真岡鐵道 SLキューロク館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

栃木県真岡市の真岡駅前にあるSLがテーマの無料施設です。真岡駅とSLキューロク館は同じデザインで統一されています。

SLキューロク館

蒸気機関車2両と客車や貨車などが展示されています。

SLキューロク館

展示されている9600(キューロク)形SLは、土日祝日に1日3回動きます。動くSLの乗車体験は有料です。コロナ禍以後は、運行スケジュールが変わっているので、最新情報を確認して利用してください。

SLキューロク館

屋外の真岡駅線路のすぐ横には、D51機関車が展示されています。土日祝日は真岡鉄道を走るSLが展示D51の真横を通り、走るSLと展示されているD51の2ショットが楽しめる場所です。

SLキューロク館

館内には売店とカフェがあり、売店ではSLクッキーや煎餅、地域の福祉施設で製作されている商品などが販売されています。

SLキューロク館

バリアフリートイレは1つ用意されています。SLキューロク館はバリアフリー施設です。

SLキューロク館

駐車場の状況です。SLキューロク館来館者用の無料駐車場は、真岡駅の反対側に2か所用意されています。

SLキューロク館

どちらも車椅子での移動がつらい、未舗装砂利路面の駐車場です。

SLキューロク館

駐車場からSLキューロク館のエントランスまで、歩道が狭い道を通り移動します。

SLキューロク館

車椅子では通行しにくい歩道です。駐車場とそこからのアクセスルートが車椅子の問題です。

SLキューロク館

SLキューロク館敷地内の舗装路面に駐車区画があり、身障者用駐車スペースが2台分設けられています。今回はイベント開催中のためか、この駐車スペースは入口が閉ざされていました。真岡駅からSLキューロク館へは、問題なく車椅子で移動できます。

SLキューロク館

真岡鐵道のSLが横を走る「道の駅もてぎ」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年9月に執筆しました)

陶芸のまち益子 城内坂と共販センター 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

栃木県益子町のメインストリート「城内坂」と、中心施設「益子焼窯元共販センター」のバリアフリー状況を紹介します。

アクセスは益子駅から徒歩15分程度の案内です。

メインストリートに近い無料駐車場は、町営が4か所、共販センターの駐車場が第一から第四まであります。ただし陶器市の期間中は、有料になりかつ大混雑します。

4か所の町営無料駐車場は、中心部までやや距離があり、近い順に収用台数が30台、40台、50台、150台です。

共販センターの第一駐車場は混雑していることが多く、身障者用駐車スペースはありません。第二駐車場も同様です。

陶芸のまち益子

共販センター裏側の第三駐車場は比較的空いていることが多い駐車場です。第三駐車場には、スペースは普通区画と同じですが身障者用駐車スペースが2台分設けられています。

陶芸のまち益子

共販センター第三駐車場は、「益子陶芸美術館」がある「陶芸メッセ・益子」へ車で向かう起点です。「益子陶芸美術館」は別稿で掲載していますので、ぜひご覧ください。

陶芸のまち益子

共販センター第三駐車場を利用した場合は、共販センター新館の店内を通行して城内坂方面へ移動します。

陶芸のまち益子

第三駐車場側の共販センター新館出入口は、段差解消されていますが手動ドアです。

陶芸のまち益子

共販センターの新館の館内はフラットな構造です。新館は益子焼商品、新鮮野菜などの農作物や加工食品、地元の銘菓などが販売されている共販センター内では最大の建物です。店内1Fは車椅子で利用できます。

陶芸のまち益子

ただし2Fへは階段のみです。2Fレストランは車椅子では利用できません。

陶芸のまち益子

店内を通行して共販センター第一駐車場側のメインの出入口に移動できます。

陶芸のまち益子

共販センターのバリアフリートイレは、新館内ではなく第一駐車場の横、「ギャラリー花陶狸」にあります。

陶芸のまち益子

一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

陶芸のまち益子

共販センター第一駐車場の出入口に、全長約11ⅿの「益子ぽんたくん」がいます。第一駐車場からぽんたくん付近までは上り坂です。

陶芸のまち益子

ぽんたくんの先が城内坂です。この付近はお店が並ぶ城内坂の、坂の上になります。緩やかな坂の両側に益子焼のお店、カフェ、ギャラリーなどが約30店並びます。

陶芸のまち益子

城内坂の歩道は、やや経年劣化している箇所がありますが、バリアフリー化されています。坂の傾斜はきつくはないので、車椅子で散策できます。

陶芸のまち益子

車椅子で利用できるお店が数多くあります。その一方で段差、未舗装路、店舗の狭さなどの問題で、車椅子では利用しにくいお店もあります。ほとんどのお店は、店前が駐車場なので、お目当てのお店が決まっている場合は、店前駐車場の利用が便利です。

陶芸のまち益子

城内坂にある公衆トイレには、バリアフリートイレが用意されています。

陶芸のまち益子

陶芸のまち益子のメインストリートは、坂道は通りますが車椅子で移動でき、焼き物選びを楽しめます。

(本稿は2022年9月に執筆しました)

山梨県立フラワーセンター・ハイジの村 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

山梨県北杜市明野町の「ハイジの村」は、1998年に「山梨県立フラワーセンター」として開業した施設で、2006年に「ハイジの村」として再出発しました。敷地面積は約10ha。茅ヶ岳山麓標高約750mの傾斜地に広がる施設で、園内は坂道が多く、車椅子ではスロープやエレベーターを利用した観光になります。

