茨城県鹿嶋市のショッピングセンターには「ジーコ広場」があります。SC内なので問題なく車椅子で利用できます。
イオンが核テナントのショッピングセンター「SCチェリオ」の1F中央部に「ジーコ広場」があります。
1994年に開業したSCで、基本的にはバリアフリー構造です。車椅子での利用に大きな問題はありません。バリアフリートイレはもちろん有ります。
SCの駐車場には身障者用駐車区画が用意されています。
横幅は余裕がある身障者用駐車区画です。
「ジーコ広場」は2F構造SC内の吹き抜けにある広場で、50坪程度の広さがあります。
「ジーコ広場」は2004年に誕生しました。除幕式には、当時日本代表監督であったジーコ氏本人が来場し、自身のブロンズ像の除幕を行いました。
ジーコの世界一大きな手書きサインが掲示されています。横が1m強、縦が1m弱くらいの巨大な色紙に書かれたサインです。
同様の巨大な色紙がもう一つあり、こちらにはアルシンド、レオナルドなど、アントラーズで活躍した選手のサインが並んでいます。ファンにはたまらない巨大色紙です。
「ありがとうジーコ」と書かれたジーコの手形。
そして足形も飾られています。
コロナ禍以後は運用が控えられているようですが、大型ビジョンが2台あり、アントラーズのアウェイ戦がある時は、中継でゲームが放映され、鹿島ファンが応援出来る広場になります。
「ジーコ広場」のすぐ横にあるサービスカウンターでは、ホームゲームのチケットが販売されます。座席表を見ながら席を選べるのが、ここでチケットを買う特典です。
アウェイ戦でも、ホームゲームでも、「ジーコ広場」は大事な役割を果たしてきました。
イベント会場として利用できます。特に地域貢献になるイベントには、積極的に貸し出しをしている、という案内になっています。現地には「ジーコ広場は、地域の人々とともにありつづけます。」というメッセージが掲示されています。
「鹿島」と「鹿嶋」二つの表記を使っていますが、元々の地名は「鹿島」。アントラーズの名称も「鹿島」。ただし現在の市名は「鹿嶋」です。
これは町村合併で鹿島町が市になる際に、すでにあった九州の鹿島市からクレームがあったから、と言われています。
アントラーズの街、鹿嶋市の「ジーコ広場」は車椅子で利用できます。
日本最古の神社の一つ「鹿島神宮」のバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2022年6月に加筆修正しました)