の駐車場から館内へは、スロープを通り、フラットな動線で車椅子で移動できます。

加須未来館

加須未来館は3フロア構造で、屋上部の一部が「屋外観察スペース」になっています。エレベーターがあり車椅子での1Fから3Fまでの上下階移動は可能ですが、「屋外観察スペース」へは階段のみです。各フロア内はフラット構造で、車椅子での利用は可能です。

加須未来館

バリアフリートイレは1Fと2Fに用意されます。1Fのバリアフリートイレは、内部が変形構造で一部出っ張っている箇所があり、また手摺りが固定式のなので、大型の車椅子ではやや利用し難い構造です。

加須未来館

プラネタリウムの入口は1Fです。有料ですが観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。プログラムは土日で1日3回の上映。平日は1回です。

加須未来館

1Fの「レストランコスモ」は、フラットでスペースに余裕がある可動式テーブル席を配置したセルフサービスレストランで、車椅子で利用できます。加須名物のうどんメニューなどがあります。

エントランスから広がる「交流ホール」には、宇宙に関わる展示物が置かれています。フリースペースは農産物直売所のような売り場として活用されています。

加須未来館

2Fは実験室などがあるフロアです。他にテラスがあります。

3Fが「天体観測室」です。傾斜型のドームで、現地の案内では車椅子のまま宇宙観測が出来ると紹介されています。

加須未来館

「加須未来館」は、雄大な利根川の流れを楽しめる、車椅子で利用できる複合施設です。

(本稿は2021年2月に加筆修正しました)

西湘のパノラマ景観を車椅子で楽しむ 湘南平バリアフリー情報

神奈川県の平塚市と大磯町にまたがる公園です。眺望が素晴らしい標高約180mの泡垂山山頂を湘南平、付近の山岳公園も含めた広いエリアが高麗山公園と呼ばれています。

湘南平の展望台からの景観は車椅子で楽しめます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

標高約180mの泡垂山山頂を湘南平

高麗山公園全体の観光は、基本的に山岳公園なので車椅子では無理です。車椅子では、湘南平の山頂部にある高台の観光ができます。

アクセスは車が便利です。たいした標高ではありませんが、まわりが低いので、車でアクセスするとかなりの上り坂を進みます。

「大駐車場」を越え「頂上駐車場」を目指します。小規模な無料駐車場ですが、身障者用駐車区画が3台分用意されています。ここからなら少し坂道を上るだけで、湘南平に車椅子でアクセスできます。

山頂の駐車場を目指す

湘南平には「テレビ棟展望台」と「レストハウス展望台」があります。「テレビ棟展望台」は階段のみなので、車椅子ではエレベーターがある「レストハウス展望台」を目指します。

レストハウス展望台はバリアフリー

正式名称は「高麗山公園レストハウス」です。正面から見ると屋上展望台につながる大階段があります。1Fは売店の「ショップ湘南平」。2Fが「湘南平展望レストランFlat」、そして3Fが屋上で「レストハウス展望台」です。レストハウスには、エレベーターとバリアフリートイレがあります。

レストハウスの構造

湘南平の2つの展望台は、恋人たちが永遠の愛を誓って南京錠をかける「愛の南京錠」発祥の地ともいわれています。2018年に「レストハウス展望台」に鍵かけモニュメントainowaが設置されました。南京錠はレストハウス内でも購入できます。

鍵かけモニュメントainowa

高麗山公園の湘南平にある「レストハウス展望台」から、車椅子で西湘のパノラマ景観を楽しむことが出来ます。

大磯町の「神奈川県立大磯城山公園」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2019年8月に加筆修正しています)