横浜赤レンガ倉庫・Maline&Walk YOKOHAMA 車椅子バリアフリー情報

横浜赤レンガ倉庫・Maline&Walk YOKOHAMA バリアフリー情報

みなとみらい地区の新港に並ぶ2つの施設「横浜赤レンガ倉庫」と「マリン アンド ウォーク ヨコハマ」。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

「横浜赤レンガ倉庫」と「マリン アンド ウォーク ヨコハマ」への車椅子でのアクセス方法は、「あかいくつ号」などの市営バスを利用する、シーバス(水上バス)を利用する、車を利用する、電車の駅から歩く、以上の手段があります。

平日は空いているので、いずれのアクセス手段でも大きな問題はありません。混雑する週末の日中は、以下の状況になります。

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バス「あかいくつ号」は車椅子利用が可能ですが、週末の日中は通年混みあいます。混雑時の車椅子乗車は、現実には困難です。

シーバスは完全バリアフリーではありませんが、スタッフのサポートで車椅子乗船は可能です。週末の利用は事前予約を入れ、障がいの状況や車椅子の仕様を連絡することをお薦めします。乗船料金は障がい者割引制度があります。

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両施設とも専用駐車場がありますが、週末はすぐに満車になります。「横浜赤レンガ倉庫」の駐車場は、ある程度の台数までは路上待機が可能です。

徒歩でのアクセスルートは、桜木町、馬車道、日本大通り、どの方面からでもフラットな歩道で、車椅子通行は可能です。馬車道駅、日本大通り駅からは、車椅子で10分程度です。

横浜赤レンガ倉庫・Maline&Walk YOKOHAMA バリアフリー情報

横浜赤レンガ倉庫のバリアフリー状況です。赤レンガ倉庫は段差のある構造ですが、スロープがあり車椅子での利用は可能です。

バリアフリートイレは、1号館2号館とも1Fと2Fにあり、3Fにはありません。エレベーターは両館とも1基用意されています。

イベント広場は基本的にはフラットな構造なので、車椅子利用は可能です。ただし仕様はイベントにより異なります。

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マリン アンド ウォーク ヨコハマのバリアフリー状況です。2016年開業の施設なのでバリアフリー設計です。1Fの海沿いのラインは、テラス風に段差をつけて床のラインを高くしているので、車椅子ではスロープ部を通ります。

一部店舗は1Fと2Fを店内階段でつないだ構造になっています。また2Fの動線は、ショップを通過する箇所や、特定の開閉ドアしか次のゾーンに進めない箇所がありますが、それでも車椅子での2F内の横移動は可能です。

バリアフリートイレは地階に1つ。地階へのエレベーターは1基です。

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施設内が混雑している場合、車椅子で気をつけるポイントです。

「横浜赤レンガ倉庫」で最も混みやすいのは、2号館の1Fです。週末の午後は、車椅子での通行が困難なほどの混雑状況になることがあります。

「マリン アンド ウォーク ヨコハマ」のバリアフリートイレは、女性用トイレの横にあるので、混雑時は一般トイレの行列に巻き込まれることがあります。

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「横浜赤レンガ倉庫」と「マリン アンド ウォーク ヨコハマ」は、車椅子で利用できます。週末の利用は混雑に気をつけてください。

「横浜象の鼻パーク」と「横浜港大さん橋」のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2018年10月に執筆しました)