戦傷病者資料館国立しょうけい館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

しょうけい館

東京都千代田区、九段下にある施設です。「しょうけい」は「承継」。戦傷病者と家族等が戦中戦後に体験した労苦について、後世代に知る機会を提供することを目的に、2006年に開館しました。

アクセスは九段下駅6番出口から徒歩1分の案内。来館者用の駐車場は身障者用も含めてありません。入館は無料。現在はコロナ対策で、入館時に検温と簡単な記帳をおこなっています。

靖国通りから一本入った細い道に面しています。出入口は2か所あり、九段下交差点から遠い東側が正面入口です。こちらは段差がある構造で、簡易スロープは設置されていますが、車椅子利用者は反対側の入口の利用が推奨されています。

しょうけい館

九段下交差点に近い西側の入口から館内へは、段差なく移動できます。

しょうけい館

この先に受付があります。入館手続きを行い、資料等をいただきます。しょうけい館は1Fと2Fの2フロア構造です。1Fは常設展示と「証言映像シアター」、企画展示室、図書閲覧室など。2Fはすべて常設展示室です。

館内にはエレベーターが1基あり、車椅子で上下階移動ができます。かごは車椅子が入る普通サイズです。

しょうけい館

バリアフリートイレは2Fにあります。

しょうけい館

スペースに余裕がある個室で、綺麗なトイレです。

しょうけい館

折り畳み式のユニバーサルベッドが備えられています。

しょうけい館

1Fは2019年にリニューアルしました。車椅子で問題なく利用できる、スペースに余裕があるフラットな展示室です。今回取材時は、企画展「義足は語る~戦争で足を失った戦傷病者の歩み~」が開催されていました。当時の義足が多数展示され、戦傷病者や家族の回想、医療機関とその従事者の状況、義足制作会社の歴史などが紹介されています。

エレベーターで2Fへ。2Fはしょうけい館のメイン常設展示室です。フラットでスペースに余裕があるので、車椅子で問題なく観覧できます。イメージするよりも新しく綺麗な展示で、非接触スイッチを操作すると音声案内が始まる展示があります。フロアの中央部にある「野戦病院ジオラマ」は、怖いほどの迫力。展示室内は写真撮影禁止ですが、HPで一部の展示の写真が公開されています。

今回取材時は、受付で「戦傷病克服体験記録」を抜粋した小冊子をいただきました。戦傷病者と家族の体験が学べる一冊です。

戦傷病者資料館、国立しょうけい館は、車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。

(本稿は2021年9月に執筆しました)