シャトーメルシャン 勝沼ワイン資料館 バリアフリー情報

シャトーメルシャン 勝沼ワイン資料館 バリアフリー情報

山梨県甲州市勝沼にある「シャトーメルシャン勝沼ワイナリー」は、予約をしてビジターセンターから醸造所を見学するコースの他に、自由見学ができる「ワイン資料館」があります。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2017年1月の取材に基づいています。

「ワイン資料館」は1904年築の「宮崎第二醸造所」で、現存する日本最古の木造ワイン醸造所です。

メルシャンが2010年に周辺施設を整備。車椅子でも楽しめる観光スポットになりました。

アクセスは車です。一般駐車場は「宮光園」の先でやや離れた場所にあります。

「ワイン資料館」の目の前に、一台分だけ身障者用駐車スペースが確保されています。タクシー乗り場の横に、パイロンが3個置かれ、車椅子利用者以外は停めがたい雰囲気がある身障者用駐車スペースです。

「シャトーメルシャン ワイン資料館」には、元「宮崎第二醸造所」の「ワイン資料館」と、ワインが飲めて買える「ワインギャラリー」、そしてテーブルが置かれている芝生の広場があります。

芝生の広場は広々して気持ちの良い空間。季節の良い時は、ここでのんびり過ごすのも悪くありません。それほどデコボコしていないので、車椅子でも広い範囲で行動できる芝生広場です。

メイン施設の「ワイン資料館」の状況です。

シャトーメルシャン ワイン資料館

建物自体に価値があります。外観は蔵造りの和風。内部構造は当時の西洋式トラスが多用された和洋折衷の建築物です。

展示は、往時のワイン製造方法の紹介や、貴重な資料である道具類など。黎明期の日本ワイン醸造物語を知ることができます。

またここはワインの貯蔵庫でもあり、7万本分のワインが眠っているということです。

ただ残念ながら、資料館内部の約半分は段差の上で、車椅子のままでは上れません。車椅子では、見えるところまでの見学になります。

「ワインギャラリー」は2010年の建物です。バリアフリー仕様でバリアフリートイレがあります。

ここのバリアフリートイレは狭く、車椅子が入るかどうかギリギリのサイズです。一人でトイレができる車椅子利用者は利用できます。介助者が必要な方は利用が難しいトイレです。

店内はフラットでスペースに余裕があり、車椅子での利用は可能です。

「ワインギャリー」は有料でテイスティングができます。

値段は一杯30mlで100円から。高いワインだと30mlで1,000円超えの銘柄があります。おつまみも販売されています。

ワインボトル販売も充実の品揃えで、ここでしか買えない限定品があります。

値段はボトルワインが1本1,800円くらいから。販売スタッフはワインの知識が豊富で、質問をすると専門的なお話を聞くことができました。

グラスやおつまみなど関連グッズも陳列販売されています。

この「シャトーメルシャン ワイン資料館」は入館無料の施設ですが、隣接する「宮光園」は、同種のワイン資料館ですが有料の施設です。そして段差のある施設です。

入場料を払って、車椅子では行けるところだけ、という「宮光園」ですが、入場料は200円です。

勝沼ワイナリー巡りの中でも、雰囲気、内容とも素晴らしい施設です。

トイレが狭いですが「ワインギャリー」は新しい施設でバリアフリー仕様です。

身障者用駐車スペースは限定1台で、車椅子では見学が無理な箇所もありますが、それなりに楽しめます。

「シャトーメルシャン勝沼」の「ワイン資料館」は、勝沼車椅子観光でお薦めできる施設です。