表参道は階段路 渋谷氷川神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

創建は神代、東京都渋谷区にある古社です。アップダウンがある地形に建つ社で、車椅子で参拝できるルートは限られます。現地の状況を詳しく紹介します。

〇広尾側からアクセス

渋谷駅から最短で約1kmの距離です。渋谷駅方面から徒歩でアクセスすると、表参道にでます。参道の入口周辺は緑豊かな児童公園「氷川の杜公園」です。金王相撲が行われていた土俵はこの公園の中に残されています。

公園から先、境内へ向かう道は、階段路です。車椅子では周辺の坂道に迂回して、境内の東側、広尾方面にある裏参道を目指します。

渋谷氷川神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

境内には参拝者用の駐車場はありません。車で山種美術館や國學院大學の近くまで行き、そこからアクセスすると、大きなアップダウンは回避することができます。

〇裏参道のバリアフリー状況

裏参道の入口は、國學院大學の若木会館の前で、鳥居があります。この鳥居の下は、路面がデコボコしています。車椅子は慎重に通過してください。

渋谷氷川神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

そこを越えれば、緩い舗装傾斜路を通り、社殿に向かいます。

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〇境内のバリアフリー状況

境内はほぼフラットな地形で、ほとんどは舗装路面です。

渋谷氷川神社 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

手水舎はすぐ近くまで段差なく近づけます。最後に手を伸ばせば車椅子で利用可能な構造です。

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参拝場所は2段の上で段差回避スロープはありません。車椅子では段の手前からの参拝になります。社務所は小さな段差がありますが、車椅子で立ち寄り可能です。

本殿の反対側にお末社が二社あります。稲荷神社と厳島神社で、狐と狛犬が並んでいます。やや荒れた路面ですが、お末社にも車椅子で近づけます。

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縁結びの神で、御朱印が大人気です。渋谷氷川神社は、裏参道から入れば車椅子で参拝できます。

(本稿は2020年5月に執筆しました)

キャンパスにある神社 國學院大學神殿 車椅子参拝バリアフリー情報

東京都渋谷区、國學院大學キャンパス内にある、大学が昭和5年に創建した神社です。

國學院大學神殿 車椅子参拝バリアフリー情報

キャンパス内なので参拝者用駐車場はありません。國學院渋谷キャンパスの周辺はアップダウンが多い地形なので、渋谷駅や恵比寿駅から徒歩での参拝は車椅子では大変です。車でアクセスして、近隣の駐車場やパーキングメーターの利用が便利です。

キャンパス内および神殿周辺もアップダウンがありますが、段差回避ルートがあるので、神殿に車椅子で参拝ができます。

國學院大學神殿 車椅子参拝バリアフリー情報

手水舎は手前に段差があるので、車椅子では利用が難しい構造です。

國學院大學神殿 車椅子参拝バリアフリー情報

本殿まではほぼフラットな路面です。車椅子で参拝できます。

國學院大學神殿 車椅子参拝バリアフリー情報

小さな神社ですが、なんとなく伊勢神宮を思い起こす雰囲気があります。幣殿と拝殿は、伊勢神宮の遷宮に伴う神宮殿舎撤却古材を譲り受けて建てられたそうです。祀られる神様は、天照皇大神をはじめとする天神地祇八百萬神です。

キャンパス内にある大学が創建した神社、國學院大學神殿は車椅子で参拝できます。

(本稿は2020年5月に執筆しました)

渋谷青山の総鎮守 金王八幡宮 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

住所は東京都渋谷区渋谷。渋谷駅から徒歩10分ほどの地に建つ古社です。近隣の喧騒とは無縁。境内は緑深く、平時は静寂が支配します。周囲はアップダウンが多い地形で車椅子ではアクセスに苦労しますが、社殿にはスロープが設置されています。車椅子からみた現地の状況を詳しく紹介します。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

〇坂道を進む

参道は「金王神社前」交差点から始まります。交差点の近くに大きな鳥居がそびえています。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

参道は渋谷駅周辺よりは高く、青山通りよりは低い位置になります。したがって並木橋方面から上り坂、渋谷二丁目方面からは下り坂です。このメイン通り以外の脇道や側道を通行しても、どうしても坂道を通ります。

金王八幡宮には参拝者に駐車場は解放されていません。しかし境内入口付近にコインパーキングは複数個所あります。参道までの坂道を嫌う車椅子利用者は、車の利用が便利です。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

〇境内へ急坂を上がる

金王八幡宮の境内へは、参道の高さから更に10段以上の階段を上がります。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

車椅子では車両用の急坂を上がります。参道から正面階段をみて右側に急坂路があります。この坂は元気な介助者が必要です。急坂を上がると社務所の手前にでます。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

〇境内は砂利路面

境内は基本的には車椅子での通行に苦労するタイプの砂利路面です。そこに舗装通路が整備されています。車椅子では舗装路の上だけを通行してください。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

手水舎は、周囲に多少のデコボコはありますが決定的な段差はないので、車椅子で利用できます。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

フラットな舗装路面を通り、社殿へ向かいます。

 

〇社殿はスロープあり

江戸時代の姿を残す社殿です。正面から見て右側にスロープがあり、車椅子で参拝できます。スロープ乗り口の横にあるのが、有名な金王桜です。そして彩色鮮やかな社殿の装飾は見事です。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

〇主な施設のバリアフリー状況

お末社は御嵩神社と玉造稲荷神社。どちらも路面が悪く車椅子での参拝は快適ではありませんが、無理をすればお参り出来ないことはありません。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

神楽殿の前は砂利路面です。無理のない範囲から見学してください。

金王八幡宮 車椅子参拝ガイド 

渋谷の金王八幡宮は、境内に行くまでがアップダウンが多く、車椅子ではたいへんです。境内はフラットで、社殿にはスロープを上がりお参りができます。

(本稿は2020年5月に執筆しました)