ハイジの村

ハイジの村のエリアマップは、上が低地で下が高地です。「ペーター館」や「クララ館」、第3駐車場がある低地部から、坂道を上がり第1駐車場に進みます。第1駐車場に近い高地部エリアに「ハイジのテーマ館」「展望塔」などの主要な観光施設があり、低地に向かって傾斜散策路を進むと「ナチュラルガーデン」「ハイジの隠れ屋」などが点在します。傾斜散策路は距離があり、かなりの角度がある坂道なので、車椅子での散策は積極的にはお薦めしません。車で来園して、第1駐車場を利用して、高地部エリアの主要な施設を観光するコースをお薦めします。

ハイジの村

第1駐車場に身障者用駐車スペースが6台分並んでいます。左右のスペースは余裕がある駐車区画です。

ハイジの村

身障者用駐車スペースから下りスロープを通り、ハイジの村の受付に向かいます。

ハイジの村

スロープは急ではありません。第1駐車場から道路までの7段を段差回避しています。

ハイジの村

傾斜地にある施設です。もう一つスロープを通り受付に進みます。

ハイジの村

二つ目のスロープを下りると、受付の高さに出ます。石畳風の路面ですが、車椅子に大きな衝撃はきません。

ハイジの村

受付で車椅子の貸し出しを行っています。

ハイジの村

フラットな路面にある窓口が受付です。ハイジの村の入園料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳等を提示して減免措置を受けてください。

ハイジの村

受付の先に進むと広場があり、囲むように観光施設が建ち並びます。路面のデコボコはあまり大きくありません。ゆっくり進めば車椅子に衝撃はきません。

ハイジの村

お土産コーナーやカフェなど、主な観光施設は車椅子で利用できます。また広場には車椅子で利用できるフリーテーブル席が配置されています。

ハイジの村

メインの観光施設の一つ「展望塔」のバリアフリー状況を紹介します。

ハイジの村

展望塔はエレベーターがあります。広場の高さが1F、展望回廊が3F、そして一段低い位置にある広場と「バラの温室」にB1で接続します。

ハイジの村

展望回廊に上がります。開放されているドアを通り、塔を一周する回廊にでることができます。

ハイジの村

回廊から360°の眺望が楽しめます。回廊の壁面の高さは車椅子目線よりも少し低いので、車椅子からでも真下以外は、ハイジの村と周辺の風景を眺めることができます。

ハイジの村

エレベーターでB1へ移動します。この高さに広場とバラの温室があります。

ハイジの村

バラの温室内はバリアフリー仕様です。車椅子でお花を鑑賞できます。

ハイジの村

人前結婚式ができそうなコーナーがあります。

ハイジの村

広い温室です。値札の付いた鉢植えもあります。

ハイジの村

バラの温室を出ると広場に出ます。

ハイジの村

様々な装飾物がある広場です。訪れる価値があります。ここまで車椅子で問題なく移動できます。

ハイジの村

1Fの高さにエレベーターを利用せずに移動できる、段差回避スロープも設置されていますが、車椅子利用者は展望塔のエレベーターを利用したほうが楽です。

ハイジの村

メイン観光施設「ハイジのテーマ館」のバリアフリー状況を紹介します。出入口はメイン広場に面しています。館内に入るとアニメのハイジの世界が展開されています。

ハイジの村

アニメの舞台のジオラマがあります。すべての展示物は車椅子で観覧できます。

ハイジの村

館内に記念撮影スポットが用意されています。車椅子をベンチの手前において撮影するイメージです。

ハイジの村

ハイジのテーマ館の外に、使い込まれた馬車が展示されています。

ハイジの村

ハイジのテーマ館の隣は「レストラン ボルケーノ」です。フラットでスペースに余裕があるお店で、可動式テーブル席があります。車椅子で利用できるレストランです。

ハイジの村

広場に面して建つ教会風の建物は「光のチャペル」です。正面は階段ですが、両サイドにスロープがあります。

ハイジの村

スロープは緩やかな傾斜です。車椅子で問題なく移動できます。

ハイジの村

出入口に段差はありません。今回訪問時はドアが開放されていました。

ハイジの村

内部は教会風のパーティー会場です。新郎新婦席以外は、段差が無い車椅子で利用できる施設です。

ハイジの村

光のチャペルの出入口に、結婚式の衣装のイメージが展示されています。

ハイジの村

最後に広場周辺のバリアフリートイレの状況を紹介します。バリアフリートイレは3か所用意されています。受付の横に最初のバリアフリートイレがあります。広いスペースの個室で子供用の便器が備えられています。設備はシンプルなトイレです。他のトイレもほぼ同様の設備構成です。

ハイジの村

展望塔B1のバリアフリートイレです。鳥が入るので注意、とされています。

ハイジの村

このトイレも子供用の便器が備えられています。

ハイジの村

3つ目のバリアフリートイレは光のチャペルの近くにあります。設備はほぼ同様のトイレです。

ハイジの村

山梨県立フラワーセンター・ハイジの村は、傾斜地にあるので車椅子での観光は高低差が問題です。坂道が苦手な人でも、園内高地部にあるメイン施設の一帯は、それほど苦労せずに車椅子で利用できます。車椅子ではある程度エリアを絞った観光をお薦めします。

お土産に山梨の農産物を買い求めるなら、須玉ICの近くにある農産物直売所「須玉おいしい市場」がお薦めです。別稿で紹介していますので、ご参照ください。

(本稿は2022年8月に執筆しました)