舞鶴 船の関電PR館「エル・マールまいづる」バリアフリー情報

京都府舞鶴湾「舞鶴親海公園」内に係留された船の関西電力PR施設です。日本初の海上プラネタリウムなどがあります。車椅子からみた施設のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2016年9月の取材に基づいています。

 

アクセスは車が便利です。

舞鶴湾を代表する橋梁「クレインブリッジ」を通り、舞鶴火力発電所の手前まで、東舞鶴駅から車で20分強かかります。

ここまでのドライブルートからは、天然の良港である舞鶴湾の景観が楽しめます。

 

無料駐車場が「エル・マールまいづる」の目の前の岸壁にあり、約70台を収容します。

 

岸壁に繋がれた「エル・マールまいづる」の入口までは階段です。

その横につづら折りのロングスロープがあり、車椅子ではこのスロープを上ります。傾斜はそれほどキツクありません。介助者がいれば、一般的な車椅子利用者なら通行できます。

駐車場からロングスロープにかけて屋根はありません。

 

船内は全館バリアフリー対応で、障害者用トイレ、エレベーターがあります。車椅子での利用に大きな問題はありません。海に浮かぶ、比類ない施設です。

入船は無料です。プラネタリウムは有料ですが、障害者減免制度があり、本人と介助者1名の観覧料が無料に減免されます。

舞鶴 船の関電PR館「エル・マールまいづる」バリアフリー情報

船内は4フロア構造です。

最上階の3Fは、展望室と展望デッキのフロア。船の内外から舞鶴湾の眺望を楽しめます。

 

2Fは船の体験館。20世紀初頭の豪華客船時代の船長室をイメージした小部屋と、船内の談話室をイメージした広々とした大部屋があります。いずれもブリティッシュ・トラディショナル仕様。当時の世界の船旅気分を味わえる展示空間です。

障害者用トイレは、この2Fにあります。

 

1Fは入口正面に受付。正面左側がプラネタリウム。右側は舞鶴体験館です。

プラネタリウムは平日3回、休日4回の上映。車椅子席は2席用意されます。

1Fの半分を占める舞鶴体験館は、舞鶴の5000年の歴史、自然、文化などの紹介コーナーです。お薦め観光コースの案内展示もあります。

 

B1は、エネルギー体験館。関西電力のPRコーナーです。船の機関室をイメージした空間の中、電気エネルギーの歴史や技術、関西電力の取り組みなどが展示されています。一部階段がありますが、緩やかな段差回避スロープがあります。車椅子での見学に大きな問題はありません。

 

関西電力PR施設「エル・マールまいづる」は、車椅子で利用できます。

陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」バリアフリー情報

埼玉県朝霞市と東京都練馬区にまたがる「自衛隊朝霞駐屯地」にある「りっくんランド」は、車椅子で見学ができる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2016年8月の取材に基づいています。

 

○車椅子でのアクセス方法

朝霞駅から徒歩20分の案内です。車椅子利用者は車の利用が便利です。

約100台を収容する無料駐車場があり、障害者用駐車区画が用意されています。

国道254号川越街道から自衛隊駐屯地内へ入ります。自衛隊員が守るゲートの手前を右に曲がると来館者用の駐車場があります。

 

○駐車場からエントランスへ

駐車場から段差なく「りっくんランド」エントランスに移動できます。

施設は2フロア構造で、屋外にイベント広場があります。

入館無料の施設です。1F入口から入館すると受付がありますが、立ち寄る必要はありません。

障害者用トイレは1F受付の後ろ側にあります。

受付の先に売店があり、自衛隊グッズを販売しています。携行食や非常食など自衛隊の活動で実際に使用している食料や、お土産品として企画されたタオルやバッジ、アクセサリー類などもあります。今回取材時は「わけあり品コーナー」があり、販売不振だったと思われる企画品がディスカウント販売されていました。

陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」

○展示室のバリアフリー状況

展示は2Fから始まります。受付の先にあるエレベーターで2Fへ上ります。

2Fには、陸上自衛隊の歴史ギャラリーがあり、写真を中心にした展示があります。

過去日本で開催されたオリンピックでの貢献、災害時の活躍、雪まつりでの雪像製作などの様子を知ることができます。

その先には1Fの展示全体を眺めることができる空中通路があります。

通路の先には、別のエレベーターがあり、効率的な動きで1Fに戻ります。

陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」

メインの展示場は1Fです。戦車とヘリコプターの実機の展示、3Dシアター、オープンシアター、迷彩服を着ることが出来るコーナー、装具装着体験コーナー、射撃シミュレータなどがあります。

フライトシミュレータは箱型装置に乗り込むタイプなので、車椅子のままでは体験できません。

陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」

屋外イベント広場周辺には、戦車、装甲車などが展示されています。

センター棟からは段差なく中庭に出ることが出来、展示車両の周囲を車椅子で廻ることができます。

陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」

○イベント開催日の混雑

自衛隊楽団コンサートや、装甲車に試乗できる、自衛隊の炊き出しカレーが味わえるなど、定期的にイベントが開催されます。ヘリコプター試乗体験が一番人気で、事前に抽選で試乗券を確保する必要があります。

イベント開催日は大混雑します。混雑が凄くて車椅子での見学は苦戦します。

陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」

民主党政権の時代に、仕訳によって有料化されましたが、入場者が激減して、わずか3か月で有料化実験を終了したという実績があります。

大混雑する人気イベント開催日以外は、「りっくんランド」は車椅子でゆっくり見学ができる施設です。