渋谷パルコはバリアフリー施設ですが、車椅子で利用する上で理解しておきたい構造上の特徴があります。知っていると戸惑わないバリアフリーポイントを紹介します。

商業施設としてはB1から10Fまでの施設です。バリアフリートイレは、B1と6F・7F・8F・9F・10Fにあります。1Fから5Fまでバリアフリートイレはありません。すべてのバリアフリートイレにオストメイト機能が付いています。

東エレベーターが4基、西エレベーターが2基あります。東エレベーターはB1から10Fまで全階をむすびます。東エレベーターの1Fは、夜間レストランだけが営業している時間帯は、施設外側の乗降口の利用になります。

西エレベーターはB1から6Fまでです。西エレベーターの1F乗降口は、吹き抜け中央通路に面しています。

10F屋上と4Fテラスがアクセントになる施設で、そこから外階段で上下階移動できるのが構造上の特徴です。

10Fの「ルーフトップパーク」は車椅子で利用できます。

東エレベーターで10Fに出ると、屋上中央部に出ます。

ただし11F相当部にある展望テラスへは階段で上ります。

また北側には車椅子では利用できない階段路があり、5Fまで続いています。

4Fのテラスにも、車椅子で出ることは可能です。

そこから1Fまで外階段でつながります。上りはエスカレータがあります。

ショップ利用による駐車料金サービスがある地下駐車場があります。入庫ルートはオルガン坂からの左折です。

渋谷パルコは坂道立地なので、どの方面からアクセスしてもアップダウンがあります。

車椅子利用者にとって、車の利用は便利な手段です。

車椅子利用者には縁のないことですが、駐輪場は8Fと9Fです。専用エレベーターで上ります。

車椅子利用者はバリアフリートイレのあるフロア情報を確認して、渋谷パルコを利用してください。
「渋谷スクランブルスクエア」の情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。
(本稿は2022年5月に加筆修正しました)