古墳時代の復元施設 中筋史跡公園 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

中筋史跡公園

群馬県渋川市にある県指定史跡「中筋遺跡」は、竪穴式住居3軒、平地式建物、祭祀跡、垣根などが復元され、史跡公園として無料公開されています。

古墳時代6世紀初頭に榛名山が噴火し、火砕流と火山灰で多くのムラが埋没しました。榛名山噴火関連遺跡は25ヶ所ありますが、古墳時代の住居が復元されて一般公開されているのは中筋遺跡だけです。

アクセスは車が便利ですが、大きな施設ではなく、住宅街の中にあり、狭い生活道路を通行します。わかり難い場所にある史跡公園です。

中筋史跡公園には舗装路面の来園者用無料駐車場が4台分用意されています。身障者用駐車スペースの設定はありません。

中筋史跡公園

現地には遺跡の案内板が掲示されています。案内板の隣は民家です。

中筋史跡公園

中筋史跡公園の通路は舗装路で、車椅子で通行できます。復元施設は通路から未舗装路面に入ったところにあります。駐車場から最も近い場所にある復元された平地式建物には「建物内にパンフレットがあります。ご活用ください。」と掲示されています。

中筋史跡公園

入口を開けて中に入ることが出来ますが、路面が悪くドアの幅が狭いので、車椅子で復元施設の内部に入るのは苦戦します。中筋遺跡は竪穴住居や平地式建物の建築部材の多くが炭となって保存されていたため、建物の上屋構造を復元する情報を得ることができたそうです。火山灰に続いて火砕流で一瞬にして埋没したため、通常の遺跡よりも古墳時代の生活の手がかりを得ることができた貴重な遺跡と紹介されています。

中筋史跡公園

一般的な知名度は高くはなく、住宅街にある小規模な史跡公園ですが、中筋史跡公園は古代の生活を知る貴重な中筋遺跡を、車椅子で見学ができる施設です。

(本稿は2022年5月に執筆しました)