都立大井ふ頭中央海浜公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

都立大井ふ頭中央海浜公園

東京都品川区にある運河沿いの広大な公園「都立大井ふ頭中央海浜公園」の「なぎさの森」には、約1kmに及ぶ車椅子で利用できる散策路があります。現地のバリアフリー状況を紹介します。

都立大井ふ頭中央海浜公園

最寄駅は羽田モノレールの大井競馬場前です。東側は野球場や陸上競技場などがある「スポーツの森」。西側は「なぎさの森」。車椅子での散策コースにお薦めなのは「なぎさの森」です。東京都海上公園の一つで、バリアフリーに配慮のある公園です。

駐車場は「スポーツの森」側に2カ所あります。障害者手帳の提示で駐車料金は無料に減免されますが、現時点ではシステム的な対応はありません。出庫の際に駐車場スタッフに手帳を提示すると、手動で出庫ゲートを開けていただけます。したがって、スタッフがいる9時~17時に出庫して下さい。

公園駐車場は第一駐車場にスタッフが常駐しています。日曜祝日に開く、第二駐車場を利用した場合は、管理事務所に連絡してスタッフに来ていただきます。

「なぎさの森」の散策路は片道で約1kmあるので、全てを歩き、戻ってくると、ほぼ2kmの散歩になります。ご自身の体力に応じて、コースを調整してください。

南北に広がる「なぎさの森」は、大きく分けると、北側が自然観察ゾーン、南側がバーベキューや釣りもできる磯遊びのゾーンになります。

この中で車椅子では利用できないのは、自然観察ゾーンにある「なぎさの森管理舎」です。野鳥観察など公園内の情報拠点ですが、階段利用の施設です。

また一部の区間に「自然観察路」が設置されていますが、未舗装路なので車椅子での通行は困難です。車椅子利用の場合は、整備されたルートを散策してください。

バリアフリートイレは、「なぎさの森管理舎」以外の、公園内すべての公衆トイレに用意されています

「なぎさの森」の整備されたルートは、車椅子で通行しやすい歩道です。「なぎさの森」中央部にある「スポーツの森」と結ぶ陸橋の「夕やけ橋」に向かって、上り坂になります。この上り坂は車椅子で通行可能ですが、少し力が必要です。

全コース2kmが辛い人は、この坂の手前で引き返すと、ほぼ半分のコースです。体力に応じて加減をしてください。
「なぎさの森」の中央部は「干潟保全地区」に指定され、人の立ち入りが制限されているサンクチュリアです。ここがバードウォッチの対象区域。保護地区に生息する野鳥を遠くから観測します。

バリアフリールートから少し外れますが、「野鳥観察小屋」があり望遠鏡が設置されています。多少のデコボコ未舗装路が通行出来る人は、「野鳥観察小屋」に行くことができます。

南側のバーベキュー開放区は、利用者が譲り合って、自己責任でバーベキューをする無料開放エリアです。

都立大井ふ頭中央海浜公園

スポーツの森の概要です。1978年に開園した公園で、面積は454,271㎡という広さです。「スポーツの森」には野球場が4面、サッカー場が2面、陸上競技場は一つ、他にテニスコート多数、ゲートボール場、ドックランなどがあります。

車椅子ですべてを回るのは大変です。都立大井ふ頭中央海浜公園は、ご自身の体力次第で「なぎさの森」の半分、など行動範囲を決めて利用してください。

近隣の「大森ふるさとの浜辺公園」の情報を別稿「大森海苔のふるさと館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」内で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2016年5月の取材に基づいています)