八王子の牧場 磯沼ミルクファーム 車椅子バリアフリー情報

八王子の牧場 磯沼ミルクファーム 車椅子バリアフリー情報

東京都八王子にある「世界で一番小さなヨーグルト工場」磯沼ミルクファームは、バリアフリーではありませんが車椅子での見学は可能です。現地の状況を紹介します。

この地で昭和27年から続く、東京牛乳を生産する牧場です。街中牧場と称されますが、人家もある里山立地です。約90頭の牛を飼育しています。アクセスは車が便利です。場所は少々解り難いところで、狭い路地を入っていく感じです。それでもお客さんは絶えません。

敷地内の未舗装駐車場には4台が駐車可能。敷地内一帯は未舗装路面ですが、車椅子で移動できないほどの荒れ方ではありません。車椅子のための配慮は特にありません。それでも、牛舎を覗き、放牧地を眺めることはできます。

八王子の牧場 磯沼ミルクファーム 車椅子バリアフリー情報

現地で販売しているのは、ヨーグルトと牛乳です。高付加価値品を、それなりの価格で販売しています。

販売しているのは、世界で一番小さなヨーグルト工場の窓。2段ほどの段差を上り、呼び鈴を押すと窓が開き、販売スタッフが顔を出します。「ご注文商品が決まったら、ベルを押してください」という張り紙があります。

販売窓口の横には、自由に使用できるベンチがあります。車椅子から降りて、介助歩行が出来る人なら、ベンチでヨーグルトや牛乳をいただくことが可能です。これらの商品は、ネット通販で販売されています。

磯沼ミルクファームでは、若手が酪農の勉強をして、最先端の技術を取り入れているそうです。紹介されている技術をいくつか紹介します。

飲み水は、純度の高い地下水を汲み上げ、化石サンゴフィルターで浄水。牛たちは、海のミネラルがたっぷりの美味しい水を飲んでいます。

エサは「少量多回給餌」が理想。導入しているには「コンピユータ利用個体識別式自動給餌機アルファフィードⅡ」という機械。これにより、牛たちに24時間エサを与えているそうです。

更に、搾乳バーンには「オートマチック カウブラシ」が設置され、牛の意思で自由にブラッシングを楽しめるそうです。

今後は受精卵移植の最先端技術を用いて、新しい乳牛を生み出すことに挑戦するそうです。

牛舎の牛をみてすぐに気が付くのは、数種類の牛が飼われていること。今回の取材時に確認出来たのは、ホルスタイン、ジャージー種、ブラウンスイスという3種類。牛乳にそれぞれの特徴があり、製品づくりに特性を合わせているということです。

様々な工夫により、牧場は臭くない、という宣伝がありますが、今回訪問した時は、それなりの匂いはしました。日によって、時間によって、条件が違うのかもしれません。

バリアフリーではありませんが、車椅子で利用できないことはありません。ただし苦戦することが想定されるので、磯沼ミルクファームへは、介助者同行でのお出かけをお薦めします。

別稿で「八王子 夕やけ小やけふれあいの里 車椅子バリアフリー情報」を掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2016年11月の取材に基づいています)