埼玉県さいたま市見沼区にある江戸時代の古民家を復元した施設です。生きている民家をテーマに、建物を活用した展示やイベントが行われる博物館と位置付けられています。観覧は無料。徒歩圏に駅はありません。入口の前に8台を収容する来館者用の無料駐車場があり、身障者用駐車スペースが設けられています。
駐車場から見沼くらしっく館の敷地内に移動します。段差はほぼない構造です。
見沼くらしっく館は管理棟と見学棟で構成されます。管理棟はバリアフリー施設です。
管理棟内のバリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、ウォームレット付き便器が備えられています。
見学棟方面へ移動します。車椅子が動くフラットな路面です。
緩やかな下り坂を進みます。車椅子で移動できる坂道です。
見学棟は「旧坂東家住宅」。1857年に建築された家です。
イベントなどが開催される前庭は、車椅子で移動できるフラットで固い路面です。
住宅の周囲は砂利路面で住宅内部は段差構造です。車椅子では家の外側からの見学になります。
外側からの見学でも、内部の様子をうかがうことができます。今回取材時は年中行事「十五夜飾り」が再現されていました。
見沼くらしっく館は、内部見学は出来ませんが、車椅子で立ち寄れる古民家の博物館です。
(本稿は2024年12月に執筆しました)